二週間近く預かった大型犬クルン。
そのクルンが急死したのは二月初め。
そして昨日はその飼い主さんのお宅を訪問した。
訪問にあたっては、霊前にお花でもと家人が提案し、自宅近くの花屋で買い求め持参した。
まさか日本のように菊の花束というのもどうかと考え、店員の方に
「私達は日本人で、この国シンガポールの習慣を知らない。どんな花を持ていったらいいのだろう?」
と相談した。若い店員さんは
「私もよく知らないから・・。」
と店の奥に入って行って、多分店長にでも相談してきたのだろう、何種類かの花を組み合わせた花束を持ってこられて
「これでどうぞ。」
と差し出してくださった。思っていたよりは高かったけれど、素直に従って代金を払った。
そしてクルンのうちに到着、六歳のお嬢様が出迎えて下さったので
「これをクルンちゃんに供えてください。」
と手渡したら
「クルンちゃんは死んじゃったから、どうしてあげればいいのかなぁ?」
と可愛い言葉が帰って来た。合掌

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