2022年09月18日

風よあらしよ

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
来年で、関東大震災発生から100年となるそうだ。
だからというわけでもないのだろうが、いまNHKのBS放送で、大杉栄と伊藤野枝のドラマが放送されている。タイトルは、「風よあらしよ」で原作は村山由佳。関東大震災の混乱に乗じてというべきだろう、憲兵に拉致され殺害されたと、高校の歴史では習った。歴史で教わったのは、無政府主義者・大杉栄が殺害されたことで、伊藤野枝に関しては、習った記憶はなく、後に知ったという報が正確であろうか。
それにしても大正デモクラシーの時代にそんな事件が起こったとは、いや大正デモクラシーの時代だから起こったのかも知れない。日本の社会全体が軍国主義に向かって進んでいる時代だったのだから。そして今日、譫語2年を経ていきなり軍国主義には走らないにせよ、何かのきっかけで走り出しそうな雰囲気もあり、NHKとしての精一杯の警鐘なのかもしれない、何ぞと危惧している天邪鬼爺である。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 01:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2022年09月13日

通園バスの悲劇

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
通園バスに置き去りにされた園児が、熱中症でなくなるという惨事が続いている。一番直近の事例では、携帯していた水筒の水がすっかり飲み干されていたというから、痛ましくて目頭が潤む。そして引率した先生や運転手さんが、どうして最後にもう一度点検しないのだろうと、不思議でならない気がする。人手不足で、アップアップという答えが、返ってきそうな気もするが、ただ手がないから点検できなかったとか、確認できなかったとかいった説明では、残された園児がたまったもんじゃない。
こんな風に思案を巡らせていたら、この種の事故は我が国に限ったことではないらしい。スクールバスや通園バスの先進国(?)のアメリカ合衆国や、ヨーロッパではドイツでもあると新聞記事があった。お隣の韓国でもあるのだそうな。だからその対策として、バスのエンジンを切ったら警報ベルが鳴り、そのベルを止めるにはバスの後部まで行って、スイッチを切らねばならないるという装置も取り付けていると報じていた。ただスイッチがあったとしても、なおざりな形の後部移動なら、やはり事故は無くなるまい。人為ミスというのは、どれくらい丁寧に対応しても可能性は低くできても、全く無し・完璧とは神様でない限り不可能だろうから。
愚痴はさておき、他の国でも似たような事故があるからと言って、ほっとしているわけでは決してなく、より良い方法はないものだろうかと、天邪鬼の爺なりに思案を巡らせている次第なのである。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2022年09月09日

エリザベス女王逝く

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
重陽の節句
イギリスのエリザベス女王が亡くなったとの報。
96歳というから随分とご高齢ながら、人生100年時代を象徴するご長寿であった。
改めて合掌!
平成天皇、今の上皇様とは6歳違いで、俗っぽく言えば姉御、同じロイヤルファミリーという立場で支えてくださったらしい。ネット新聞によれば大戦後50年を経た1990年代、英国で日本軍の取った英国軍人捕虜に対する責任を、追及する動きのあった際に、上皇様が英国の晩餐会で責任を詫び、以後沙汰止みになったのも、英国王室のおかげなんだろう。比較的執念深いアングロサクソンにしては、大騒動にならなかったのだから・・・。
これがお隣の国との戦後処理、未だにくすぶり続けているのとは対照的であろう。確かに我が同胞は、半島の国に対してついつい上から目線の対応をするからかもしれないけれど、一方で我が国を理解する責任ある立場の人が、半島の国に居ないこととも関係しているような気がしている。とはいえ戦後77年も経った太平洋戦争、本当の意味の戦後処理は未だに終わっていないのかも知れないなぁ。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2022年09月07日

ヤングケアラー 2

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
小学校3年生だったか4年生だったか覚えてはいないけれど、学校から帰ると祖母が玄関先にいて、
「善一郎、学校から帰ったんか?」
と迎えてくれた。その頃には、私がおばぁさんと呼んでいた祖母の妹と一緒にいるのが普通なのに、なぜか祖母独りであった。私は適当に返事をしてランドセルを置きに家に入ってびっくりした。台所のあちらこちらに祖母の大便が転がっていたのである。私はそれまでにも、おばぁさんが祖母の不始末を片付ける有様を眼にしたことがあったあぁので、ぎょっとした半面、
「このまま放っておけへんなぁ、片づけなしゃぁ無いなぁ。」
と、考えた。ただその前に向かいのT家に行って電話を借り、小学校に電話をした。
電話口に出た母に
「あぁちゃん、おばぁちゃんウンチもらしたぁるで。」
と告げたら、母は
「私が帰ったら片付けるよって、そのままにしときなさい。踏んだりせんよう気ぃつけや。」
と応えた。それでも家に帰った私は、祖母の漏らしたウンチを拾い、雑巾で畳を拭いた。
その様子を見ていた祖母(おばぁちゃん)は
「善一郎、掃除か?ご苦労さんやなぁ。」
と、声をかけてきた。私は
「おばぁちゃんのウンチやんか。しっかりしてぇな!」
と返しながら、おばぁさんのしていたように、祖母の二の腕をつねった。それでも祖母は、痛いというそぶりも見せず、にこにこと笑っているだけだった。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2022年09月06日

ヤングケアラー

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
近年、ヤングケアラーが社会現象の一つとなって、あれこれ議論されていた。とはいえ一朝一夕に解決するような社会問題ではなく、最近どこらあたりまで議論が進み、対策(お役所の対応)ができているのかなと気になりつつも、ついついなおざりになっていた。  
それが今朝、ワンコたちのウンチ、おしっこを片付けしていたら、ふっと思い出した。
ちなみに我が家のワンコ、母親のアリスは原則、バルコニーで用を足す、散歩中には、いやはや頑なになって、用を足すよう勧めても拒む。散歩を終えて家に戻ると、まあっ先にバルコニーに走るから、行儀良いのだか悪いのか、はなはだ疑問である。一方娘のシロ、朝の散歩では、大小きちんと用を足すし、夕方の散歩も同様である。一方昼我々のかまわ無い時には、アリスと同様バルコニーで用を足す。夜中も一人で起きてバルコニーに行っている。一方、かまって欲しくてやって来た時、適当にあしらうと目の前に座っておしっこをするから、これはワンコのくせして確実に確信犯である。
さて今朝、夜中のうちにワンコたちのウンチ、おしっこを片付けしつつ思い出したのは、祖母の事である。私がおばぁちゃんと読んでいた祖母は、還暦を過ぎる頃から老人性痴ほう症を患った。私の小学校入学当時は、まだそれなりに大丈夫だったけれど、私の小学校二年生を終わる頃には、いよいよだめになった。ともすれば粗相をするようになったのである。私の家は母が小学校教員をしながらの母子家庭で、祖母、母そして私の三人暮らしだった。祖母がおかしくなってからは、私がおばぁさんと呼んでいた母の妹が、原則一緒にいて粗相の始末などをして世話をしていた。おばぁさんは妹なりに姉の現実が歯痒かったのだろう、つまり粗相をする祖母が歯痒かったのだろう、
「ねぇちゃん、しっかりせなあかんやんか!」
と叱りながら、粗相をした祖母をつねっていたりした。私自身古希を越し、おあばぁさの歯痒さも理解できるけれど、当時の私の理解は
「祖母が粗相したら、つねって教えるんだ!」
程度であったろうか。(この稿続く)

lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2022年09月02日

二百十日に思う

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
昨日は、俗い言う二百十日。そして関東大震災の日。
まず二百十日に関していうなら、今日びの台風の挙動が摩訶不思議。
太平洋を西に進み、中国大陸に行くかと安心していたら(中国の人には申し訳ないが)、東シナ海で勢力を盛り返し、今度は沖縄を目指して北上するという。今後の進路予想では、沖縄を襲い、その後鮮半島に向かうとあるが、東寄りに進むと九州の西側を巻き込む可能性もありそうな気もする。昔は、二百十日もそれはそれなりに、秋を実感させる風情のある「風物詩」だった筈だが、今日では全くない。それもこれも、地球温暖化とやらで、九月の声を聞いてもまだまだ暑い日が多く、二百十日も暑い盛り、迷走台風となっているのだろう。
続いて関東大震災、地震に関していうなら、私の実際経験したのは阪神淡路大震災と、東日本大震災。幸いというべきか熊本の地震はシンガポールに滞在中で、報道を通じてしか知らない。とはいえ、昨今の大地震の多さ。昨今は、地球の活動期という報もある。地震の多さは日本には限らないようで、だからこそ地球全体活動期ということなのだろう。それにしてもこんな活動期は、全く有り難くない。可能なら願い下げしたい次第である。
lanking.gif
クリックして投票を!



posted by zen at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2022年09月01日

ゴルバチョフ氏逝く

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
長月朔日
ロシアのゴルバチョフ元大統領が亡くなった。
東西の冷戦を終結(1989年)させたと、当時は高く評価されたものだ。
ただあの頃、以前このブログでも紹介したように、中国の研究者・郭さん、ロシア生まれのアメリカ滞在研究者・マズールさんと、私を含めた三人での議論を思い出す。それはケ小平の経済開放ながら政治的にはきつい縛りの中国型の政策が良いか、ゴルバチョフのロシア型政治開放が良いかといった議論で、ロシア人のマズールさんは
「ケ小平の政策が良い!」
と主張し、郭さんは
「ゴルバチョフの政策が良い!」
と主張、日が代わるまで議論が続いた。
そしてそれから30年、今となってはロシアも中国もやりたい放題で、御両名の主張はどちらも正しかったし、どちらも誤りであったということになろうか。
この天邪鬼爺、民主主義はともすれば今日の我が国のような衆愚政治につながるし、これまた共産主義、社会主義は今日のロシアや中国のような一党独裁につながると理解している。早い話いずれも一長一短、だから民主主義国家では、一般大衆は政治家センセイに丸投げしていてはだめだと考えているのだ。
ともかく、ゴルバチョフ氏のご逝去に合掌。
ついでにと言っては何だが、京セラの稲盛さんも何日か前に亡くなった。国の内外で歴史を作った方々が相次いで亡くなり、時代の移り変わりをしみじみ実感している。併せて合掌。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2022年08月27日

またまた改竄事件 4

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
データの改竄が後を絶たないこと、技術立国日本の名も風前の灯かも知れないことを書いてきた。
それにしても、いつかは改竄の明るみに出るだろうことを、どうして気付かないのか、不思議でならない。こう書くと、
「改竄が明るみに出ないなら、やっても良いのか?!」
と切り返されそうながら、当然いつかばれるからやってはいけないのではなく、自分達の設計・製作した製品が、設計通りの機能を発揮するために、必要な性能試験をしているから、そんな試験でうそをついてはいけないのである。そしてそんなことは製造にかかわる者なら自明の事というのが、この爺の本音なのである。さらにいうなら人間の設計・製作した製品だから、仕様通りに出来上がっていても、思わぬ誤動作のあったりするのが、人の手になる物。完璧、万全はあり得ないのだから、試すことのできる、確かめることのできる最大限を試しているというのが実際の所なんだろう。
こんなことを気ままに書きなぐっていて、脳裏に蘇ってきたことがある。
私は退職する前の10年間ほど、「工学倫理」という科目を担当した。
そして退職にあたって、後輩のある教授から
「河崎先生のノウハウ教えてください。私達には工学倫理に対する理解がありませんから。」
と頼まれ、そのうちにと生返事をしておいたのだが、あの時は心底腹が立った。
「自分達の学生が社会に出ていくというのに、そんなことを考えもせずに指導していたのか!」
と。早い話
「こんな大学教育では、データの改竄終わることがないかもなぁ!」
lanking.gif
クリックして投票を!



posted by zen at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2022年08月26日

またまた改竄事件 3

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
経済力、世界第二位を誇っていた1980年代、大企業の多くの生産拠点が海外に進出した。企業のグローバル化といえば聞こえは良いが、安い労働力で利潤を上げるというのが本音だったのだろう。開発途上国にとっても、日本の高い技術を習得できるうえ、賃金という形で国民をたすけることになる。我が国にとっても当然幸いで、いつしか技術大国日本は、生産産業の空洞化を招く結果となったというのが、現実なんだろう。その結果、古い言いまわしながら、額に汗して工場で製造にいそしむなんぞということは、多くの若者にとって、馬鹿らしくとは言わないまでも、興覚めてしまう前世紀の遺物、かつての日本の遺物となってしまったのかも知れない。その結果性能検査で期待の結果が出なくても、
「ここの数字を一桁あげれば・・・。」
なんぞという、安直な方法で、性能試験を合格させてしまう技術者が、ぽつりぽつりと出てくるようになったのではないだろうか。
こういった風潮は、何も製造業に限るものではなく、この爺とご同業の大学や研究所の研究者も御同様で、科学学術論文にもデータの改竄といった醜聞が後を絶たない。
ついでにいうねら、お役人様達の文書も改竄疑惑が後を絶たないようだから、データ改竄病のパンデミックが日本で起こっているのかも知れない。
それでも今は未だ我が国の技術力も何とかしのげているけれど、いつか今日の悪弊がボディーブローのように効いて来て、身動きの取れない事態を招くかもしれないというのが、この爺の危惧するところなのである。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 12:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2022年08月25日

またまた改竄事件 2

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
シンガポールに来てまる9年が経過した。
10年一昔というから、古い言い回しなら一昔前にやって来たと言ってもいえようか。
あの頃来た当座、私が日本人だというと
「日本の製品は、質が良い。なかなか壊れない。」
との誉め言葉を、間違いなく頂いたものである。
例えばあの頃は、朝の通勤バスが渋滞で遅れるとなると、二度に一度はヒュンダイ車の呼称であった。そして乗客の何人が
「韓国車は故障ばかりだ。トヨタやホンダはまず故障しない。」
と、不満げにつぶやいていたものである。
日本製品の品質の高さを象徴する、シンガポールの日常であった。
そしてほぼ十年、最近は路上で故障する韓国車をまず見かけない。
それどころか、
「サムソンのディスプレイは、日本製より安いし質も良い。」
といった話題も少なくない。
昨日書いた失われた30年は、日本の技術力をも下落させてしまったようだ。
この原因、果たしてなんだろうとついつい考える。
(この稿続く)

lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 10:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題