建国記念日。
日本では旗日や。
太平洋戦争前は「紀元節」ちゅう、ずいぶんとご立派な名前で呼ばれとった祭日やった。
戦争に負けて、この日はGHQの顔色をうかがいながら、しばらく棚上げ。
「触れたらあかん日」になっとったわけや。
それが1960年代半ば、わてが高校2年か3年の頃に、
「もう戦後ちゃうやろ」
ちゅう空気に押されて、何食わぬ顔で復活しよった。
反省が済んだからやない。時間が経ったからや。ここ、間違えたらあかん。
わての高校では、社会科の先生が
「紀元節を復活させて、ほんまにええんか?」
と集会を開いて、高校生に丸投げしよった。
今ならクレームの嵐やろな。
「政治的や」「思想の押し付けや」ちゅうて。
けど当時はちゃう。考えること自体が教育やった。
答えを教えへん教師がおった時代や。
ほんで今や。
建国記念日の意味、知っとる若者がどれだけおるんやろな。
いや、若者だけやない。
ええ歳した大人でも、
「なんとなく祝日」「カレンダー赤い日」
それ以上でも以下でもないやろ。
国の出来た日ぃを祝うことが悪いんやない。
せやけど、
「何を祝っとるんか分からんまま祝う」
っちゅうのは、ただの思考停止や。
それは愛国心やのうて、怠慢や。
天邪鬼爺として言わしてもらうなら、
右や左の話やない。
賛成でも反対でもええ。
ただな、
「考えんでもええ祝日」なんて、
民主主義にとって一番あかん祝日やで。
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