2023年01月24日

雷放電の観測 48

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雷放電は、まぎれもなく高電圧現象である。
しかし電力工学などで扱う、高電圧や放電と根本的に異なる点がある。
それは電荷を蓄えている雷雲内の霰や氷晶が、非常に多数で構成されているうえ、それぞれが独立しかつ物理的に離れて存在しているという点であろうか。従って雷放電を模擬するのに、平板電極や棒電極を用いて行う室内実験では、電気・電力機器の耐雷試験には意味があるだろうけれど、放電現象そのものを模擬できるわけではないのである。それゆえこういった実験を「模擬雷」と呼ぶのは、いただけないと私は本音で信じている。雷雲は蓄電器という理解も、蓄電器が絶縁された二枚の電極で構成されているのが普通なので、これまた正しくはないというのが私の主張である。確かに雷雲と大地は、巨視的には蓄電器に等価と思えるけれど、ひとたび雷放電となれば、どのような過程を経て孤立して存在している電荷が一塊となるのか、そのことを理解しない限り、雷放電現象を理解したことにはなりえないのであろう。そしてそのカギを握っているのが、双方向性リーダの進展というあの仮説だろうと、この天邪鬼爺は信じている。双方向性リーダ進展は、放電開始点の電荷保存則という、至極単純で当たり前の物理法則に基づいて解釈できるだけに、この上もなく面白い。リーダも、帰還雷撃も、K変化も、その他の現象も、同様の論理でに説明できるに違いない。
(この稿続く)
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posted by zen at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白
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