弥生晦日
東京や千葉の桜の写真が、友人から送られてきた。
ほぼほぼ満開の風情。
一方東海地方の友人からは、まだ三分咲きとかの情報も。今日31日はまたまた冷え込むそうで、関東の桜は当分持ちそうである。
さてウクライナ。
停戦協議を実施したようながら、実際どうなるのかは、私は甚だ懐疑的である。
ただウクライナ側からは
「NATOに代わる枠組みを。」
といった提案もあったようだから、少しは現実的な交渉もあるようだ。いずれにしてもロシア側の苛立ちは、アメリカの1960年代のキューバ危機に等しいというのが、この天邪鬼爺の理解。ロシアにしてみれば、本来の仲間である筈のポーランドまでNATOに取り込まれ、さらにはウクライナまでNATOに取り込まれれば、という危機感。
共産主義は、経済発展という観点からは発展性の乏しいことを歴史が証明し、その結果が、東西冷戦の終結となり、ソ連も中国も開放政策に舵を切ったのが1980年代末。当然のように共産圏側のワルシャワ条約が雲散霧消したが、西側のNATOは今日も存続している。私はこれを、アメリカ合衆国覇権主義ゆえの存続と、皮肉的に捕えているのだが、ロシアの大統領にしてみれば、我慢ならないのだろう。ただ、如何に我慢ならなくても、侵略は許されない。即時に軍を撤退すべし。

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