B1 に在籍する藤井五冠の、リーグ戦今年度最終戦が本日。
今日の対戦で勝利すれば、晴れてA級昇級となり、今年四月から始まる名人位挑戦者を決めるA級リーグ戦に参加することになる。将棋ファン多くは、谷川さんの名人位獲得最年少記録の更新が期待できると、かまびすしい。一年かけてのリーグ戦で首位になって、ようやく初めて挑戦権が得られるのが、実際2023年(令和5年)の事だというのに、気の早い話である。
一方、新聞やネットで何度か報じられているように、長く第一人者であった羽生さんが、来年度は降級してB1になるので、リーグ戦での藤井五冠との対戦の可能性が低くなり、この爺としては、藤井五冠に
「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く!」
と、かつて流行った標語を送り、もう一年B1にとどまって、かつての第一人者と未来の第一人者(ひょっとしてらもう第一人者だろうが)の、真剣勝負を見てみたい気もしている。
羽生さんは、B1に降級する来年度の処遇をまだ発表していないとマスコミ報道は五月蠅いけれど、名誉名人位が決まっているだけに、リーグ戦引退という選択もないわけではないらしい。とはいえ谷川さんはB2で頑張っているという例もあるだけに、再度のA級への昇級を目指すという選択もあるのだろう。岡目八目の将棋ファンながら、気にしている。

クリックして投票を!