昨日、亡き母の従妹二人との会食の機会に恵まれた。
祖母と彼女達の父上が姉弟の関係で、母の従妹とは言え年齢的にはこの天邪鬼爺に近く、子供の頃はよく遊んでもらったものである。これまでだって決して没交渉という状態ではなかったけれど、それでも私がシンガポールに住んでいる関係上、ついつい疎遠になりがちであった。ところが母の従妹のうちの一人のお孫さんが、大阪大学の理学部物理学科に入学し大学院に進学希望という事で、
「大学院に進学いうんで、相談にのってもらえるかなぁ?」
の依頼があり、昨年八月の一時帰国の折出会ったのが契機で、その後一時帰国の度に集まるようになっていた。そして今回は母の従妹のうちの一人、広島に嫁いでいるのだが、はるばるやって来てくれたのである。という次第で総勢11名の大会食。当然理学部に進学している当人もいて、大学院入試には合格したとの嬉しい報告もあった。
会食の間中、互いの懐かしさも手伝って話が弾んだ。とりわけ二人の母の従妹とこの爺の年齢が近い関係もあって、子供の頃にかえったような錯覚を起こしていた瞬間もあった気がしている。

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