2010年03月19日

街の匂い

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昨日東京に出張した。
この時期,ともすれば桜の花を楽しめたりする事もあるのだが,今年はその桜の花も未だの様である。昼頃少し自由な時間が出来たので,九段下から千鳥ヶ淵を歩いてみた。桜の花の咲く頃となれば,昼日中からの,場所取りのござやブルーシートが,興を覚まさせるその辺りも,夜桜を楽しむための照明を準備する電気工事屋さんが作業している程度で,人通りが少なかった。そして陽射しの柔らかさとは裏腹に,吹く風は冷たかった。それでも桜の木々は,確実に開花の準備をしているようで,つぼみが淡いピンク色に色づいていた。あと一週間もすれば,開花宣言もあるに違いない。そんな期待感を友人に話し,タイミングが合えば,今年は東京で花見としようかと持ちかけたら,花見は賛成だけど,
「この街東京には,匂いが無いからねぇ。」
とやけに感傷的な答が返って来た。
「街に匂いが無いってどういう意味なの?」
と問い糾す私に
「東京には大勢の人がいて,なにもかもマニュアル通りで動いてる様な気がする。ファッションについてもそうで,皆が同じに見える。だから新しい発見や感動が何もないんだなぁ,この街には!」
とのこと。私は
「じゃぁ,大阪は?」
と重ねて見ると,
「大阪は,そういう意味ではマニュアル化の途中じゃないか?」
という。だからまだ救われると言いたいらしい。
かつて東京には空が無いといったのは,高村光太郎氏の妻女智恵子さん。友人の,東京には匂いが無いの言い回しも,言い得て妙に違いない。
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posted by zen at 07:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内旅行
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