2019年04月11日

卒業式

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先日朝日新聞インターネット版で読んだ記事。
中学1年の中頃から引き込もってしまって、登校できなくなった女子中学生、それでも今年三月無事ではなかったにせよ卒業の運びとなった。
担任の教師は
「卒業式にだけでも出ておいで!」
と勇気づけたそうだが、その女学生が学校に現れたのは、卒業式が滞りなく終わった午後になったという。やはり皆の前に出てくる勇気が出なかったのだろう。
そして一人だけで卒業式をしてもらって、そのあと校庭に出たら遠くから呼ぶ声が聞こえたそうだ。よく見るとそれは入学の時仲の良かった5人組の友達4人で、卒業式の終わった後も彼女の来るのを待っていたというのである。新聞の記事ゆえある程度は脚色もあるのだろうが、それを割り引いても良い話だと、思わず眼がしらが緩みそうになった。
ちょっとしたことがきっかけなのだろうが、中学生や高校生の不登校が絶えないときく。卒業式だからできた思いやりなのかもしれないし、もしかしたら教師の指導なのかもしれないが、それならなぜ不登校の始まった時に、この種の思いやりをできなかったのかと歯がゆく思う、春の午後である。
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2019年04月06日

上向き放電で開始する落雷 2

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つらつら考えてみるに、私が雷の研究に関わったのは、福井県三国町にある200mの煙突への落雷の研究だった。ただあの頃は「上向き放電で開始する落雷」といった理解はなく、単純に
「高いところに落ちる。それにしても多い。」
といった意識程度ではなかったろうか。
やがて名古屋大学のロケット誘雷実験にも参加するようになり、これは正真正銘の「上向き放電で開始する落雷」だったのだが、あくまでも人工的な落雷であり、実際の落雷電流を測ったり使ったりできるという点に注目していた。
大阪大学に移動する1980年代の終わりころには、福井県の美浜町での雷観測にも関わっていたが、この時は送電鉄塔への落雷が原子力発電所からの電力送電と関連して問題になっていて、それでもやはり「上向き放電で開始する落雷」といった理解なんぞではなく、冬季の雷活動の場合その低い電荷中心高度の故で、「下向き放電で開始する落雷」を引き込むお迎えのリーダーが(upward connecting leader)出易いのだといった理解に拘泥していたような気がする。ただあの観測で、ビデオカメラを複数台使って落雷を記録していたところ、5つか6つの送電鉄塔から一斉に上向きリーダーが進展している記録が撮れたのだが、時間分解能16ミリ秒の記録であったため、まだまだ真実に迫ることにはならなかった。
そして大阪大学に移動、最初の観測がトロントCNタワーへの落雷だったのだから、高構造物への落雷とは縁が深い。というのに力不足とでもいおうか、あと一歩、二歩の踏み込みが足らなかったのは、残念無念の極みである。
ただ岐阜大学に職を得て今は教授を務めている一番弟子のWさんが、「上向き放電で開始する落雷」の存在、つまりお迎えリーダー放電という以外にも頻繁にあることを指摘し、風車発電への落雷被害と関連して何人かの研究者がこの種の落雷の研究に取り組んでいる。「上向き放電で開始する落雷」は、スイス・サンサルバトーレ山頂の塔への落雷の研究に取り組んだBergerの研究が教科書にも取り上げられているほどなのに、まったく身近にある高構造物から自発的に開始することもあるという理解は、Wさんの指摘が世界最初ではなかったろうか。
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2019年03月28日

臆病者アリス

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臆病者のアリスのことである。
今朝出かけに作業していると、近寄って来て寝そべっていた。私の出かけるのがなんとなく分かるらしく、出かける前にしばらく相手をしろという意思表示である。
「仕事に行く準備が終わったら、遊んだるからちょっと待っといて!」
という私に、尻尾を振ってこたえている。
と、客用の寝室で大きな物音、多分風で何かが落ちたことに違いないのだが、その時のアリスのリアクションが興味深かった。
飛びはねて私の後ろに回り込み、その後けたたましく吠え立てた。
「アリスなんか落ちたんやでぇ。、見に行くから。そこまで怖がらんでも。」
と言いながら、立ち上がる私の前を客用の寝室向かって一目散に、相変わらず吠えながら走っていく。
果たして扇風機が、風のせいでお落っこちただけのこと。
「な、アリス。扇風機が落ちただけやんか。」
という私にようやく吠え立てるのを止めた。目が会う頃には、おなかに抱え込んでいた尻尾を盛んに振っている。
「お前ほんまに怖がりやなぁ。一人で留守番してるときどうしてんね?ずっとひやひやしてんのかぁ?」
と声をかけ、ふと浮かんだのはアリスの留守番に関しての疑問である。散歩中の突風や落ちてくる葉っぱにも驚くほどのアリスである。一人の留守番の間中、緊張しっぱなしなのに違いない。
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2019年03月24日

サイの「都会恐怖症」

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久しぶりに朝日新聞・天声人語氏から。
三年前に愛媛県の砥部の動物園から、大阪天王寺の動物園に引っ越したサイが、「都会恐怖症」のために引きこもりになったそうだ。早い話自分の寝室から、出ることができなくなったというのである。ただ飼育員さんたちの苦労の甲斐あって、三年経った今ではようやく人前にも出てくるようになったそうである。それにしても、獣に引きこもりなってあるのかと不思議に思うが、現実の話だから確かにあるのだろう。これが完全な野生ならとも考えるけれど、飼われているうちに自身を人間に同化しているからかも知れない。
以前に何度か愛犬アリスの件で、やけに気が弱いのはなぜだろうと書いた記憶がある。気の弱さは、先天的なのか後天的なのか、ただ今回のサイの話題から、たぶん後天的で、成長の過程であれこれ身に付けていくものじゃないかなんぞと考えているのだが・・。
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2019年03月21日

ラップトップPC壊れた

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エジプト・アレキサンドリアに赴任以来長く使っていたラップトップPCが立ち上がらなくなった。今までに一二度簡単な修理をしたが、立ち上がらなくなったのは初めて。先月末には一応バックアップしてあるので、実質的被害そのものは少ないだろうが、10年近くなじんできた「戦友」だけに、何やら寂しい。近日中に修理屋に持っていって、データだけは最新のものまで拾い上げることにしようと考えている。
この事態を予期していたわけでもないのだが、昨年末にDELLのラップトップを買い求めて、ぼちぼちと使い始めていた。有難いことにインターネットに関係する多くの私の個人的な情報は、Google経由で、こちらの意思にはかかわらず、取り込めている。一方、背筋の凍る思いもある。というのも私自身がネットの上で、丸裸になっているような気がするから。YouTubeはあまりなじんでいるわけではないのに、一度か二度見ただけで、関連する内容のが上がって来る。プロ野球の贔屓球団も意思表示したわけではないのに、パソコン上でもスマートホン上でも贔屓球団の記事が目立つ。こんなことを書いていると時代遅れの爺と誤解されるかもしれないが、背筋の凍る思いをしているのは、この爺だけではないだろう
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2019年03月09日

アリスの留守番

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我が家の飼い犬アリスの事である。
犬種は「トイプードル」、生後14か月足らずだから、一応成犬ということになろうか。それでも未だに臆病者で、内弁慶である。このことは何回かこのブログでも紹介してきた。
プードルは、犬の中でも知能の高い犬種で、用はベランダで足すように躾けてある。時には自己主張ゆえか、相手をしないで放っていると居間でこれ見よがしに小用をすますこともあるが、意図した反抗以外原則失敗はしない。それに散歩に連れて出ても、路上で用を足すことはまずない。
「アリス、君は犬なんだからマーキングしないの?」
と問いかけても、尻尾を振るだけで、帰宅するとベランダに直行することが多い。
ただこれがである。
一人だけと言おうか一匹だけと言おうかの留守番になると、話が随分と異なる。留守番中用を足さずに過ごしてしまうことが多いのである。
最初は不思議に思っていたのだけれど、最近ふと気付いたことがある。
何度か述べているように、アリスは非常に臆病者であるのだが、だから他の犬のマーキングには用を足せないのじゃないか。それに一匹だけの留守番だと、ベランダでの用足しも怖いのじゃないだろうかと。本当のところは、現時点では闇の中ながら、たぶんそんなところなんだろう。
というのも、留守番後の最初の小用の量は半端じゃなく
「アリス我慢してたの?体に悪いで!」
と言いたくなる程なのだから。
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2019年03月05日

金正恩帰る

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金正恩委員長が、「傷心(?)」で帰国されたという。
帰国の際には、北京にも立ち寄らなかったと、ネット新聞が速報していた。
それにしてもベトナム・ハノイから、遠路はるばる北朝鮮・平壌までの鉄道の旅、専用列車とはいえ丸二日はかかるだろうから、本当にお疲れ様である。
おりしも、大河ドラマではスウェーデン・ストックホルムへの旅が今秋日曜日の話の中心で、シベリヤ鉄道を経由しての2週間余りの行程で、何やら金正恩委員長の汽車の旅を予感させた。加えて私は戦前の「張作霖暗殺」の盧溝橋爆破事件を思い出したという方が正確かもしれない。やがて太平洋戦争に突入していくことになる、愚かな事件なのだが、北朝鮮の今日には、戦前の我が国を彷彿とさせる何かがある。
こんなことを考えていたら、これまたインターネット新聞の見出し記事に、
「金正恩爆破暗殺のSNS、中国当局はすぐに削除」
というのがあって、やっぱりなぁと一人合点している。
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2019年03月01日

小競り合い四題

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インドとパキスタンが小競り合い。
お互いに戦闘機の撃墜や。大きな戦争には並んでほしいもんや。
小競り合い中たら、大阪府の知事が議会で
「バカ静かにせんかい!」
とどなったそうや。こちらは政党間の小競り合いが昂じての小競り合い。
知事や市長を辞職してまでの騒動に発展しそうか・
米朝両首脳がハノイで小競り合い。
二年前までは罵り合っていたのが、昨年の会談で「蜜月」と吹聴するほどになっていたのに・・・。まぁ互いの思惑だけの「蜜月」やから、ほころびはすぐに出るもんやろう。
国内でも、官房長官と新聞記者の小競り合い。
「あなたにこたえる必要がない。」
とまで官房長官に言わせるのだから、立派な記者さん。
なんでメディアがたたかない。世論が盛り上がらない。
小競り合いのままでは、圀が良くならない。
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2019年02月19日

アリスの公園デビュー

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我が家の愛犬「アリス」のことである。
御近所のちびっこに
「アリスを連れてピクニックに行こう!」
と、誘ってもらった。このちびっこアリスを可愛がって下さるのだが、その臆病ぶりには愛想をつかし気味なのである。早い話マンションの敷地を散歩させても、大型犬は言うに及ばず、小型犬に出会っても固まってしまうのである。さらにはご自慢であるはずの尻尾を巻き込んでしまって這いつくばり、まるで匍匐前進のごときでしか進めなくなるほどの、内弁慶なのである。それで
「パシリスパークに連れ出せば、元気に走り回るかも?」
と思案したに違いない。そして一昨日日曜日、お弁当を持ってのピクニックとしゃれこんだ次第。
ただ大勢の人がいるようなところでは内弁慶のアリスが委縮してしまうだろうと、少し距離をおいたところにレジャーシートを二枚ばかりおいて場所をとった。
予期されたことだが、アリスはレジャーシートの周りを飛びはねるばかりで、なかなか我々から離れようとしない。委細かまわず我々はおにぎりやホットサンドにぱくつき、ピクニックを楽しんだ。食事が終わるころアリスのおもちゃを取り出し、少し離れたところに投げれば、これは見事に応じてくれた。なんといっても、自宅と環境が変わらないだけに、内弁慶には有難いのだろう。ただその遊びもすぐに飽いてしまって、あまり反応しなくなったけれど、やがて少しずつ独り歩きを始め、その距離が長くなり最終的には10mほど先まで、走って行っては戻るを繰り返すようになった。
「成長、成長」
と喜んでいたら、いきなりアリスがえらそうに吠えだした。たまたま一人の観光客が私達のそばを通りがかっただけで、アリスにしてみれば多分縄張り意識で吠えたのだろうが、これも多分成長に違いない。
そして最後にちびっこがアリスを抱いて100mほど先の砂浜まで歩いて行き、そこでアリスを解き放ってくれた。するとアリスは、我々に向かって疾走するではないか。まるで野生の獣のごとき疾走で、ちびっこは面白半分だろうが
「アリスが野生に戻っちゃう!」
と嘆いた見せた。
「そりゃー取り越し苦労ってもんでしょう!」
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2019年02月11日

Everybody's Birthday

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当地の友人から朝の挨拶。SNSに画像を添えて。
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その画像によれば、太陰暦正月七日は、「人日(Ren ri)」と呼ばれ、全ての人の誕生日にあたるという。Everyone’s Birthdayなのだそうだ。
こういった習慣は多分中国からのだろうと考えて尋ねれば、まさにその通り。今日では中国本土ではあまり気に留められないらしいが、ここシンガポールでは伝統を守っているとは、友人の答え。獅子舞(Lion Dance)だって御同様で、彼らの松の内に当たる太陰暦正月九日までは、結構活発にあちこちで楽しめる。確かに昨日日曜日は、朝からドラムの音が6階の我が家まで聞こえていた。日本国内では、既に消え去りつつある正月の風情である。190212 人日2.jpg

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