ダーウィンの街に来て,この15年間で大きく変わったと感じる。
何といっても,街自体随分と俗化というか商業化してしまったというか・・・。
豪州北端のこの地は,本来静かな田舎街で,確かにリゾート地ではあったのだろうが,もっと素朴だった様な気がする。しかし,天然資源が豊富なこの地は,この15年間の間に,ある意味空前の活況状態となり,バブル期だった頃の我が国を彷彿させる。
1995年10月末日,成田から夕方この地に到着した時のこの街の風情は,すっかり失せてしまっている。当地の人にとっては喜ぶべき事なのか,憂うべき事なのか・・。ダーウィンの街としては,経済的には潤って入るのだろうが,私個人としては,憂うべきと感じてならない。これも旅の空ゆえの郷愁だろうか?

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