春節祭を迎えて一週間、シンガポールは雨天の日が多く、肌寒く感じる日が続いている。昨日金曜日は、久しぶりに晴れたとはいえ、それでも暑いというよりは、吹く風に心地好さを感じる程であった。北緯一度、ほとんど赤道直下だというのに・・・。
例年11月の中頃から二か月間程度は、夜間の冷房は必要ないことが多いので、今年の涼しさは驚くにはあたらないかもしれない。まぁ原因としては、エルニーニョやインド洋ダイポールの悪戯が、例年より長いのかもしれないと勝手に考えている。一方日本では、10年に一度の寒波とやらで、列車に数時間も閉じ込められた気の毒な乗客や、10時間以上も高速道路で立ち往生したトラックの運転手もいたそうだから、それに比べるとここシンガポールは
「例年より涼しくて、しのぎやすいだけ!」
という事になろうか。
昨日お世話になったグラブタクシーの運転手さん、
「日本は超寒波だそうですね。ここシンガポールは自然災害はまず無縁ですからね。」
と、得意気に話されていた。シンガポールにまでそんな日本の寒波のニュースが届くのだから、同じアジアの国とはいえ、災害大国日本の名に恥じない(?)、10年に一度の寒波なんだろう。
なんて自虐的に感心している。

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