2015年01月17日

BOLTサイトサーベイ

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今日はこの爺の,満66歳の誕生日,月並みながらめでたくもあり,めでたくもなし。
その根拠,敢えて説明の要なしと存ずる。
さて昨日,奈良県の五條まで出かけた。BOLTのアンテナサイトを求めての遠出である。サイトサーベイというべきだろうか?同行は,ポスドクのW君とマスター学生のA君で,貝塚の自宅から阪和道・近畿道を駆って阪大吹田キャンパスへ。そこで両名を拾って,近畿道を逆戻りし,南阪奈道を経由して御所にでる。さらに南下して最終目的地の五條に到着したのが,ほぼ予定通りの午後12時50分頃だったろうか。そもそも五條には闇雲に出かけたのではなく,奈良県元職員のNさんにお願いし,候補地の選定をお願いしておいたというのが実際のところ。お蔭で二つの候補地を,比較的短時間に訪問が出来,私は二番目に訪問した候補地が最適と判断した。この判断はWさんも同じで,結論として二番目に訪問した候補地に,BOLTのアンテナを置かせて頂こうということになった。
こういった候補地へ訪問は,私にとって久し振りで,雷放電研究に取り掛かった頃先輩のNさんに連れられて北陸界隈を駆った頃を思い出した。あの頃はそれこそ闇雲以下のいい加減さでサイトサーベイに出かけたものだが,昨今ではGoogle Earth何ぞという気の効いたアプリケーションがあり,遠出に先立っての,机上見当も可能である。有難いものである。
帰路には,奈良県中部のBOLTのアンテナサイトを巡って,吹田キャンパスに戻り,午後六時から千里阪急ホテルで,チームの結団式を兼ねたM君の歓迎会を実施。シンガポールで知り会って以来,プロジェクトの立ち上げに不可欠となったKさんも駆けつけてくれ,それなりに盛会となった。M君W君ら若い人達との語らいは,ついつい萎えかけるこの爺の気持ちを鼓舞してくれ,大いに勇気づけられた。
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2015年01月16日

LIVE一か所三次元

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昨日は,久しぶりに元の職場でフル稼働。
10時過ぎに出勤(?と表現するのも何やら妙だが・・)し,あれこれ書類の整理。昼食は,在職当時あれこれ世話になったO媼の居室にテイクアウトのカレーを持ち込んでの談笑。O媼は,かれこれ70歳後半でボランティア同然の条件で,キャンパス内で働いて下さっているお方である。その後は午後一時から,メーカーと打ち合わせ。M君の野心的挑戦を実現するには,アンテナの設計を変えねばならない。そのための打ち合わせで,M君の話す英語を日本語に訳して,メーカーの担当者にお願いをした。
その後は,エジプトの留学生T君と面談。放っておくと,素知らぬ顔で手抜きを決め込むT君だけに,箸の上げ下ろしにまで言及せねばならない。案の定,
「この二週間頑張りました!」
との自己申告は立派ながら,どうも眉唾な話ばかりする。
余りのいい加減さにうんざりで,適当に切り上げ,4時からのM君との議論に備える。そしてM君とは,LIVEのReal time化やさらには高精度化,さらに可能なら一か所三次元化の方策を,まさにホットな議論。ただしM君,実用化より科学利用目的に立った理論武装で,
「科学より,利用者の利便性!」
と常日頃,シンガポールの仲間達に非難されている言い様を,ついつい言ってしまう。
ただ米国人の凄いのは,そんな私の注文にも,素早く体制を立て直して臨んでくるてんで,日本人ならこうはいくまいと,全くの一人合点であった。
いずれにしても蒲距窒フスタッフが漸くそろってきた。
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2015年01月14日

官民イノベーション

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ニューメキシコからM君がやって来た。
官民イノベーションのプロジェクトで,起業するのにどうしても必要な戦力である。
このM君,今は東京の電通大で職を得ているA君と一緒に,VHF波帯広帯域干渉計を理想的なレベルにまで引き上げるのに貢献してくれた。本来ならA君と二人を雇用して,製品化の加速度を上げたいところだが,A君にはA君の都合もある。ちなみにこの干渉計,製品として売り出すときにはLIVE(Lightning Imager by VHF Emission)と命名の予定で,実時間での稼働を目指している。
官民イノベーションで考えている製品化にはもう二つあり,それらは弟子たちが作り上げてくれたBOLT(Broadband Observation network for Lightning and Thunderstorm)と,エジプトの連中と設計したTED RADAR (Tsunami Early Detection RADAR)である。TED RADARは正直なところ,今少し研究をといった具合の開発途上機器ながら,生来の楽天かゆえか,年内には目鼻がつくだろうと,たかをくくっている。
いずれにしても,ほぼ出来上がっているBOLTはこれまたポスドクのW君が担当,TED RADARは不肖小生が担当し,ともかくも前進3〜5年をめどに上場しようという,野望に近い決意で,官民イノベーションに臨んでいる次第。
話しを先頭に戻すなら,LIVE製品化そのための必要不可欠な戦力がM君なのである。
そしてW君は,BOLT製品化に,TED RADAR製品化はこの小生が担当させて頂くのである。
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2014年12月25日

邂逅1

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今年2014年も余すところあと一週間。
今年もここシンガポールで越年して,帰国は1月9日の予定。
昨日も書いたように,この地の年末年始風景はこの爺には,いささかというより大いに違和感がある。思い越せば,この違和感を初めて持ったのが,冬季雷観測で越年した1983年11月末から1984年1月中旬のノルウェーの小漁村セリエ村での事であったろうか。
11月23日に成田を発って,ソウル,パリ,オスロと乗り継いで11月末にはスカンジナビア半島西端の碑もある小さな漁村セリエ村に到着。ノルウエー・トロンハイムにある電力研究所のヒュッセ氏が,多分交渉して準備してくれていたのであろう,避暑用の一戸建てを借り切っての観測となった。当時この爺もまだ30歳前半で,未だに研究者として自分の進む道を探しあぐねていたとの記憶がある。その1〜2年前ころから,同じ研究室の先輩Nさんに北陸での冬季雷観測に「お手伝い」という名目で連れて行かれるようになっていたので,雷放電の研究に対しての私なりの興味も湧き始めていた頃で,今から考えればあのノルウェーでの観測が,私の背中を強く推すことになったに違いない。
同行はその冬季雷観測のリーダーで,今や故人となられた竹内助教授一人,セリエ村での一か月余りの生活は,大いに味気ないものであったと記憶している。それに竹内助教授は,研究者にしては観測機器音痴で,我々がスローアンテナ,ファーストアンテナと呼んでいる装置の接続は,手を後ろに組まれて見ていらっしゃるだけで
「河崎君,意外とやるねぇ。観測はこれで二度目,三度目?さすが工学部出身だけあるんだねぇ?」
と,妙な感心をされていた。
ただ雷放電が起こった後には,記録されているデータの再生に,驚くほど夢中になっておられたのは事実である。
いやはや年の瀬になってのふっとした邂逅で,明日からあの時の顛末を続けてみたい。
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2014年12月08日

雷雨

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大東亜戦争,開戦の日。そんな今日,シンガポールはいきなりの篠突く雨。おまけに,経験した中でも一二かという程の,雷である。この時期シンガポールは雨期,現地の人々は,Monsoon season という。ともかくも一日一度は雨が降り,さすが熱帯を実感させる。そんなこの地で,何とか雷観測をと努力の毎日であるが,一年三ヶ月を経て未だ実現していない。
愚痴はともかく,雷の凄かったこと。
何度もこのブログで紹介している様に,この爺大学教員時代は,豪州ダーウィンで15年にわたり雷活動の地上観測を行ってきた。あの折の雷活動もかなり激しく,雷鳴の切れ目を知らなかった程である。一緒に観測を行った学生のK君は,
「まるで,ディズニーランドのエレクトリカルパレードだ!」
と,言った。私は残念ながら,ディズニーランドに行ったことが無く,パレードのなんたるかも知らなかった。ご常連様は,エレクトリカルパレードをご存じだろう。雷鳴の切れ目が無いだけでなく,電光ですら切れ目が無い程である。そのダーウィンの雷活動にも負けない雷活動が,このシンガポールでもあるのだ。早い話,文字通りオーバーヘッドの雷活動で,窓ガラスは震え,それも一二分おきに近くへの落雷なのである。だから,少し遠くの雷放電も含めれば,ピカピカが光りっぱなしなのである。たまたま,昼間の雷活動だったから,雷鳴は聞こえても電光は切れ目なしの印象は得難かったけれど,これが夜間だったらと思えてならない。だからこそこの地の雷活動を観測したいのである。
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2014年11月24日

SSHでの講演

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週末土曜日には,奈良学園で講演をやらせて頂いた。
奈良学園は,スーパーサイエンスハイスクールSSH活動に取り組んで3年目との事。
そもそもこのSSH,我が国の小中高校生の,理系離れ,技術離れが取り沙汰されて久しく,物造りで立国してきた我が国故それは困ったと,国を挙げての企画となっている。ちなみに,大学で中高生を対象としたサイエンスカフェというのもあったし,さらには女子高生の理系好きを増やそうという「女子高生のための○○」といった取り組みもあった,さらには,中高への出前授業も何度か出かけているが,大雑把にいうなら,皆々同類項という事になろうか。
さて奈良学園での講演である。
参加者には父兄も若干名含まれており,総勢60〜70名といったところ。そして演題は「雷を追いかけて」,これまでは「雷に魅せられて」という演題が多かったけれど,今回内容はこれまでと大差ないとしても,同じ演題を続けていてはと少々知恵を絞った次第。
実際,導入部に続き,小学生から阪大を定年退職するまでの自分史を中心に,ベンジャミンフランクリンや中環の実験を紹介したり,VHF波帯広帯域干渉計の観測結果を紹介しつつ,雷放電物理の詳解を行ったり。とはいえ講演の狙いはあくまでも,高校生のみなさんの意欲を高めるところにあり,その点に腐心した。私の持論は,小さい内から目標をしっかりと持った早熟な若者にも,長い年数をかけて生涯の目標に到達するといういささか晩生の若者にも,頑張って頂けたらといった点にあり,教育という観点からは,ついつい後者が切り捨てられがちという今日の有り方にも警鐘を鳴らしたつもり。ただご父兄一緒にこれらている小学一年生のお子達には,少し難しすぎる内容もあったりして,本音で骨が折れたと実感している。それでも土曜日の出来は,自己採点してまずまずで,科学を話題にしながらも教育持論をうまく受け取って頂けたろうと,自画自賛ながらちょっぴり安堵している。
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2014年08月19日

雷を追いかけて

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夏の風物詩である雷活動は,古来より信仰の対象でもあったようで,「風神雷神」という名画も江戸時代に描かれている。実際尾形光琳や俵谷宗達の傑作を,ご覧になった方も少なくは無かろう。そんな雷放電が,自然科学の対象となったのは,1750年代欧米で行われた実験,中でもベンジャミン・フランクリンによる雷雲下での凧揚げの実験であろう。フランクリンはこの実験で,
「雷放電は,雲の中の電気的な現象である。」
事を証明している。ただ何人かの科学者の中で,ベンジャミン・フランクリンの名のみが現在にまで残っているのは,彼がその対策として避雷針を考案し,それが今日でも利用されているからであろう。
余談ながら,我が国にも1800年代初頭に,ベンジャミン・フランクリンと同様の実験を行った中環(なか・たまき)という学者がいたことをご存じだろうか?鎖国時代の我が国にあって,僅か50年遅れで実験されているというのは驚きであるけれど,私の理解では,当時唯一の貿易対象国であった,オランダ(蘭学)を通して知りえた情報という事になる。
さてそんな雷放電が,再び自然科学の対象となるのは,技術が進み新しい光学観測が可能となった1930年代で,アメリカ合衆国や南アフリカの科学者たちが,「ボイズカメラ」を利用して,雷放電の進展速度を計測するようになって以降という事になる。その後,雷放電の放射するラジオ周波数の電磁波を利用した研究が1970年代になって実施され,俗にいう落雷位標定装置が実用化されている。この装置は落雷位置を,ほとんど実時間で地図上に表示できる装置で,米国で実用化され,その後我が国にも電力会社を中心に導入され,今日では国内ネットワークが実現されている。
雷放電と一語で表現して来たけれど,正確には雷雲内の電荷が大地の導かれる「対地放電(落雷)」と,雲の中で放電が完結してしまう「雲放電」の二種類がある。両者とも,雷鳴と電光を伴うのが普通で,先に述べた光学観測や落雷位置標定装置は,対地放電に対する研究であり,科学者の常として
「それなら雲の中ではどうなっているのだろう?」
との疑問が沸いてくる。
そして研究者達は,テレビ周波数帯の電磁波(VHF/UHF)に注目するようになり,1980年代後半以来日米欧で取り組まれることになった。この電磁波は,雷放電が進展するその先端から主として放射されるので,専門家が放電路と呼んでいる「雷様の走る様子」が,電磁波により可視化される。取り分け透明度が悪く,光学観測では見ることのできない雷雲の中の様相まで,くっきりと描像できるのである。我田引水ながら「VHF波帯広帯域干渉計」と呼ばれる装置は,大阪大学の発案になるもので,今日世界各国の研究者達が利用するようになってきており,近いうちに私が足掛け40年に渡って「雷を追いかけて」来た経験を披露させて頂けたら何ぞと考えている。
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2014年04月12日

シンガポールの夕立三日

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2月・3月とは打って変わった気象状況が、4月になった途端ここシンガポールで続いている。朝出勤時には結構さわやかなのだが、午後には雲が多くなり、夕方には雨模様である。たとえ夕方に降らなくとも、夜になって気が付けば、外では本降りということも少なくない。それがここにきて3日連続で、4時頃から雷雨。我が国の古来からの言い伝え夕立3日は、ここシンガポールでも正しいようだ。
それは少し冷静に考えてみれば、当たり前の事。この時期この界隈の雷雨は、モンスーン起源というよりは、御日様が大地を温めて、本来湿度も高く、さらには上空との温度差で雷雨となるのだろう。そして上空の大気状況は、よほどのことで急には変わらず、だからこその夕立3日というのが私の理解である。上空の大気状況、サイクロンでもない限り、地球の自転で少しずつ変わるのだとすれば、低緯度であるシンガポールと、中緯度のわが国日本では自転半径が異なるので、はてさてと頭の使いどころ乍ら、今日の夕方はどうだろうと、気にしている。
とはいえ、年間180日ともいわれる雷日数、職場では私以外にあまり興味を示す雰囲気のないのは、防雷装置を生業にしている会社だけに、ちょっぴり寂しい気のしている私である。
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2014年03月29日

電界変化

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通天閣 週末はお休みを頂きます。月曜日の再開を御期待ください

今日はいささか,いや大いに,御常連様を退屈させる話となる。
私が生業とする雷放電の話で,さらに専門に過ぎる内容だからである。
それでもたまには専門家らしく,書き綴ってみたいと考えた。
雷放電は,大気電気学という学問分野に属する題材である。
そして学問としての歴史は,古いといっても間違いなかろう。
それでも,学問体系として出来上がっているかと考えると,甚だ心もとない。
古い分野の学問は,体系化できているのが普通なのに,何やら合点のいかない点でもある。
合点のいかないついでに,雷放電が起こると電波が放射されることは,大気電気学の専門家以外には,知られていないのも不思議である。私は,長く雷放電に伴う電波を観測してきたというのに,そのことを申し上げると,不思議そうな顔をされるお方が多い。
ちなみに大多数の方は,雷放電を研究していると申し上げると
「危ないことはありませんか?」
と,私にとっては意味不明とも思える問い掛けが帰ってくる。
雷放電の研究というと,何か放電を触っての実験と考えられるのかも知れない。
ただしそんな危険なことは,申し訳ないが願い下げである。
まぁそんなことはともかく,雷放電が起こると電波が発生する。
研究はこの電波を,測ることで行っているのである。
電波と一口に言っても,低い周波数なら数ヘルツくらいから,高い周波数なら数百メガヘルツまで,本当に帯域が広い。低い周波数成分もそれなりの物理的な意味を持っていて,私達は電界変化という呼び測定している。この電界変化の表し方に,物理学者の表し方と,大気電気学者の表し方の二種類がある。何が違うかというと,正負全く逆転しているだけで,後は何も変わらない。前者をPhysics sign convention 後者をAtmospheric sign conventionと,専門家の術語がある。くどい様ながら,正負逆転しているだけで,あとは何も変わらない。実に不思議な話ながら,それがまかり通っていて,論文の書き出しのかなり早い頃に,著者がどちらの記述をするか示しておくのが普通である。
ついでながら,大気電気学の立場でこの表記について説明をしておく。
落雷に正負のあることは,御存じであろうと期待して話を進めたい。
例えば負の落雷があるという事は,落雷に供した負電荷の位置に,正電荷を運ぶことと等価である。という事は電界変化が正になることになる。だから大気電気学の立場に立つ表記法では,
「負電荷の落雷は,正の電界変化,それに対し正電荷の落雷は,負の電界変化」
という事になる。
物理学表記には,またそれなりの意味もあるのだろうが,私は自身が大気電気学者であることもあって,大気電気学表記 Atmospheric sign conventionを支持する立場をとっている。
とまぁ,何とも味気ない話になってしまいました。
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2014年03月25日

シンガポールの雷雨

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シンガポールに住んでいることは,何度も申し上げている。
そのシンガポール,2月は記録的な旱魃というか,雨の降らない月であった。
何日間晴天が続いたのか,正式な記録は気象局にでも尋ねてみなければなるまい。
ただ数日前から,雨もあり雷鳴も聞こえてくる。
そして滞在半年を経過して,漸く気付いたことがある。
このシンガポール,東西に高々50km,南北に20〜30kmという小さな都市国家。
大阪府の面積の半分もない筈である。
そんな小さな国なのに,全域雨というのが意外と少ない。というより全くない。
先週金曜日も,西地区にある観測場所に行って来ての帰り,東地区の晴れているのに気付いた。
高速道路を走る車の窓から,東地区の晴れているのが見えたのである。そして私は思わず
「シンガポールは,全市雨なんてことは,まずないんだねぇ!?」
と,同僚に話しかけた。
そりゃぁ,大阪だって北は大雨,南は快晴ってことも夕立の時ならあるにはある。
ただ府下全体,半日雨ってこともあるのに,この国はと考えたのである。
そこで思い出したのが,ここは熱帯だから前線は存在しないってこと。
だからあちらこちらで雨の降る,Scattered Thunderstorm にはなっても,全市大雨なんてことはまずありえないのだ。
そんなことは,判っていた筈なのに何と疎い事。
まぁこの地に,サイクロンというか,台風というかがやってきたらともかく,それ以外にはシンガポール全市が大雨・雷雨なんてことは,まずないのである。
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