日本に一時帰国していたことは、既にお伝えしてある。
つまるところ一昨日には、シンガポールに戻っているのだが。
さて今回の一時帰国、天邪鬼爺の生まれ故郷に滞在しての足掛け十日であった。
大寒の時期らしく、関西空港に着いた翌日は、今冬一の寒波という事で、常夏のシンガポールから戻った老人の身には、大いに堪えた。おまけに帰国する数日前には、30代の若者二人と、二日でおおよそ800kmを走破するという強行軍を余儀なくされ、その結果と言おうかひどい風邪を招いてしまっていた。その風邪もようやく収まりだした頃に、一時帰国で最強寒波と遭遇、さすがにぶり返すことはなかったけれど、回復は確実に遅れた。とりわけ眠りついたかなというときになっての、激しい咳込みこれは本当に辛かった。それでも日にち薬、ようやくかかりつけ医に診察していただく暇ができた頃には、聴診器を当て
「肺には雑音ありませんし、脈も順調ですから歳並み以上にお元気です。」
と誉め言葉、励ましの言葉まで頂いて、シンガポールに戻ったのである。

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