2018年12月12日

鉤括弧が使えない

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例えば次のような文
「太郎は隣の次郎に『どうしたの?』と尋ねた。」
を小学3年生に書かせたとする。
その時鉤括弧を正しく使えない子供たちが、本当に多いと聞いた。そしてその理由は、ほとんどの子供達が、漫画(コミックス)に慣れ親しんでおり、会話文は俗にいう吹き出しで引用されているため、鉤かっこを目にする機会があまりないかららしい。
確かに漫画(アニメーション)は、我が国発のサブカルチャーとして外貨獲得にも大いに貢献しているようだから、無下に切って捨てるわけにはいかないのは判るとしても、だからと言って、子供達が小説や随筆を全く読まないのは、日本固有の文化を消してしまいそうで、爺としては忸怩たる思いもある。ただ我が国の指導者の中にも、「アニメーションオタク」がいるようで、こういった傾向にますます拍車がかかるのではと心配する。
ここシンガポールの日本人学校からの情報では、
「コミックスを見て楽しむ方が、漫画を禁止して書籍と縁遠くなるよりはまだましである。」
との理由で、とマンガ本を積極的に貸し出しているらしいが、爺としては甚だ不満である。固い肉より食べやすいハンバーグ、骨のある魚より骨を取り除いた切り身魚、と同じような発想で、誰が考えたのか安易すぎる指導方針でなかろうか。
確かに漫画本に慣れ親しむことで、読書の習慣がつくこともあろうが、一方では水は低きに流れるがごとく結局読書とは無縁の大人に育つことも往々ある。そして本を読んで知識や情報を得る習慣のない大人は、何事においても短絡的にしか考えることができなくなる。
皮肉な言い回しながら、今の我が国の指導者の何割かがそのような「大人」ではないかと、爺なりに憂国の情が捨てきれないでいる。

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2018年12月08日

いまさらですが

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いまさらながらの話題、「靖国神社」の是非。
大概の国に、戦没者を供養する専用の墓地があるのは周知のとおり。
だから「靖国神社」も、「同じ意味合いのものだ!」という主張には、敢えての反論はし難い面もある。かくいうこの爺の伯父も「名誉戦死者」で靖国に祀られており、もう60年近くも昔、亡くなった母が
「靖国神社に行ってきた。」
と祖母や祖母の弟妹に報告していたのを
「何の事やろう。神社やったら隣村にもあるのに?」
と不思議に思ったのをうっすらと覚えている。
その後高校、大学と進み太平洋戦争のことを詳しく知るに及んで、靖国問題を考えるようになった。
太平洋戦争敗戦直後は、進駐軍が日本を統治していたので同列の議論はできないけれど、その後進駐軍が去り、我が国が国際社会に復帰して以後は、戦没者の我が国への貢献を讃える意味としての靖国神社は、若いころには左翼思想にかぶれていた身ながら、肯定的である。ただ1970年代だったと思うが、「A級戦犯の合祀」が成った後の靖国神社には、個人的には良しとは考えない。確かに東京裁判の公平性にも疑義があるとはいえ、A 級戦犯は太平洋戦争に対しての責任があり、「昭和殉難者」にはふさわしくない。そんな「靖国神社」に国のリーダーがお参りするのは、いまだに戦勝国だと信じている欧米列強や近隣諸国の神経を逆なでするだけで、感心はできない。
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2018年12月07日

深い反省

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気が付けば、明日はもう太平洋戦争開始の「記念日」ではないか。
1941年12月8日のことだから、77年か。
それにしてもその戦後処理が、いまだに終わっていないのは、いやはや嘆かわしい限り。それもこれも、この国のリーダー達が
「侵略戦争ではなかった!」
「大量虐殺の事実はない!」
「慰安婦問題は存在しない!」
何ぞと、歴史修正をしたがるからではないのか。
喧嘩両成敗という観点からは、世界を相手に喧嘩を売った日本も、経済制裁した連合国も同罪なのだろうが、少なくともわが方からは言い訳はいらない
「あの戦争はやるべきではなかった。」
という本音の反省を持たない限り諸外国と手許しはしまい。慰安婦問題だって「不可逆的合意」何ぞという、わけのわからない双方合意で手打ちしたって、本音で我々が反省しない限り彼らも胸襟を開くまい。
肝要なのは、二度と戦争を引き起こさないという覚悟、加えて過去の過ちに対しての反省。
「許すけれど忘れない!」
という被害国側の指導者もいるほどだから。
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2018年12月02日

5年前の今日

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5年前の今日
小中学校の運営,早い話校長先生,を民間人から採用するちゅう,わいに言わしたら,暴挙をやった首長さんがおったなぁ。この首長さんは,何でもかんでも効率的にとか,行政の無駄を省くんやちゅうて,一時(いっとき)えらい人気やったなぁ。
行政の無駄を省く
いうようなお題目唱えたら,それ一般大衆に受けるわなぁ。一般論で考えたら,
行政の無駄を省く
ちゅうのんは,一か零かちゅう二元論でいうたら,そら絶対正しい主張やもんなぁ。
「あの首長さんは,あの手の猫だましほんまに得意やねん。」
ちゅうのが,わいの本音であんまし好きになれへんね。まぁ首長さんやるよなエライ先生やから,わいに好かれよが好かれよまいが,まぁ大きなお世話ちゅう様なところやろなぁ。
ただな,わいは
「教育ちゅうのんは,ある意味無駄も無かったらあかん。効率だけで考えたらようない。」
とも考えてるねん。
実はな,十日ほど前にやな,企業の研究所から大学の教授になって来はった人と話しする機会があったんや。その時その先生がや
「大学で教えていて,学生の反応の悪いのには失望します。後ろの席に座っている生徒の中には,寝ている子もいますし・・・。」
ちゅうてこぼしやったんや。いや,その先生のおっしゃってることは,『後ろの席に座っている生徒の中には,寝ている子もいますし・・・。』,ちゅう内容も含めて大体はただしいこというてはるんやが,一番根本のとこ学生は育てるものちゅう理解が,若干欠如してるなぁと思うたんや。大体や教育水準,理解力がそろてる筈の大学生でこんな具合やから,小中学校なんてもっとや
つまりや,教育ちゅうんは,寝てるよな子ぉが目ぇ覚まして聞くようなことをやらなあかん事もあるねん。それも一回ではだめな場合は何回もかけて根気ようや。そう考えると,ほんまに非効率や。教育はその非効率をやらなあかんちゃうやろか。そのことを忘れて,
「一般企業の効率主義を,小中学校に導入」
ちゅう様な暴挙は,ある意味亡国に繋がるんちゃうやろうかというのが,わいの理解や。
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2018年11月30日

ゴーンショックに思う

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霜月・晦日
ゴーン氏が逮捕され、日産の会長を解任され、早二週間に喃々。
検察や警察が意識的に漏らすのだろう、マスコミ報道では負の面ばかり強調されている。一方諸外国からは、
「宗教裁判だ!」
という非難の声もある。
日本の検察の「得意」な長期拘留もその一因だし、司法取引した幹部社員の行動もわけがわからない。
ただ爺の憶測ながら、そして報道でも漏れ聞こえてくるように、ルノーが日産を吸収合併しようとしたところに、今回の騒動の原因があるのだろう。
確かに所得隠し、それも我々庶民からすれば、けた違いの所得隠しは、全く納得のいかない行為であることは間違いない。ただそういった倫理観だけで今回の問題を論じることは、本質的な解決にはなるまい。
それに今回のゴーンショックを見て思うのは、
「我が国の三権分立は大いに怪しい!」
と言う点。ここ二三年の森友や加計学園のスキャンダルでは、本当に怪しい人に対しては「閣議決定」してガードをかためてしまえば、検察も動こうとしない。こうなるともはや法治国家とはとても言えまい。おりしも新しい入管法でも、政権のやりたい放題で、ますます法治国家とは無縁の国に成り下がりそうである。
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2018年10月26日

リーダーの資質

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アメリカ合衆国ドナルド トランプ大統領の
「中距離核戦略(INF)全廃条約」
の破棄が突然発表された。
あの大統領は、いつもこんな調子で世界中を驚かす。
驚かすだけならともかく、ここにきて歴史を30年も後退させようというのだろうか。
好意的に見るなら、差し迫った中間選挙で負けたくないという観点からのパーフォーマンス、例の「アメリカンファースト」で右寄りの選挙民を鼓舞しといったところにあるかもしれない。とはいえ、歴史のねじを巻き戻してまたぞろ冷戦を演出したいのかと、不思議でならない。
そんな影響を受けてというか、マネしてというか、我が国の総理が国会の所信表明演説で、「強い日本」を目指すとおっしゃったとか。いやはや、仮想敵をちらつかせ、一般大衆の支持を得ようとは、第二次大戦のヒットラーの戦略に同じ乍ら、これが功を奏するから、人間という生き物は、本当に悲しい生き物である。
そういえば今は勢いが全くなくなってしまったけれど、東京都知事殿も「都民ファースト」とかいう標語で支持を得て当選された。
どなたもこなたも、何か信念があって指導者を目指すのではなく、指導者になることが目的なのだろうと、皮肉を言いたくなる。
ドナルド トランプさん、総理殿、都知事殿、国や都をどう変えて行きたいのですか?耳障りの良い文言での猫だましは止めませんか?
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2018年10月21日

性善説 性悪説

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昨日の朝日新聞・天声人語氏
豪華な賞品が約束されている企画で、開始前に道徳的な文書を読ませた班と普通の小説を読ませた班では、前者には不正を行うものが皆無、後者にはいくらもいた、といった話題であった。この爺天邪鬼だから、この種の調査はあまり好きでない。というのは被験者が、調査の内容を慮って、期待されている様振る舞う可能性があるからである。その対策として標本数を多くすればといった考えも理解できるけれど、それでもやはり結果の信頼性には、疑問符を付けたいというのが本音である。
爺の本音はともかく、そして当然予期された結果だったのだろうが、
「人間って、やはり捨てたものではない!」
のかもしれない。
一方、道徳というか良心というかは、絶えず教育し続けないと、ついついはみ出てしまうと考えれば
「人間って、いい加減んで悲しい生き物なのだ!」
という事にもなる。
こんな命題は、はるか二三千年以上も昔から、性善説・性悪説があったように、やはり永遠の主題であることは確かである。
なんて真面目な議論もたまには良いものである。
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2018年10月17日

大学人の研究費6

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もう昨日でやめよう思うてたら、
「日本の研究力低下は、何が原因や?」
ちゅう記事があった。
「独法化が問題だ!」
「運営費交付金、俗にいう校費の減額が引き金になっている。」
「大型の競争的資金が、研究者を疲弊さす。」
等々のコメントが上がっていた。一方
「校費を毎年減額して、その代わり『選択と集中』を基本方針とする競争的資金を設け、研究力の底上げを図っている。」
ちゅう、お役人様の説明があって、大学人とお役人様の責任のなすりつけあいちゅう記事やであれは。
元大学人としては、確かに独法化も問題やと思うけど、お役人様の言う「選択と集中」は合点がいかへんなぁ。
「誰が選択するんや?」
ちゅう疑問と、科学研究補助金みたいに「研究やりたい何か」がはっきりして申請書仕上げるんと違うて、
「世界に冠たる大学になるための大型予算を勝ち取る!」
ちゅう、競争的資金獲得が目的になるような様なところがあるんやもんな。
本末転倒ちゅうのは、こんなんいうんやろ。
ほんで最初の疑問やけど、科学研究補助金みたいなもんやったら「ピアレビュー」が普通やけど、大型の競争的資金ちゅうたら、俗にいう権威のある限られた先生方が審査するんやから、選択が偏りがちになるんちゃうやろうか?うがちすぎかいなぁ?
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2018年10月16日

大学人の研究費5

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「大学は、研究機関か、教育機関か?」
ちゅう命題や。
そら日本の将来考えたら、「知の創造」が不可欠やよって、やっぱし研究機関やろ。ちゅうても、大学生になったからちゅうて、そのままええ研究できる筈がない。つまりや基礎学力や基本的な知識がないと、その分野の研究はできへんのは当たり前のこっちゃ。そういう意味から、教育もせなあかんのは事実やで。
ほんでや。手前味噌の話なんやけど、わいの場合の研究ちゅうたら、野外に装置持って行っての観測やったし、その間合宿生活みたいなもんやったから、観測装置の設営が終わって機械が安定し始めたら、夕飯食べてから夜遅うまであれこれ話して教えたもんや。研究しながら教育するちゅうたらかっこつけすぎみたいやけど、それがほんまのところやったなぁ。まぁ毎年四年生は配属されてくるし、on the job training 現場教育毎年やるようなもんやで。ほんで修士学生には修士学生に合うた内容の教育や。そんな風にして一通り教育終わったら、必ず尋ねるんが
「どや、雷おもろいか?」
や。
なんちゅうても、研究の対象に興味持つように育てへんと、一丁前になってくれへんもんな。そら結局なじめへんかった学生も何人かおったし、逆にそんな教育受けんでも
「雷おもしろそうや!」
ちゅうて、修士から研究室移って来る学生もおった。
座学ちゃうようなそんなん教育ちゃうでちゅう意見もあるやろけど、専門分野、研究分野におうた教育のやり方ある筈やとわいは思うけどなぁ。
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2018年10月15日

大学人の研究費4

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日本の研究力が下がっているというちゅう報道があった。
その報道受けて、本庶さんの文部科学大臣への直訴なんやろう。
本庶さんはノーベル賞受賞者やし、お役人様またぞろわけの判らへん「競争的資金」の枠組みを作り出さへんとええんやけどなぁ。
そもそもや、20年近くも申請書書きとその執行に若い研究者を仰山駆り立ててたんやから、ほんまにやりたい研究を皆々出来てたかどうか怪しいもんやし、
「そんなんやから研究力下がるんあたり前やん。」
ちゅうてわいは思うけど、どうやろか?
わいが現役の教授やった頃、若手の研究者がほんまに消耗してるんみて、警鐘鳴らしたことあったんやで。せやけど皆聴く耳またへんかった。それどころか
「あんたの研究分野は古い!」
ちゅうレッテル貼って、研究室の学生の就職活動まで差別する教員もおったちゅうて聞いたこともあるくらいや。わいの研究室の事はともかくや、わいが残念やったんは、
「忙しくって、研究時間が確保できない!」
ちゅうて愚痴ってる若手の研究者の大半が、わいの警鐘聴いてくれへんかったことやで。
ほんでやこの話を突き詰めて行ったら、
「大学は教育が主か、研究が主か?」
ちゅう命題に行きつくけど、それはまた明日や。
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