今日は新聞記者さん、特に「科学担当」のお歴々へのひとことやで。
ひと言に「科学」と言うても、物理、化学、生物、天文、地学…と分野は広い。
専門外の話題を取材せなあかんこともあるやろ、それはわかる。
せやけどな、あんまりにも真贋を見極める眼ぇが育ってへんのとちゃうか、と言いたくなる記事がよう目に付くんや。
まずは、こないだ話題になった「拍手の音」の研究や。
いろいろ実験して定量的に結果出して、論文としては立派なんやろ。
けど、それが新聞で「おおごと」に取り上げられるような話かいな?
言うたら悪いけど、高校生の自由研究と紙一重ちゃうんか?
いやいや、研究した本人たちにケチつけとるんとちゃうで。
まじめに取り組んではることには、素直に敬意を表する。
問題はそれを「大発見!」みたいに持ち上げる新聞記者さんのセンスや。
もうちょっと、取捨選択に知恵絞りなはれ、って言いたなるんやわ。
それから、もうひとつ。
こないだから報道されとる「ドローン誘雷」が、新しい避雷法になるちゅう話。
これも正直なところ、話半分で聞いといた方がええと思うんや。
あの実験、冬の雷シーズンにドローン飛ばしてるけど、
ちゃんと誘雷になってるかどうか、わてには疑問残るで。
わては天邪鬼爺やけど、ドローン誘雷そのものを否定する気はないんや。
せやけど、「まだ成功とは言い切れん段階やろ」という認識のまま、見守るのが科学的態度とちゃうか?
ほんで意地悪うみたら、ドローンで誘雷出来たちゅうてる人の、唾つけみたいな気もする。
それを「画期的!」とか「新技術誕生!」みたいに持ち上げる報道は、
どうにもこうにも気持ち悪うてしょうがない。
というわけで、科学記者の皆さん。
「真贋を確かめる眼ぇ」、そろそろ育てましょや。
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