金沢のホテルに戻っている。
ゲーヤンは病院の診察が月曜日にあるという事で、昨日11時頃大阪に向かった。
ユーサンと天邪鬼爺はもう一晩機会を待つという事で、金沢にいる次第。
天気予報の通り、昨日土曜日の早朝から寒波がやって来て、時折霰が降ったり、沖に稲妻が見えたりと、期待はさせるのだがロケットに点火して誘雷を狙う機会は日曜日の夕方まではまだない。
ところで北陸・金沢の天気、降雹と晴れ間が周期的で、ゲーヤンとユーサンには珍しかったようで、やけに感激していた。それに気長に機会を待つというあの姿勢、
「研究姿勢、気長に、気長に」
と、ゲーヤンの印象である。そういえばレーザー誘雷を、阪大レーザー研と共同でやっていた時、ある教授の先生
「気象屋さんは気が長いねぇ!」
と感心されていたのを思い出した。同じ大学人でも、自然を相手の研究と工学の研究ではすっかり違うのは止むを得ない。ともかく誘雷の成功をひたすら願う爺である。

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