神無月もあと三日。2024年もいよいよ、余すところ二か月か!
日本の友人から
「ようやく秋も深まってきました。」
と、ビデオレターが送られてきた。
シンガポールに長く住んでいると、秋の深まりなんぞという風情には全く縁遠くなってしまっている。それだけに頂いたビデオレターには、あるいみ感激(?)した。だからシンガポール在住の日本人数人に、早速おすそ分けした。
この時期の思い出に、大学四年生だった時のことがある。
ひょっとしたら11月の中頃だったかもしれないが・・・。
それは同じ研究室だったY君の車で、京都・大原に紅葉狩りに出かけたことである。平日の午後だったと記憶しているが、Ka君、Ku君とわいの四人で
「大原に行けへんか?」
という事で話がまとまり、研究室を抜け出したのである。
大学四年生で研究室に配属されていたから、そんな自由も許されていた、というより時間管理は自己責任だったのであろう。
落柿舎を、Ku君は面白半分
「おちがきしゃ!」
と言って、ひとり悦に入っていたのが懐かしい。
帰路はキャンデイズの歌を聞きながら、吹田キャンパスに急いだ。

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