昨日の長崎原爆忌は、衛星テレビの生中継で見た。
石破総理の挨拶は、広島原爆忌に続き、今回も胸を打つものだった。
失礼ながら以前は「意外とやるやんけ!」などと評してきたが、今回はそれを撤回せねばなるまい。
参議院選挙の敗北を受け、党内で「石破おろし」が吹き荒れる中でのスピーチ――まさに起死回生を狙った一打であったはずだ。
先日も書いたが、石破総理の語り口は実に訥々としていて、これまでは正直、
「政治家らしくない演説だ」
という印象を持っていた。
だが、訥弁であっても中身さえあれば、人の心に響き、訴えることができるのだということを、今回あらためて証明してみせた。
「浦上天主堂の鐘」や「長崎を最後の被爆地に!」に加え、核拡散防止条約への踏み込んだ発言――原爆忌にふさわしい内容であった。
この総理を引きずり降ろそうとする同僚たちの心の無さは、まことに嘆かわしい。
二十年ほど前、「自民党をぶっ潰す!」の一言で党勢を立て直した総理大臣がいたが、天邪鬼爺に言わせれば、石破氏はあのお方以来の「骨のある総理」である。
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