シンガポールに戻って、一夜が明けた。
年並みの疲労感はあるものの、徐々に覚醒の感はある。
術後の眼の回復は、日にち薬とやらだから、ひたすら養生に努めるしかあるまい。
つけても術後のパソコンの使いやすさ、体調(というより眼の調子かな)に依存はしているものの、総じて近距離はよく見える。近視の眼鏡は今しばらくは我慢しなくてはならないようで,ちなみに古いのをかけてみても、当然ながらまるで用をなさない。とはいえひそかに期待しているのは、半世紀昔の網膜剥離以来、俗にいう「がちゃ眼」だったのが改善されるのではないかという点。ご常連様は「がちゃ眼」の意味をご存じだとは思うが、老婆心ながら書き足すと
「左右の眼の視力が大きく異なるので、右眼で見るのと左眼で見るのでは大きさが異なる。」
という事になろうか。
今裸眼で窓の外を眺めてみれば、ピンぼけながら期待感も含めて、像の大きさはほぼ同じに思える。だから半世紀の時を経て、まともな実像が期待できそうと喜んでいる。

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