2026年01月28日

SSHを考える

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何日か前のブログで、母校の高校の SSH研究課題発表会 に行ってきた話を書いた。
ほんでな、今日書きたいことは、実はその話と、昨日触れた 「国際卓越研究大学」 いう、国を挙げての一大プロジェクトと、根っこでつながっとるんちゃうか、という 天邪鬼爺なりの皮肉たっぷりの警鐘 や。
母校は SSH、Super Science High School に採択されて、いま 三期目。
一期が5年やから、もう 14年も続いとる ことになる。
逆算するとやな、この取り組みが文部科学省の肝いりで始まったんは、ちょうど 「失われた20年」 なんぞと呼ばれ始めた頃や。
そのさらに10年ほど前には、大学相手に 超大型の競争的資金 の公募があった。
結果どうやったか。
目に見える成果が山ほど出たか言うたら、正直そうでもなくて、
わての記憶に強う残っとるんは、若手研究者がえらい消耗した っちゅう事実や。
これも前に書いた話やな。
あれが始まった頃も、やっぱり 「失われた10年」 がはっきり見え始めた時期やった。
日本が世界第二位からずるずる転げ落ちて、右肩下がりが止まらんようになって、
有識者の 大先生方 やら、政府の オヤクニン様達 が、
「我が国の『知の創出』が目減りしとる!
 これを挽回するには、大学改革に加えて、
 大型予算で大学に活力を与えなあかん!」

と考えはったんやろう。
ほんで、それから十年ほどして、
「高校生の頃から科学に目覚めさせて育て、
 大学に有能な人材を送り込もう」

ちゅう理念で走り出したんが SSH や。
まぁ、「鉄は熱いうちに打て」ちゅうことやったんやろな。
ところがどっこい、気ぃついたら 失われた30年 や。
それが今日や。
オヤクニン様にしてみたら、
「これだけ金かけとるのに、なんで成果が出ぇへんのや?」
ちゅう疑問が湧いてくる。
一方で、有識者の大先生方は、
「大学には、使える研究費が少なすぎます!」
と返す。
その応酬の末に生まれたんが、
例の 「国際卓越研究大学」 いう取り組みやろ。
ほんでな、文部科学省から漏れ聞こえてくる話を総合すると、
SSH も 四期目 からは、今までとは方針を変えて、
「目に見える成果を出せ!」
ちゅう色合いが、だいぶ強なるらしい。
せやけどなぁ。
そもそも SSH の本来の狙いって、
高校生でも、きちんと議論できる習慣を身につけさせること
やったんちゃうんかいな。そういう意味では、わての後輩たちは十分議論できるようになってるでぇ。
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posted by zen at 01:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の主張
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