2018年09月11日

サーバー再立ち上げ

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John君とWhite Sands で待ち合わせて職場へ。
しばらく休眠していたサーバーの再立ち上げである。
それにしても不思議なんだなぁ。
「一体誰が、サーバーの電源を落としたのだろう?」
ただそんな詮索をしてもはじまらないので、ともかくサーバーが無事機能するかどうかをJohn君に確認してもらい、可能なら立ち上げするのが目的。なんといってもこの爺では、マニュアルを見ながらの対応ゆえ、今回の様な事態が起こると、全くのお手上げなのである。
さてJohn君、生粋のIT技術者、そしてIT専門家にありがちな、アニメオタクである。何せアニメ創世記の1970年代から、1980年代、1990年代から今日までと非常に詳し。いやこの爺なんぞ鉄腕アトム以後宇宙戦艦大和ぐらいまでしか知らないので、John君の話題にはなかなかついて行けない。いろいろな問いかけに
「私は知らない!」
と答えても、じゃぁこれは、それならこれは、といった具合で、噛みあったのは先に述べた宇宙戦艦ヤマトあたりまで。かろうじてうるせー奴らのラムちゃんの名前程度は存じ上げていたけれど、日本人なら知っているだろうと信じて語り掛けるJohn君には拍子抜けだったろうか?
まぁそんあ他愛無い話をしながら職場について、30分もしないうちに
「サーバーは動きましたよ。パスワードも変えておきました。定期的に、そう半年に一度くらいはパスワードを変えないと、セキュリティ上問題ですよ。」
と、先ほどとはうってかわった専門家振りである。
といった次第で、初期の目的を達して帰路ともなれば、朝の続きのアニメ談義になってしまった。
1. サーバーが立ち上がった
2. 横綱、大関陣安泰
3. I君が一月振りに、元気でした。

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2018年09月02日

落雷7万発

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爺の同僚との話である。
実はこの同僚とは、耐雷・避雷・防雷の仕事を一緒にやっている。
その彼、
「善さん、今年の日本は暑かったから夏だけで7万発も落雷あったそうですよ!」
とえらく興奮気味である。
この7万回、数字で聴くと多いようにおもうけれど、多いとみるか少ないとみるかは、雷放電の物理を専門にしているか否かによる。だから
「ひと夏に7万回なんてとんでもなく少ないですよ!」
と、ついつい言ってしまった。
もしかしたら友人に教えたという御仁、
「一晩に7万発!」
と言いたかったのかもしれない。というのも国内にあるフランクリンジャパンという会社の統計によれば、
「7月8月の二ヶ月で日本では合計100万回を越す落雷がある。」
というほどだから。ただこの100万回というのはいささか多すぎるきらいがあり、爺にはその原因について考えはあるけれど、それはまた別の機会にして、元の話を進めたい。
「日本中で7万回」をどう考えるかである。
日本の陸地の面積は37万平方キロ。だから7万回が一様に分布すると仮定すれば、一平方キロ当たり0.19という事になる。ちなみにシンガポールの西部地域が、年間の落雷数が最も多いと考えられている地域で、1平方キロ当たり40回とされているのだから、0.19はやはり多いとは言えまい。だから7万という数字のトリックに、騙されないでほしかったというのが、この爺の主張なのである。
Kさん判って頂いたでしょうか?
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2018年08月14日

上向き放電で開始する落雷

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昨日の心配は杞憂ではなかったようだ。
確かに大災害とはならなかったまでも、東京では雷公様が大暴れ。
NHKのニュースでは、スカイツリーへの落雷も報じていた。そして
「スカイツリーへの落雷の際には、モニターのビデオカメラの画像も乱れました。」
と報じていて、30年以上も昔のことを思い出した。
それは福井県三方郡美浜町で冬季雷の観測をしていた時の事。
あの頃いくつかの送電鉄塔に同時に落雷することを気付き、ビデオカメラを複数台稼働し映像として確かめようとしていた。当然ビデオカメラ間の同期が不完全だと、落雷の同時性に疑問符が付くことになる。それゆえ同期パルスを、主カメラから他のカメラに分配するように細工していたところ、その同期パルスに落雷に伴うパルスが重畳して、画面の乱れが二、三フレームに及ぶ観測結果もあった。
当時CCDカメラが出だした頃で、その原因はCCDの読み出しパルスに、雷放電のパルスが重畳してだろうと理解した。CCDといえど飛び越し操作ゆえ、読み出しが不完全な場合、ともすれば時間の逆転現象、つまり先に起こった現象があたかも後で起こった現象のようになることが判り、本来の目的とはまるで異なる「飛び越し操作とEMP」なんぞといったおまけの成果まで手に入った。
ちなみに送電鉄塔への同時落雷は、一つの落雷が引き金となって、上向き放電で開始する落雷が起こるというのが科学的な解釈で、当時の普通のビデオカメラでは時間分解能が全く足りず、その後高速度撮影するビデオカメラの観測へと発展していくことになるのだが、詳しい話はまたの機会に。
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2018年04月11日

豪州の雷活動

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ちゅうわけで、豪州の雷活動分布を調べてみた。
「ちゅうわけ」ちゅうのんは、昨日の話を受けての事っちゃ。調べてみたんは何年か前にTRMM/LISの観測結果を分析した結果や。ほんでこのブログの右側にある世界地図(雷活動気候値、雷活動経年変化)をクリックするだけやけどな。気候値ちゅうのんは、何年か分の平均を月毎に平均したもんやし、経年変化ちゅうのんは月毎に何年か分を並べただけや。確か愛弟子のY君が博士課程の学生やったじぶんにやってくれたんで、もう10年以上も昔の事になるなぁ。まぁそいでも気候値ちゅうのんは、そうも変わってへんやろう。
ところでや、その気候値観たら、豪州の西海岸のパース界隈は11月から3月までは結構雷多いんや。いやパースだけやあらへん、豪州全体に多いねん。まぁ北半球でいうたら晩春から初秋にかけてやから、雷多いんは当たり前やろう。せやから風車も尾根沿いに立ってるやろうやから、「被雷すんちゃうかなぁ!」なんちゅうて考えたんや。
こら今日職場に行ったら仲間に教えたらなあかんかなぁ。
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2018年04月10日

豪州西海岸雷活動

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二週間ばかり顔を見せなかった同僚が、久しぶりに職場に顔を出し
「休暇をもらってオーストラリアに行っていた。西海岸のースを起点に南に行っていたんだ。」
という。この時期オーストラリアは、夏から秋への変わり目といったところであろうか。そしてその同僚
「あの辺りは雷無いですから、商売にはなりません。」
と仰る。さらに小高い丘の上に並ぶ多くの風車発電の写真を見せ
「発電やってるんですけどねぇ。」
とちょっぴり残念そうな雰囲気である。発電用の風車はよく被雷するので、防雷装置を売り込みたかったのだろう。それで休暇といっても、心の片隅で仕事を忘れないとは、長くこの地にいても本性は日本人かと勝手に感心していたら、
「いやオーストラリアのあの辺りは、生活のテンポが恐ろしいほどゆっくりで、生活リズムが狂いますねね。」
とのこと。
「シンガポールも、日本に比べれば、はるかにゆっくりしているように思えるけどねぇ。」
という私に
「まぁそうですね。これが日本なら二週間も休暇取らせてくれませんものね。」
と返してきた。たわいもない話がきっかけながら、あの界隈の雷活動調べてみよう。
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2018年01月15日

10年前の今日

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ブログの内容、手抜きするつもりはない。ただふっと気になって10年前の今日の内容を覗いてみた。あの頃はこの爺の研究室でも、雷放電に伴うガンマ線の放射を測定していた。実際以下の内容に出て来るYS君の観測結果は、アメリカの地球物理学会誌に論文として採録されている。そして二か月近く前の、「落雷放電による反物質発生」に関する論文の件である。定年退職したこの身には、おいそれと「内灘詣」はできないけれど、愛弟子のO君はかの地で今年も野外観測をやっていると聞く。それゆえ研究者としての本性が蠢動する。

石川県金沢市郊外の内灘砂丘の一角に,風力発電の風車が立てられている。定格1,500kWの風力発電機で,プロペラの先端まで入れれば,地上高100m,昨年一年間(2007年か2006年)でおおよそ200万kW時の発電をしたという(内灘町資料)。結構な発電量で,エコロジーという観点からは, 模範的な風力発電機であろう。実際,先の内灘町資料によれば,稼働率63.4%とあるから最高の風況に違いない。
ただ効率的な発電とは裏腹に,大きな問題も抱えている。
あの辺り,冬ともなれば季節風が強いだけでなく,冬季雷が多発する地域でもある。なんといっても,亡くなられたTTさんや,先輩のNMさんが,日本の冬季雷を世界に知らしめる業績を残されたのが,あの界隈の雷観測を通じてである。1970年代末,当時世界のリーダー的存在であった故Marx Brook氏(米国・ニューメキシコ)までが来日し,河北潟,内灘付近で雷観測を実施したという。
そんなところに地上高100m程度もある構造物を立てれば,当然落雷の被害に遭いやすい。もっと正確に言えば,雷嵐(雷雲)がやって来れば,上向き放電で開始する,言わば自発的な雷放電が頻繁に起こり,色々と被害を及ぼすこととなる。だから,ほとんど自殺行為に等しい。風が強くて風力発電に適している反面,自発落雷を起こしやすいという,矛盾を抱えている。ただ雷放電の研究という立場からすれば,落雷しそうな場所があらかじめ分かっていることになり,それはそれで有難い。例えば岐阜大のグループが力を入れている,光学観測にぴったりである。そんなわけで,風力発電機の近くで,博士課程のYS君が冬季雷の観測を実施している。以前にも紹介した,少し野心的なテーマ,落雷に伴う放射線の測定である。今回の石川行きは,その現場を見ておく機会は今回の連休しかないという,本当に滅多にないチャンスを利用しての出張だったのである。
今日も風車は回っているんだろうなぁ!
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2017年11月30日

北陸冬季雷3

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「北陸の冬季雷」ちゅうて特別の名前つけられてくらいやから、それなりにわいらが長く見たり聞いたりして知ってる夏の雷とは、違うた性質有るねん。
それを今思い出して並べてみたらこんなになるねん。
雪起こし(鰤起こし)、早い話降雪の前触れ
一発雷、ほんまに間歇的な雷活動なんや
正極性落雷、正と負比べたらほんまに1:1に近いんや
連続電流、落雷の後長い間電流が続くねん
大電荷、中和される電荷量が際立って大きいのんあるねん
大電流、電流の値も際立って大きいのんあるねん
上向き放電で始める落雷、この比率も高い
水平放電路
スーパーボルト
雷放電の研究に取り組んで、10年程たった頃かなぁ、わいは研究会で
「冬季雷を理解するためには、こういった性質を併せて説明できるような、冬季の雷雲のモデルが必要!」
ちゅうような発表したことがある。以来30年近く経ったけど、どうやろなぁ。
一つ一つの性質は確かに、いや二つ三つ併せて理解はできるけど、全部併せてちゅうたらきっとまだまだやと思うで。余談やけど、わいの一番弟子のWさんが知り合った頃
「蘭州の雷も、水平放電路が長いんです!」
ちゅうて説明してくれた。30年近くも昔の話やけどなぁ。
話を元に戻したらおまけにガンマ線放射が見つかったり、ほんでもって一番新しいのは「反物質の生成」まで発見されたんやから、ほんまにアメリカ人の同業研究者が言う
「Japanese Mystery and/or Miracle of Japan」
や。わいは定年退職して5年近う経ったけど、「反物質の生成」ちゅう記事以降、なんやもう一回年甲斐もなく雷放電の研究活動再開したいちゅう意欲が湧いてきたような気がするなぁ。
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2017年11月29日

北陸冬季雷 2

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昨日の話題を続ける。
北陸の冬季雷は、地元の住民には当たり前やったやろうけど、大気電気学の社会で脚光を浴びるようになったんは、名古屋大学の空電研究所が1970年代に実施した野外観測がきっかけちゃうかな。その少し前には、アメリカの衛星観測で、日本海にやけに明るい発光現象が見つかって、最初は冬のイカ釣り船の明かりとか思ったらしいけど、雷放電によるもんやちゅうんが判ってSuper Boltちゅう呼び名が付けられたんや。それからほどなくして「自然の正極性落雷」が、北陸の冬季に見たかって、最初は欧米の同業者も信じへんかったらしい。
「正極性の自然落雷がある筈がない!」
ちゅうんで、ドイツの国際会議で故竹内先生が発表したとき、みな笑ったちゅうんや。フロンティアちゅうのんは、いわれなき差別受けるもんかも知れへんなぁ。
そいでも次の年から二年間、ニューメキシコの故Brookさんがきて共同観測しやったら、やっぱり正極性落雷が記録されて、
「北陸の冬季における正極性落雷」
が、世界中の大気電気学者に認知されるようになったんや。
ほんでや、ちょうどその頃わいは空電研究所に入所して行ったんやが、それがわいの人生を決めるようになったんやから、不思議なもんやで。早い話、わいと雷放電の出会いちゅう事になるんや。確かに入所してからの二三年ちゅうのは目標もあんまりはっきりせんかったけど、気象的によう似てるちゅうノルウェーの冬季雷の観測にわいは借出されて以来、すっかり雷放電の研究に取りつかれてしもうたんや。
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2017年11月28日

北陸冬季雷

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「反物質」の生成が、北陸の冬季雷ちゅうか、冬季の雷放電でちゅうか、その可能性が観測的に示されたちゅうから、それがほんまやとしたら世紀の大発見になるんかも知れへんなぁ。
そもそも「雷放電」はや、大気中の窒素を固定してアミノ酸を偶然作って、それがやがて地球上の生物の源やちゅう話もあったぐらいや。それにギリシャ神話やったかなぁ、一番の親玉のゼウスちゅう神さんの武器が雷やったちゅう話もあるくらいやから、森羅万象の源が雷放電中事になるんかも知れへん。神話はや、今みたいに科学の進んでへん頃やったら、稲妻があたりを照らしてそのあと天地が轟いてと続くもんで、
「不思議やなぁ!?」
想うて、畏敬の念も持つんは当たり前かも知れへんよって、その結果できたもんやろ。
せやけど隣の国中国の古文書に雷放電の事を
「陰陽相和し、天地轟く」
ちゅう下りがあるんは、ほんまに驚かされる。早い話2000年以上も昔の中国の人は、雷放電を正と負の中和やと信じとったちゅうことになる。
こんなにいうと、中国の人は頭に乗って何でもかんでも中国が一番、つまり中華思想を持ち出しよる。一帯一路もその最たるもんやろ。なんせ今世紀の中国の四大発明を
「新幹線、モバイル決済、ネット通販、レンタル自転車」
ちゅうて主張してるくらいやから。
少なくとも新幹線は、日本が最初や思うけどなぁ。
「反物質」の話題から、話がえらいそれたなぁ。せやけどこれが世紀の大発見やったら、重力波の検知に負けへん発見になるんかも知れへん。ただ冬季雷にちゅうんが味噌で、半世紀近くも前に見つかってる、北陸のスーパーボルトもまたまた復活するかも知れへん。
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2017年11月25日

雷放電 2

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地球温暖化で雷発生が増えるという話はよくある。
多くの研究者たちは、それを衛星観測やモデル計算で確認している。TRMM/LIS (もう20年近くも昔に実現した衛星からの、雷放電活動観測)で、北緯35度から南緯35度の雷活動の光学観測に基づく全休分布が、明らかにされた。そして結論から言うと、温暖化が進めば熱帯地方を中心に雷活動は増える、それも東南アジアの影響が大きいといったことが明らかにされた。その理由は、この地域の気象が大洋性と海洋性の二面性を持っているからである。詳細な検討は学術誌に譲るとして、
「温暖化が進めば雷活動が増える。」
これは日常生活の経験からも推論可能で、多分反対する人はまずいないだろう。
「それならはたして雷活動が地球温暖化に影響するのだろうか?」
という疑問もわいてくる。私以外にこう言ったことを考える研究者達も少なくはない。
即ちこういった命題は、観測(航空機観測)やモデル計算で議論されることが多い。
結論から言うなら、雷放電で成層圏の温暖化ガス(窒素酸化物)が増える・成層圏に輸送される水分量が増えることになり、より地球温暖化が進む可能性が出て来る。そしてとりわけ南半球の成層圏への影響が大きいと考えられている。その根拠は、北半球には大陸が多いのに対し、南半球は海洋が半分以上といったところにあるらしいことが判ってきている。早い話、どうも地球温暖化は、雷放電活動が「正帰還」として働いているらしく、地球全体の気温がやがて「大いなる不安定」となる可能性を孕んでいるらしいのだ。
この結論は、あくまでも21世紀初頭までの観測に基づいての警鐘で、多分他にもあれこれ地球温暖化の要因があるだろうから、ここで述べているような単純な議論だけでは済まないだろう。とはいえ少なくとも雷放電活動は、正帰還として働くらしいことは「大いなる警鐘」に十分値すると考えるのは、私だけであろうか?
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