2024年10月24日

タトゥ

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シンガポールに住んでいることは、この場で何度も申し上げてきた。
北緯一度、ほぼ赤道帯だけに卑猥な意味ではなく、「肌の露出度」の高い人をよく見かける。かくいうこの私だって、職場に出かけない日には、半ズボンで街中まで出かけることも少なくない。そして半ズボン・タンクトップシャツの彼、彼女の腕や太もも、ふくらはぎにタトゥ(日本風にいうと入れ墨かな)を見ることが多い。タトゥと言っても、日本の刺青のように色艶やかではない。濃紺とでもいえそうな色で、落書きっぽいのも多いし、メモのような文字の書きなぐりもあったりする。まぁ稀に日本の刺青のように。きちんとした絵柄のもあるけれど、いずれにしても色はついてはいない。
このタトゥで思い出すのは、群馬県の藤岡で雷観測をした時の事(1986年)。これも何度か紹介しているが、名古屋大学の空電研究所の雷観測は、観測バスで出かけて行って、バスにしつらえられたベッドでの宿泊であった。観測バス自体冷暖房完備だから、宿泊は問題無いのだが、風呂(シャワー)とトイレには毎年のことながら、それなりの苦労をした。この藤岡の場合は、街に銭湯がいくつかあって助かったのだが、逆に大いに驚かされたことがあった。それは裸になって洗い場に一歩足を踏み入れた時、湯煙越しに何人かの背中に艶やかな入れ墨を見たことであった。
「さすが上州、国定忠治の生まれた土地だけのことはある。」
と、妙な感心をすることになった。入れ墨の二人の間に座ってかけ湯するのも、恐る恐るではなかったろうか。今となっては、懐かしい想い出でもある。
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posted by zen at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活
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