2024年08月17日

熊が怖くrて

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今宵は、盆踊りの17夜
昨夜までで大半の町内の盆踊り大会が中止で、今宵は水間観音の境内が盛り上がる。
と言っても20年以上も田舎の盆踊りはご無沙汰だから、今でもあの頃と同じように17夜の催しがあるのか、気になるところである。


古い話のついでに、私が修士課程二年生だった頃の思い出話を少し。
私達の年代は、俗にいう「学園闘争世代」で、厚かましくも大学の先生方と自分達とをついつい同格視しがちであった。後に大学教官になって教授職を拝命(この言い方も古く本来なら使うべきではないのだろうが)すると、研究に全精力を注ぐ時間がほとほと限られてしまうので閉口したが、若気の至りもあって修士学生時代には、指導教授の不勉強さにはついついあきれたものであった。あきれるだけでなく、面と向かって批判したののであった。この態度は私だけではなく、同じ研究室の博士課程学生の先輩や助手の先輩達も同様であった。
そしてその年の秋の電気学会の研究会、確か二泊三日で蓼科高原で開催された。当時はまだ国鉄といった時代で、国鉄の最寄り駅(確か蓼科だった?)から乗り合いバスに揺られて、蓼科高原に向かった。宿泊は貸別荘で、先輩方と四五人で共有した。そのバスの中でのたわいない会議で、
「別荘にいたら熊が出てこないかな?」
と先輩が仰り、私は軽い気持ちで
「熊が怖かったら、大学にも行けんで!」
と返したら、一瞬で先輩方がシーンとなって白けてしまった。私達の所属していた研究室の教授が故熊谷教授で、我々は「熊さん」と呼んでいたのだが、私はそんなつもりで言ったのではないのに、はねっ帰り世代の先輩たちは、びっくりされたようなのであった。この一件以来、
「威勢の良い筈の先輩たちが・・・。」
と、私はある意味白けてしまったのである。50年も前の事件である。

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posted by zen at 12:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白
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