明日は広島原爆忌
それにしても、私は全くの甘ちゃんである。
と今になってつくづく、考える。
仕入れ値を部外者に教えるなんぞは、会社を経営しようかという者の、取るべき態度では全くないと、確信する。しかしそれは後の祭り。ただ尋ねられたし、仲間だと思うから正直に伝票を見せたというのに、見た方は仲間だとは、考えてはいなかったに違いない。と今になって考えるのである。
この手の失敗を揚げればいくらでもある、
例えばいきなり給与を減らされて、
「話が違う!」
とクレームをつければ
「本社の指示だから、私達にはどうしようもない。」
との返事で、
「でも取り敢えず元の額を支給するから、それは河崎の借金ということにして、ここにサインしろ。」
と、契約書を示され、
「本社を納得させるための、形式的なものだから。」
のことばにサインをすれば、二年程後には
「サインをしてあるじゃないか!」
と迫って来て、
「返済できないなら日本にある資産の表を見せろ!」
と言い出す始末なのである。

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