昨日の朝刊第一面、
「はやぶさ2号が小惑星から持ち帰った岩石に、アミノ酸が20種類以上確認された。」
とあった。これで一挙に解決とはいかないまでも
「生命の起源は、地球外からもたらされたかも?」
という説が、現実味を帯びてきたということになろうか。
私が空電研究所に就職したころは、雷放電が空気中の窒素を固定して生命の起源アミノ酸になったという説が、少しだけながら幅を利かせていて、放電実験がアミノ酸を生成したという論文もあったように記憶している。
新聞記事によれば、ビッグバン宇宙創成の時には、アミノ酸も多く存在したと理解されているものの、太陽系第三惑星・地球として出来上がる頃にはその灼熱地獄でアミノ酸はすっかり消失、その後地球表面が冷えて後、地球外から隕石などに乗ってアミノ酸が到来したというのが筋書きらしい。
それにしても、地球上の生命体の起源が地球外にあったという筋書きには、大いにロマンを感じるのは私だけではあるまい。
それにしてもはやぶさ2号の快挙、へっぽこ科学者ながら、この爺も素直に喜んでいる。

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