「株価がバブル期の最高値を突破」
漸く失われた30年も幕を引くかと、マスコミ報道。
一方で、一般大衆には好景気感は伝わってこないとの報もある。
それでも日銀総裁は、
「デフレというよりはインフレです!」
と、景気好転を強調したいようだ。
今回の株価高騰の因は、円安、金融緩和、中国の不景気、それに戦争(ウクライナ侵攻とパレスチナ攻撃)あたりだろうか。いずれにしても、好景気でない株価高には、何やら不思議な感がしてならない。おまけに日本企業の海外との競争力が低下しているといわれている今日、日本の景気が良くなる筈もなかろう。唯一の救いは、観光客のインバウンドながら、それとて円安のおかげ。古い話ながら、明治維新の頃日本の美術品が沢山海外に流失してしまった、あの状態と似ているのかも知れない。

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