我が家の冷蔵庫、火曜日の夜だったか、いきなり冷えなくなった。
大家の代理人に連絡したら、URLを知らせてきて
「このURLを通じて、修理を自分で依頼して欲しい。経費は契約通り、250ドル以上の経費に関しては、大家が持つから。」
という。
この地で冷蔵庫の無い生活は、全く考えられず急ぎURLを訪ねてみれば、俗にいうチャット対応。あれこれやりとりがあって、
「最速で土曜日午前中に、修理技術者が伺う。」
との事。もっと早くは無理かとの催促にも、土曜日が直近の開きスロットだと取り付く島もない。そして昨日約束通り昼前にやって来て
「インバーターか、モーターのどちらかの故障だろう。99%インバーターだと思う。」
と、冷蔵庫を見るまでもなく言い切って、30分足らずで
「修理完了。まぁ一日は様子を見て、また連絡をください。」
と、冷蔵庫を開けて見せ、温度表示を指さして
「ほらもう温度が下がり始めてる。インバーターを交換したから。」
と取り換えたボードを示してくれた。
この冷蔵庫、今勢いのある半島の国製で
「パナソニック、日立、東芝のはこんなに簡単には壊れなかったぞ!」
と、軽口を述べたら、
「残念ながらそれは二十年以上も昔の伝説に近い話だ。今は日本製も半島の国製も同じように壊れているよ。パワーエレクトロニクス、ディジタル技術の弱点かなぁ!」
と返してきて、締めて272ドルを要求された。
昨日も電子立国諸行無常を知らされた次第である。

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