関西空港からシンガポールに向かうScootの機内にいたのが、もう三日も前。
シンガポールのチャンギ空港には、あと二時間たらずで到着する頃この文を書いていた。
今回の一時帰国、日本に向かったのが8月30日水曜日だったから、都合9日間日本に滞在したことになる。淀川キリスト教病院での眼科検診が主目的だったとはいえ、それ以外にもあれこれ雑用をこなすことが出来たような気がしている。
まずは冷蔵庫。コロナ禍が主要因だった数年間の日本御無沙汰、その間にすっかり使えなくなってしまった冷蔵庫、友人のY君の好意もあって小型機を融通してもらい、無事稼働することが出来た。これは先日も揚げた通り四十年ぶりに再会した、HT君の貢献が一番大きい。このHT君は、母の従妹の御子息だから、この爺とはふた従弟という事になる。
そのふた従弟のHT君の思い出である。
この爺が大学生だった頃、乳母車に乗っていたところその乳母車が横転して、なんと舌を噛んでしまい、三針も縫うけがをされた。以来HT君の母上は、
「子供が寝つくまで内職をしないようにした!」
とおっしゃっていた。

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