2019年05月07日

ロシアの旅客機事故

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ロシアで離陸直後の旅客機が被雷し、緊急着陸したら火災が発生、47名の乗客が命を落とされたという。こんな風に書くと、まるで「落雷による火災」と受け取られてしまうだろうが、実際のところはそうではあるまいと私は考えている。離陸直後だけに燃料は満タンだったろうから、それが緊急着陸となれば、
「燃料の重さに耐えきれず、車輪の軸が破損したのじゃないだろうか?」
と思案していたら、そんな風に書いてあるネット記事にも出くわした。
以前知り合いのパイロットさんに、教えて貰ったのだが、旅客機は通常往復分の燃料を積んで離陸するので、離陸直後の緊急着陸時には燃料を空中散布して後でなければ、車輪が荷重に耐えないでパンクしたり車輪の軸が折れたりする恐れがあるそうなのである。昨日の場合、電気系統等の故障で、緊急着陸を余儀なくされ、車軸破壊し、燃料タンクが壊れるといった事態だったのじゃないかとは、この爺の推論である。
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2019年04月30日

国際競争力

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シンガポール人の同僚から
「日本の大企業の多くは、結構苦しい様だねぇ。国際競争力は弱い。例外はトヨタぐらいかな。」
といきなり問いかけられた。それにしてもえらく真面目な問いかけである。
そして
「河崎はなぜだと思う。1980年代には、世界を席巻する勢いだったのに。」
と付け加えた。
この同僚も、日本の改元の大騒ぎで伝わってくるニュースの影響を受けてのことに違いない。
返答に困っている私に、友人は続けた。
「大企業、特に輸出に依存してきた大企業は、政府関係のODA に依存してきたし、それも筋書きのある受注が多かったんだろう。だから本当の意味の国際競争力なんてなかったんだ。だから中国がのして来たら、インドネシアの新幹線だって取れなかったろう!」
と手厳しい。
いずれにしても、シンガポールのビジネスマン達の何人かはこんな風に考え、日経のビジネス何ぞ、日本政府係でないなら赤子の手をひねるようなもの、よしんば政府系であっても国際間の競争に持ち込めば、
「日本には、今や勝てる!」
と信じているのだろう。
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2019年04月29日

平成も後二日

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平成も今日を入れてあと二日。 
平成の30年間を振り返えるといった企画が、新聞やテレビで盛沢山なようだ。
野球狂・相撲狂のこの爺、平成の本塁打王は、平成の200勝投手は、何ぞといった統計には大いに興味がわく。まぁ相撲は、横綱白鵬の一人勝ちだろうから、見るまでもないだろう。
先日ネット新聞で見た企画では、
「平成年間の最高視聴率番組は?」
何ぞというのもあった。ちなみにその記事では、
「半沢直樹」
が一位だった。実際この爺も視聴率に貢献した一人。原作本も買って読んだほどである。
平成年間の自然災害に関しては、あれこれ考えさせられる。島原普賢岳の火砕流(1991年6月)に始まり、二日を残して北海道胆振地方の大地震(2018年9月)まで、本当に多かったとの報道もある。政治が乱れると自然災害が多発するとの迷信(?)もあるが、真偽のほどは定かでない。
多分ここ二日の間に、平成の十大ニュースなんてのもあるのだろう。
翻って、爺自身のことながら、平成元年(1989)年に名古屋大学から大阪大学に転任して、平成25年に定年退職したのだから、大阪大学教員として平成年間を過ごしたということになる。
それに在任中の2000年12月に教授昇進したので、面白がって
「前世紀最後の国立大学教授」
と言ったりしていた。昇進の日は確か海外出張していて、辞令を頂いたのが数日遅れ、正式な日付はともかくとして、辞令受領は大阪大学では一番最後、形式的には20世紀最後の阪大教授となった次第である。
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2019年04月25日

男女比率

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東京大学の入学式での祝辞・男女比率に関する内容、が話題となっている。東京大学の場合、今年度入学の女性比率は、わずかに前年を下回ったようである。まぁ東京大学のことはさておき、元大学関係者の身としては、頭の痛い問題であったことは事実である。
実際教授会でも「女性の入学比率を上げるには」に関して、何度か議論されたことは、まぎれもない事実である。
「最近工学部の人気が低下気味、女性の志願者を増やせば良いのでは。なんといっても人口の半分は女性なんだから!」
と主張される教授がいて、御説ごもっともなのだが
「じゃぁ、女性枠を設けろということですか?その場合合格点を下げなくてはなりません!」
といったあたりで紛糾、結局妙案が出なかった。だからオープンキャンパスでは、女子高生だけを集めての講演会を企画するくらいしかできなかった。もう15年以上も前のことである。
そもそも論ながら、この爺の教鞭をとっていた、工学部の電気系への男女の出願比率は、20:1程度ではなかったろうか。この比率を改善するには、オープンキャンパスなんぞの小手先細工は、焼け石に水で、初等・中等教育の根本的な改善が必要なのだろうが、それとておいそれとは改善にはつながらない。「電気系」に限って言うなら、中学生あたりからの物理嫌いが影響していたようにも思うが、「女性の物理音痴」なんぞというつもりはないが、あれから15年経った今でも、工学部の電気系というと「女学生には不向き」という目に見えぬレッテルが貼られたままではなかろうか。
今話題になっている入学式における祝辞、仰ることはよくわかりますが、現行の入学試験がある限り、「越すに越されぬ大井川」なのである。
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2019年04月20日

日本人の英語下手 1

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困ったときの、「しつもん!ドラえもん」か「天声人語」。
実際いままで何度かお世話になっている。
さて昨日の天声人語氏、明治期の英語習得術に言及されていた。辞書を一頁ずつ暗記しては、そのページを食べたという、まぁ伝説みたいな話も披露していた。それもこれも、我が国の語学教育、それも初等、中等教育における英語教育の見直し、抜本的改革と関連してのことである。
言い古されたことながら、我が国日本では中学に入学して以降英語の授業が課されているが、仮に最高学府まで学んだとしても、英語の会話能力がお粗末であるとされてきた。そして何度か効率を上げるための英語教育の改革がなされた筈なのに、いやはやいまだにお粗末なのである。そして今や少子高齢社会で、我が国の生産性を上げ活力ある社会にしていくためには、海外からの人的資源に期待するほかに妙案はなく、そのためには海外からの人達が、英語でも生活できるようにとの配慮もあっての、今回の取り組みなのだろう。
ただとこの爺は皮肉っぽく考えており、それはまた明日にでも。
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2019年04月18日

ノートルダム大聖堂火災

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パリのノートルダム大聖堂で火災、尖塔が崩落した。
大聖堂は改修工事中で、出火は夜が更けてからだそうで、火災報知機もなったというのに、いやはやなんとも・・。日本の国なら、東大寺の大仏殿か、宇治の平等院が火災に遭ったようなものだろうとは、私の勝手な印象である。
私がノートルダムの大聖堂を初めて訪れたのは1983年11月24日。初めての海外出張でノルウェーに行く途中で立ち寄った。成田を夕方に出て、金浦、アラスカを経由して、早朝パリに着いた。出張は、もはや鬼籍に入っていらっしゃるT先生のお供であった。ただ11月下旬のパリは時雨空で、おまけにT先生が雲助タクシーに法外の料金を取られたりしたので、第一印象は非常に悪かったというのが正直なところ。
二度目に訪れたのは、1年半後の6月ICOLSE (雷と静電気に関する国際会議)で、モンパルナス付近の安宿に一週間滞在して初夏のパリを経験した。この時は晴天が多く、おまけに日も長くで、悪かったパリの印象がすっかり払しょくできた。そしてこの会議で知り合った数人と永く関わっていくことになった。だからノートルダム大聖堂は、何度も訪れている。
こういった経緯で、第一印象とはすっかり変わってしまって、フランスはお気に入りの国になっている。最近はパリもご無沙汰で、6年か7年は出かけていないけれど、大聖堂の火災は大いにショックである。
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2019年04月03日

万葉記念館

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新元号の狂騒、「令和」の発表から丸二日たっても、まだまだ終わりそうにない。
いやむしろさらに過熱しているような雰囲気さえある。
狂騒は国内にとどまらず、オーストラリアにREIWA (Real Estate Institute of West Australia) という会社があるらしいのだが、その会社も新元号「令和」歓迎を、それこそ「いの一番」に表明している。西暦との換算でかえって使い辛いとの意見もあるけれど、これほどマスコミ報道含め騒ぎ立てたのだから、十分もとはとったということになる。こんなばか騒ぎも景気浮揚の一助になるのかも知れない。それに首相のマスコミ報道を通じての露出度がますますで、政府にしてみれば、ほくそ笑むことしきりだろう。
ただそんな中、発表が予定の11時30分より11分の遅れがあって、その遅れを訝る記事もある。「右寄りの方々に配慮したか?」との憶測も書かれているけれど、それは気をまわしすぎなんだろう。
新元号にちなんでもう一点。万葉集からということで、奈良が復権。観光客も増えるのだろう。私が大阪大学に入学の年の翌年定年退職された犬養孝名誉教授、大学闘争のあおりを食って、私達は犬養教授の万葉節ともいう名調子の講義を受ける機会を失った。だから最終講義だけでもと考えていたけれど、確か数学演習の時間とかぶっていたうえ、超満員でとても受講は出来ず、自分の教室に走って戻った記憶がある。半世紀近い時を経てそんなことを思い出すのも、単に齢を重ねただけではなく、新元号のおかげでもある。一度明日香にある犬養孝万葉記念館を訪れてみたい、そんな郷愁を感じている。
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2019年04月01日

新元号は令和

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天皇の退位で、元号が変わる。
そして今日11時30分には新しい元号の発表があるという。
日本では何やらお祭り騒ぎの感さえあるというが
「なんちゅうても、日本人はこの種のお祭り騒ぎ好きやもんなぁ!」
と、一人で思案を巡らしたいる。かくいうこの爺も、シンガポールで新しい元号の発表を待っているのだから、他人のことをとやかく言えまい。
新元号のことはさておき、朝日新聞のインターネット版の記事に「元号は日本だけ」という見出しを見つけた。確かにそれは事実なのだろうが、だからといって使用に異を唱える理由・根拠はない。第二次大戦のトラウマから、「元号と軍国主義」を一体化して考える方々も多かろうが、爺は「それは違う!」と理解している。そもそも天皇がいろいろな意味で「実権」を持っていたのは、多分平安の中期まだあたりだろう。例えば「建武の新政」みたいに、うまく豪族を巻き込んで一時的に復権したことはあったとしても、永くは続かなかった。明治維新だって、権力は徳川から薩長に変わったようなものであったろう。だから元号を使うことと、封建主義、軍国主義は別物で、1300年以上も元号を使い続けているというのは、この爺には稀有な文化と誇りにさえ思えるのである。
さてその新元号 令和 と一時間ほど前に発表があった。「和」の字は昭和があっただけに使われないと思っていたという御仁もいるけれど、昭和生まれの爺には、むしろしっくりとくる文字でもある。
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2019年03月27日

三々七拍子

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またまた横綱審議会がいちゃもんや。
白鵬が、優勝力士インタビューの最後にやった、三々七拍子の手締めや。
「まぁプレーヤーたる関取がやるものではない!」
という古来の慣習判らんでもないけど、平成最後の場所で全勝優勝して、
「平成に育てて貰いましたから・・。」
という喜び一杯と、
「あとでまた万歳するでしょうが・・。」
ちゅう注釈付きで、やったのに。ほかのスポーツと違うて「厳かな」スポーツやからはしゃいだらいかんちゅうのかいな。まぁ未だに女性が土俵に上がったらあかんちゅうてる大相撲協会やよって、それくらいのことは言い寄るかもしれんけど・・。
それにしてもや、先場所14日目から白鵬が休場した時
「ちょっと負けが込んだら休場。本当は大したけがでなかっただろうに!」
ちゅうて、やっぱし横綱審議会がいちゃもん付けてたな。大相撲の取り組み、どれぐらい大変かわかってんのかいな、委員の先生方は。
それにしてもや、大相撲が八百長や賭博の不祥事で、ほんまに大変やった時、一人で頑張ったん白鵬ちゃうんか。せやから言うてなんでもありとはいわへんけど、やってることは目に余るほどのもんちやうやろちゅうのがわいの理解や。
まぁこんなんどこの国でもあるんもんや。イチロー選手が日米の通算で安打数を世界一としたとき、
「日本プロ野球の成績を加算するのはおかしい!」
ちゅうた、アメリカ人の元大リーガーおったもんなぁ。
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2019年03月26日

平成最後の大相撲

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平成最後の大相撲、大阪場所が千秋楽を終え、予想通り横綱白鵬が優勝、それも全勝優勝である。ただ千秋楽の横綱鶴竜との取り組みで、右上腕を痛めてしまった模様。何やら引退した元横綱稀勢の里の怪我を彷彿させる。白鵬本人は元号が新しくなった5月場所も優勝をと考えていたろうに、まさか力士生命を縮めるような怪我ではあるまいと祈るばかりである。横綱白鵬自身は、東京オリンピックまでは現役をと願っているようだから、相撲贔屓の爺としては、右上腕の回復を祈るばかりである。
大相撲の話題といえば、貴景勝関が大関に推挙される。現在22歳というから、久々に純国産の若手有望株である。大関高安にせよ、御嶽海にせよ若手ながら、少し薹の立った若手でといえば、ご贔屓筋からはお叱りを受けるかもしれぬが、貴景勝は22歳で正真正銘の若手である。大相撲協会にしてみれば、待ちに待った逸材であろうから、上手に育ってほしいに違いあるまい。つけても横綱白鵬の助言「四つ相撲も覚えねば!」をどれくらいまじめに聞くのだろうとは、爺の気がかりでもある。
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