アメリカ合衆国独立記念日 Independence day
同じタイトルのハリウッド映画もあったっけ。
まぁ映画のことはさておき、アメリカ合衆国は祭日、盛り上がってるんだろうな。
弟子のY君と久しぶりに電話で、激論を戦わせた。
電話と言ってもLINE電話で、一時間話しても費用はかからないので気楽なものである。激論の主題は、帰還雷撃電流のモデル化といったところ。
数学的な意味でのモデルは、雷放電・大気電気学の教科書にいくつも取り上げられており、実用的な意味でこの爺と言えど不満はない。いやむしろ尊敬している。
一方物理という観点から、理解している研究者は多いのだろうが、きちんと記述できているかというとはなはだ怪しく、残念ながら現象論的な記述がほとんどで、学術的には甚だ不満である。
「上向きリーダーが、雷雲から降りてきたリーダーの先端に到達し、その瞬間に雷雲と大地が電気的に短絡され、その電位差から雷撃電流が開始する。」
といった具合。
残念ながらこれでは学問にならないというのが、爺の主張。
「じゃあどうすれば?」
と尋ねられても答えのないのが正直なところで、それゆえ教科書をと勧められても、なかなか筆が進まない。
日暮れて途遠しやなぁ。

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