今日は、長崎原爆忌。ちなみにここシンガポールは、ナショナルデー、建国記念日。57歳の若い国である。
SATREPSの話を書き始めて、弟子の恩に助けられたことを大いに感じた。
このインドネシア、マレーシアの国際会議に関しても、大阪大学にやって来て学位を取得して帰国したレディーさんの、いわば種蒔きが、おおよそ10年の時を経て実り始めているに違いなかった。そういう意味で、本当に有り難いとしか言いようがなかった。
そしてこの学会を機に、私は自身だけの努力だけではなく、こういった人脈というか、人と人とのつながりを活用してと思案したのである。
それでクアラルンプールの大学にアマールさんという、私を会議に呼んでくれた研究者を訪ね
「VHF観測装置を用いて研究する予算申請をしよう。申請のノウハウを伝授するし、研究内容についても議論するからと説得、アマールさんは当然大乗り気で、研究者を何人か募ってマレーシアの高等教育省や電力会社に申請をするようになった。とはいえそんな予算申請はすんなりと採択されるわけはなく、それでも毎週の様にリモートで会議をし続けたのである。

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