春の彼岸の中日
東京では、昨日桜の開花宣言。寒の戻りもあって、今年の桜は長持ちしそうだという。
大相撲春場所の話題。
先日も書いたように、横綱・照ノ富士の休場。
途端に、頼りなかった二人のカド番横関が、何やら覚醒した風な感じである。
そして思い出したのが、ミツバチや蟻の話。
比率は覚えていないが、全体の何割かが「働き者」で残りはのんびりと過ごしているという。そしてそんな「働き者」を何割か取り出すと、今まで働きもせず「無駄」に過ごしていた筈の連中が働き者になり、全体としての「働き者」の比率は、元に戻るという。
専門で無いだけに詳細はあやふやなものの、今場所の大関正代を見ていると、蟻の話を思い出す。昨日で三勝五敗と勝ち越しが苦しいかも知れないが、照ノ富士の休場以降の取り口が、まるでそれまでと違う。大関というと、二番目の地位ながら、心のどこかで無意識に、横綱に甘えているのかもしれないと思う。そういった甘えを、自身で断ち切ることのできる力士が大成するのだろう。好漢大関・正代月並みながらがんばれ!

クリックして投票を!