2025年10月10日

ノーベル賞文学賞

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1964年10月10日 東京オリンピックの日あの日の青かった空テレビで見たの覚えてるで!

村上春樹さん、今年もノーベル文学賞もらえへんかったなぁ。
もう候補者いわれて二十年は経つやろ。
同じ日本人として、そら残念な気ぃもする。けどまぁ、しゃあない。
わても四十歳ぐらいの頃は、春樹の小説よう読んだもんや。
月並みな言い方になるけど、たしかに「おもろい」作家や。
せやけどな、その“おもろさ”っちゅうのは、どっちかいうたらエンタメ的なもんやねん。
読みやすいし、想像も広がるけど、「文学」いう意味では、
どうも浅う感じてまう。
せやから五十歳になる頃には、あんまり手ぇ伸びんようになった気ぃするわ。
同じ作家で言うたら、宮本輝さんのほうが、作品に深みあると思う。
たぶん英語に訳されても、あの“間”とか“情”は伝わらんやろな。
日本人やからこそ沁みる部分や。
そやからノーベル賞いうても、
「普遍的や」っちゅう観点では、ちょっと違うんかも知れへん。
西洋の人には、あの日本語の行間の呼吸は分かりにくいやろ。
浅田次郎さんなんかもそうや。
情の機微や人情の温度、あれはアルファベットの国では伝わらん。
せやから文学賞は、世界の評価やのうて、
「その国の言葉が持つ世界観」への理解の深さやと思うんや。

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2025年10月09日

ノーベル賞化学賞

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ノーベル賞の化学賞に、北川さんが選ばれやった。
気安う「さん」付けで書かせてもろてるけど、別に知り合いちゅうわけやない。
せやけど、ほぼ同年代やさかい、なんや他人事や無いような気分になるな。
「わても受賞対象の年代になったんやなぁ!」
――そんな感慨、いや、ちょっとしたやっかみも混じっとるけどな。
さて、その北川さんのコメントや。
生理学・医学賞の坂口さんとおんなじように、
「最初の頃は誰も見向きもしてくれなかった。むしろ否定された」
というてはった。
せやからちゅうわけやないけど近年のノーベル賞に比べて、どちらも“根っこの研究”やと思えてならん。わての趣味で言うたら、今年の生理学賞も化学賞も――
拍手喝采、「これぞノーベル賞!」や。
最初は否定された、ちゅうんはつまり、
同業者ですら、すぐには理解できへんほど深い洞察があったっちゅうことやないかな。
岡目八目ながら、そう勝手に解釈してるんや。
それにしても、日本の研究者今年はすでに二受賞。
文学賞の発表は明日やったかな。
毎年のように候補に名前のあがる村上春樹さん、今年はどうやろ?
個人的には平野啓一郎さんが好きやけど、まだお若いし、
あと10年ぐらい先やったら可能性あるかもしれへん。
余談やけど、北川さんの研究の原点は東大阪の近大やちゅう話や。
せやったら、愛弟子の近大教授のタケシ君、今ごろ大喜びしてるんとちゃうかなぁ。
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2025年10月08日

ノーベル賞生理学医学賞

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一昨日のことや。
今年のノーベル生理学・医学賞を、日本の坂口さんちゅう人ら三人が受章しはった。免疫の「T細胞」を制御する仕組みを見つけはったんやと。いろんな応用が考えられるらしいけど、坂口さんが研究をはじめはった頃は、まわりの反応は冷ややかで、
「そんなもんあるんかいな?」
という空気やったそうや。せやから論文投稿しても、なかなか、そう20年程は採択されへんかったとか。
坂口さんの奥さんもお医者さんで、愛知県のがんセンターで知り合うて、結婚してからは一緒に研究してはるそうや。共著論文もあるっちゅうから、まさに夫唱婦随やなぁ。
わての趣味で言わせてもろたら、この受賞は久々に“本質を突いた”研究で、ノーベル賞らしいノーベル賞やと思う。まぁ、わてには縁のない賞かもしれんけどな。
一昨日テレビの報道で「大阪大学の特任教授・坂口さんが──」と聞こえたもんやから、「やった!」と喜んだんやけど、よう聞いたら京都大学の卒業で、定年してから阪大の特任教授をしてはるらしい。奥さんも阪大の研究員やそうで、今でもご夫婦で一緒に研究してはるっちゅう話。ほんまに羨ましい限りや。
わては「特任教授」ちゅうポスト、あんまり好きやないんやけど、今回の坂口さんみたいなケースやったら大歓迎や。
それにしても、一昨日わてはちょうど阪大吹田キャンパスにおったもんやから、「もしかして会えたかもしれへんな」と思うと、なんやちょっと残念な気ぃしてる。
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2025年10月07日

責任者出て来んか!

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多分、首相になりはるやろうから、
日本で初めての女性首相が誕生することになるんやろな。
せやけど気になるんは、「安倍元総理の路線を引き継ぐ」っちゅうことで、
それが今回の総裁選の勝ちにつながったことやと思える点や。
安倍元総理は「トリクルダウン」なんて言うて、
庶民を煙に巻いたし、長期金利を抑えに抑えて、
その結果、“失われた20年”が“失われた30年”になってもうた、
と、わては理解してるで。
せやから、あの方向をそのまま続けてたら、
日本の国際競争力はますます落ち込むし、
「技術立国」なんて、もう二度と口にできへんようになるんちゃうかと心配してるんや。
とはいえ、岩盤保守層のセンセイ方にしてみたら、
「安倍路線を継承します!」っちゅうひとことで、
“ほんならええやないか”となって、
女性総裁の誕生を後押ししたにちがいないんや。
それからもうひとつ、
わてが心配してるんは――いや、心配したかてしゃあないけどな――
「大陸での虐殺は無かった!」っちゅう発言が、
またどっかで飛び出すんちゃうか、っちゅうことや。
なんせ、あの方々は根っからの歴史修正主義やからな。
まだあるで。
裏金問題も、「みそぎは済んだ」言うて、
何食わぬ顔してるやろ。
これでは、政権政党が変わるわけないんやろな。
みそぎ済んだにやったら、石破さん変える必要なかったんちゃうんか。
まぁ、政治ちゅうのはそんなもんなんやろけど。
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2025年10月05日

初の女性総理

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昨日、自民党の新しい総裁が高市女史に決まりよった。
ついに自民党初の女性総裁、ちゅうことは、たぶん女性初の総理大臣が誕生するっちゅうこっちゃな。
女性の社会進出がいまだに後進国レベルのこの国で、女のリーダーが選ばれたんは、まぁ素直に喜んでもええニュースやろ。
せやけどやな、岩盤保守層にええ顔しようとする高市女史の姿勢には、どうにも好きになれんのや。
あの人が政界に出てきて、ちょっと頭角を現しはじめた頃は、
「さすが松下政経塾の出身やなぁ!」
と、左寄りのわてでさえ感心したもんや。
ところがや、何期か議員を務めて大臣にもなったあたりから、どことなく“権力の匂い”がしてきた。
言い換えりゃ、権力者に好かれそうな発言や行動が増えてきたちゅう感じやな。
こういうタイプの政治家は、どうもわての性に合わん。
「君子豹変す」ちゅう諺もあるけど、もしそれが“権力を手に入れるための豹変”やったら、信頼はできまへんわ。
爺の直感で言わしてもらうなら、そういう政治家は、たいてい「自分のための政治」をやりよる。
まぁそれでもや、日本が女性の社会的地位で遅れとる国やいう現実を思えば、今回の一歩はそれなりに意味があるやろな。ウーーーン
問題は、その一歩が“女性の時代”に向かう一歩か、“保守の化粧直し”の一歩か、そこやな。
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2025年09月14日

しつもん!ドラえもん

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久しぶりに、朝日新聞の「しつもん!ドラえもん」や。
ここ数日は国宝シリーズで、色々と教えられることが多いんや。
例えば「国宝の数が一番多い都道府県はどこ?」いう問いや。
京都か奈良やろと思たら、実は二位三位で、一番は東京。まぁ首都やさかい、よう考えたら当たり前やな。
昨日のんは「水墨画で一番多く国宝になってるのは?」っちゅう問題。
雪舟やろなぁと思たら、どんぴしゃ。子どもの頃、僧になるために寺に預けられた雪舟が、絵ばっかり描いとるさかい、罰として柱に縛られて、足の指でネズミ描いた、っちゅう逸話を童話で読んだ記憶がよみがえってきたわ。答えでは、彼の作品6点が国宝に指定されとるそうや。
ほかにも「国宝に初めて指定されたのは?」なんて問題もあって、爺のわしでも興味津々や。
このブログでも書いたことあるけど、答えは毎日ちゃう紙面に載っとる。新聞離れが心配される今の時代、子どもが答え探して新聞をめくるいうだけでも、なかなかええ取り組みやと思うわ。
頑張れドラえもん!
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2025年09月10日

石破総理辞任

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とうとう総理大臣の石破さんが、辞職を宣言しはった。
これで自民党のごたごたも一段落するんやろうけど、わてとしては「ここは思い切って解散や!」と打って出た方がよかったんちゃうかと考えとる。
「三回の選挙に負けたんは総理の責任や」と足を引っ張る連中もおるけど、それは筋ちゃうやろ。
そもそも論で言うたらやな、史上最長といわれた元総理の金持ちよりの政策、不景気と格差の拡大、さらに「安定多数」を盾にした国会審議の形骸化――そういう積み重ねが、「裏金自民党」みたいな政権与党をつくってしもたんや。
原因はそこにあるのに、なんで現総理だけが責任を取らなあかんのや。
石破さん、もっとゴリゴリ言うて、正面から議論したらよかったんちゃうか。
そのへんが元総理・小泉さんとの違いかもしれんな。
小泉さんは「自民党をぶっ壊します!」と叫んで郵政選挙に打って出て、反対派の長老議員には「刺客」まで立てて権力構造を一気に崩しにかかったもんな。
まあ石破総理の取り巻きのセンセイ方も、
「自民党を割ったらあかんで!」
と必死に説得したに違いない。
けどな、わては確信しとる。
どんなことが起ころうとも、自民党は割れへんのや。小泉さんのときですら、結局は政権政党の自民党はびくともせえへんかったやろ。
最後にひとこと蛇足や。御常連さん方、自分が「良識」あると信じるんやったら、選挙の時は野党第一党に一票入れたらええ。
そうすることが、この国の政治をようしていくことにつながると、わては確信しとる。
それとマスコミさん、どんな時でも政権に対する批判を忘れんといてや。
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2025年09月08日

タイガース優勝

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昨夜、とうとう阪神タイガースがセ・リーグ優勝決めよった!
球団できて90年目の優勝やて。しかも「史上最速」っちゅうオマケ付きや。野球狂にして大阪人のわてとしては、ここはもう素直に万歳やな。
ほんまに今年の阪神は強かったで。
セ・リーグの二位以下、全部勝率5割割れ。交流戦見ても、上位6チームはぜーんぶパ・リーグ。そらセの二位以下が勝率割れるんも当然やろな。阪神も交流戦はちょい負け越してんのに、気ぃつけば貯金30以上。これはもうセ・リーグの中で頭一つどころか二つくらい抜けとるわ。
思い返せば、90年代の阪神はほんま低空飛行やった。
けど21世紀入るころにノムさんが監督して「基礎工事」。ほんで星野さんがそれ引き継いで、1985年以来の優勝まで持ってった。その後は毎年優勝争いに顔出すようになって、仕上げはおととし岡田はんが監督に戻ってきてリーグ優勝&日本一。いやぁ、気がつきゃすっかり常勝軍団や。
テレビでも今は「12球団で一番人気ある球団」て言うとったし、大阪人としてはこの勢い、しばらくは続いてほしいわ。
――それにしても、「石破総理辞任」より阪神優勝のほうがニュースやろ!
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2025年08月28日

野生動物との共生

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葉月も晦日が近づいてきた。
母の祥月命日は八月三十一日。私が十二歳の年だったから、もう六十四年も昔のことになる。だからというわけではないが、私は昔から夏の終わりがあまり好きではない。
ただ今年の猛暑・酷暑は、八月も下旬に入ってなお衰える気配がない。となると、私にとっての「少し憂鬱な季節」は、まだしばらく先のことになるのかもしれない。
日本のテレビ放送では、
「夏休みが終わった学校の構内に、クマが出た」
というニュースが流れていた。いやはや、なんとも厄介な時代になったものだ。
野生の動物とのやり取り、あるいは「付き合い方」というものは、昔から本当に難しい。私の生まれ故郷でも、ときおり野生の猿が野菜畑に現れることがある。七、八年ほど前のことだが、裏のなす畑で、畝に腰を下ろしてナスを食べている猿に出くわしたことがある。私が驚いたように、猿もまたナスを両手に抱えて頬ばりながら目を丸くしていた。
その後、駐在さんに連絡すると、町内放送で
「猿が出ました。見つけても目を合わせないように!」
と注意喚起が流れた。
一方10日ほど前には、知床で登山者が熊の犠牲になっている。
人と自然との距離の取り方は、時代を経てもなお、難しい課題であり続けている。
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2025年08月19日

昨日の天声人語から

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久しぶりに、昨日の朝日新聞「天声人語」に目をとめた。
そこには、ミャンマーからの難民の女性が小学生の頃に受けた心の傷が紹介されていた。
「いつもカレーを食べているから、肌の色が黒いんだ」――そうからかわれたという。
この記事を読んで、私は四十年前の記憶を呼び起こした。
日航機が御巣鷹山に墜落した年、私はスウェーデン・ウプサラ大学にサバティカルで十か月滞在していた。
午前十時と午後三時には、研究室の仲間達がコーヒ、紅茶を手に十五分ほど談笑する習慣があった。
十人ほどの輪には、スリランカ人やナイジェリア人、ポーランドやドイツからの移民も加わり、スウェーデン人と非スウェーデン人は半々であった。
あるとき、スウェーデン人がナイジェリアの仲間に向かって、
「この人はチョコレートばかり食べるから黒いんだ」
と笑いを誘った。
場は和やかで、本人も苦笑していたように記憶している。
その時は私自身、深く考えることもなく「差別とは違うな」と受けとめていた。
今振り返れば、それが良いとは言えないにせよ、「肌の色で人を劣っていると決めつける空気」ではなかったと思う。
そこで私は、あえて天声人語に問いかけたくなる。
「あなたの視点は、どこかで白人優位を前提にしてはいませんか?」と。
もちろん、からかわれて傷ついたミャンマーの女性の思いは否定できない。
だが一方で、「白い肌が優れているわけではない」という観点から、心のほころびを縫い合わせることもできるのではないか。
日本人だって、欧米人に比べ鼻が低いことを気にする。
しかしある日、スウェーデンの友人からこう言われた。
「君たちの丸い鼻が、むしろうらやましい」
劣等感と優越感は、立場を変えればいとも簡単に逆転する。
そんなことを思い出しながら、あの小さな記事を読み終えた。
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