関西空港・シンガポール(チャンギ空港)便の機内にいる。例によって関西空港の離陸時は、既に寝落ちしていた筈で一切の記憶がない。機体の揺れで目覚めて随分眠ったと思うのに、時計によればまだ4時間も経っていない。ただ今回の帰路は、いつもの様な高揚感は、湧き上がってこない。
それにしても、今回の一時帰国は、後半になって散々であった。
先日も書いたように、突然の失語症(いささか大仰ながら)に引き続いての風邪。関東の超乾燥が喉を虐め、その結果風邪を誘発したに違いない。あの程度の乾燥で、風邪にまでなるとは、76歳の爺となって体力も落ちているのだろう。やきがまわったと咋日も書いたように、「体力過信は禁物!」であろう。
貝塚の自宅から関西空港までは、いつもの様にHIROTAKA君父娘に送ってもらった。HIROTAKA君は、母の従妹の長男だから、この爺とはふた従弟という事になろうか。もう還暦も過ぎ(てるんやろうなぁ!)初孫も出来ている。ただ彼が10数歳のころから長く会ったことがなかったけれど、三年前にひょんなきっかけから、一時帰国の度に会食するようになった。早い話50年半世紀の無沙汰を一挙に埋めて、あたらめての親戚付き合いとなり、「血は水よりも濃い!」を実感している。

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