2022年11月11日

インド人の僧侶

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先日ネット新聞の記事で、9歳の時に単身でインドから日本にやってきて、比叡山で修業し僧侶になった人の記事を読んだ。サンガラトナ・マナケ師で当年60歳、インドに仏教寺院禅定林も建立されているという。その記事によれば、仏教発祥のインド今日では多くはヒンズー教徒で、仏教徒だった御父上の方針だったという。新型コロナ流行で往来が困難となっていたけれど、それまでは一年の3分の2はインドで、3分の1は日本で過ごしていらっしゃったそうだ。そして今回の規制緩和で、久し振りに日本、というより比叡山にやって来られた機会に、インタビューを受けられたらしい。つけても発祥の地のインドから、比叡山で修業をつまれ僧侶になられたというのは、最近は日本人ですらあまりお寺に出向かないという御時世を考えると、いかにも痛快(?)な気がする。
この天邪鬼爺の故郷の小学校の3年先輩に僧侶となられた方がいて、何年かインドに出向いて修行され、京都にある仏教系の大学で長く教鞭をとっておられた。私の母が小学校の教員をやっていたこともあって、子供の頃はその先輩と一緒に遊んだ、いや正確には遊んでもらったものだが、新聞記事とは真逆の修行で、
「いい僧侶になるには、発祥地のインドでの修行が大切なのだ!」
と理解していた。その先輩とは、10年近くお会いする機会がないけれど、次回の帰国時に一度訪ねて確かめてみたい気がしている。ちなみにその先輩には、夏の宿題の昆虫採集を教えてもらったのだから、子供の頃は殺生しまくりの「生臭僧侶」だったという事になろう。
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posted by zen at 01:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白
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