2022年07月13日

SATREPS 2

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私自身、自他ともに認める楽天家、気楽蜻蛉ではあるが、2013年にシンガポールに居を移したのには、それなりの根拠がある。
定年を翌年3月31日に控えた前年の10月末頃だったろうか、日本でも有数の電気機器メーカーの事業部長から
「河崎さん、来年定年なら弊社にきてあれこれ手伝ってもらえませんか?」
と声をかけられ、
「それなら、シンガポールで雷の観測を実施しながら!」
と答えさせて頂いたのが、きっかけである。その時は現地法人のシンガポール人社長も同席しておられ、大いに前向きな姿勢で喜んでくださったと記憶している。
そして定年を迎えたが、放送大学での講義を引き受けていたこともあって、すぐにはシンガポールには、出向かなかった。というのも実際どのような観測を、どんな費用でやるのかといった具体的な方針が見えていなかったから・・。そんなおり、ベンチャービジネスを支援する国の大型予算の一部が大阪大学にも支給されたと聞き、私に定年後を誘ってくださった事業部長に電話を差し上げたら、部長クラスの二人を大阪大学まで派遣してくださり、副学長と面談して
「河崎先生を支援して、シンガポールでビジネス展開したい。ついては弊社も億単位で援助するので、今回のベンチャービジネス支援の予算からも援助願いたい。」
と、私にしてみれば夢のような申し出があった。
それでも64歳の分別ある爺としては、二の足、三の足状態でいたところ八月になって、現地法人のシンガポール人社長から
「早くシンガポールに来て欲しい!」
との催促があり、
「それなら9月の声を聞いてから。それまでにあれこれ片付けることもあるし。」
となったのである。(この稿続く)

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posted by zen at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷の研究
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