読売新聞、読売巨人軍をある意味牽引されていた渡辺恒雄さんが亡くなった。
ご本人は戦前、共産党に入党されたそうだが、党の全体主義に嫌気がさして、やめられたそうだ。まぁ今日の朝日新聞から想像もできない事ながら、戦中には朝日新聞があの馬鹿げた太平洋戦争を肯定していたのだから、若かりし渡辺さんが共産主義に駆られたのも無理からぬこととかも知れない。
天声人語氏によれば、渡辺さんは毎日朝日新聞を読んでいたとあった。今日、朝日新聞と読売新聞は、思想的には真逆とは言えないまでも、国内の新聞では、赤旗紙を除けば両極にあると、天邪鬼爺は理解しており、そして爺自身は朝日新聞シンパである。その理由は、朝日新聞が原理主義かと思えるほど理想的な観点から記事を構成しているのに対し、読売新聞は逆に現実的な観点、例えば原発、例えば自衛隊、から記事を構成しているというのが爺の理解。つまりマスコミ報道は「落としどころ」なんぞ考えてはいけないと信じているから、読売新聞より朝日新聞の方が好ましいのである。
合掌

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