2022年の神無月・10月も終わりが近い。
そして2022年も余すところ2か月となる。
この歳73歳になって、それなりに忙しいから、或る意味有難い。
昨日も、そして今日も朝九時からリモートで会議である。
とはいえ
「便利な世の中になった!」
と、喜んでいいものか
「四六時中、縛られて不便だ!」
と、煩わしく捉えていいものか、いやはや難しい。
会議の日程決定にも、リモートなら移動時間を考える必要もなく、正味の会議時間が確保できるなら、リモートで十分と、合理的になりがち。一方、膝つき合わせて、顔つき合わせての会議なら、本音で語り合えるとの利点のあることも事実だろう。
さらには、英語での会議となれば、英語を母国語としない我々には、付いて行き難いのはやむを得ないところ。だから興味のない話題なら、ついつい聞き逃してしまうといった危険もある。
弟子の恩もあって来年4月から本格的に始まる国際共同のプロジェクト、多忙な原因となっている。そして先に述べたリモートでの会議の多くは、このプロジェクト絡みなのである。このプロジェクト主題はあくまでも「雷放電物理」ながら、参加する研究者は、大気電気科学者からコンピューターサイエンスまでと幅広く、ともすれば議論が平行になりがち、だからリモート会議では物足りないこともしばしばである。リモートで言葉の壁を越えて、意思の疎通を謀る、そんな話を明日披露したい。
(この項続く)

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