2024年11月09日

後継者

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明日から大相撲九州場所が始まる。
横綱照ノ富士休場だという。
横綱は二場所続けての休場で、大相撲ファンとしては、横綱不在の場所は何とも寂しい。ただ横綱の膝はもう、ボロボロなんだろうの予測はできる。
そして現時点で可能性を予感できるのは、大乃里くらい、あえて言えばかろうじて琴桜を含めた二人ぐらいで寂しい限り。
いつの世も、そしてどんな分野でも、後継者の育成に腐心しない社会は発展し難い、私はそのように信じている。そんな信念を持っている。
大相撲も、長く白鵬に頼りすぎたきらいはある。まぁ白鴎の場合敵役としてながら・・・。
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2024年09月28日

大学の使命

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昨日の続き。
天邪鬼爺のこの私だって、
「大学生時代は死ぬ気で勉強したもんや。」
なんぞと良い子ぶるつもりはない。実際工学部学生に必修である、図学や一般力学‘(?)は、かなり手を抜いたので、前者は翌年の追試、後者は合格点すれすれだったことからもわかる様に、手を抜けるときは手を抜いたものである。
ただ昨日の御仁のように
「大学は勉強するところではのうて、人との付き合い方を学ぶところ!」
と居直られたのでは、
「なんかちゃうやろ。」
と言いたくもなる。
そもそも論ながら、そして私天邪鬼爺が大学人であったことも関係して
「大学は、人との付き合い方を学ぶところ。勉強するところではない!」
といった一般論としての我が国の風潮が、今日の我が国のていたらくを招いているのではなかろうかと懸念しているのである。例えば相次ぐ大企業のテストデータの捏造事件、この根源の一つも
「大学は勉強するところではない。人としての自立を覚える場所である。」
といった、一般大衆の共通認識が、原因しているのではないかと考えるのである。
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2024年09月24日

勝てば官軍

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この時期シンガポールのお日様はほぼ真上。
秋の彼岸とそれから春の彼岸。
だから陽射しは、鬼のようにきつい。
ひなたに出ると、頭がくらくらっときそうになるで!

一昨日の続きを少し。
「勝てば官軍」という言葉がある様に、戦争はどちらが正しく、どちらが悪いとはいえない筈ながら、敗戦国はそれでも賠償金を要求されたり、戦争犯罪の追及を受ける。天邪鬼爺の記憶によれば、東京裁判でインド人の判事が独り全員無罪を主張している。無罪を主張と言っても、決して日本のとった行動を正しかったと認めているのではなく、
「戦争は、どちらが正しいとか間違っているとかいうのでは無い!」
という理念、「喧嘩両成敗」といったところであろう。
しかし現実には「勝てば官軍」がまかり通るのである。
くどいようながら、それでも「歴史修正主義」は、この爺は容認できない。
おりしも中東では、ポケベル爆弾が多くの犠牲者を出している。
悲しいというべきか、人間の性というべきか・・・。
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2024年09月21日

深センの事件を考える

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中国南部の深センで、日本人学校に通う小学生が、現地の中国人男性に襲われ死亡したというニュースが流れた。反日感情もあっての事だろうが、月並みな言い方ながら、こんな暴力は決して許してはならないし、こんな事件があってはならないことは当然だろう。悲しいことに江蘇省でも今年の6月に似たような事件があって、この時は日本人をかばった中国人が亡くなっている。太平洋戦争の終結から来年で80年も経とうというのに、いまだに反日感情の高い人がいるというのは、困ったものである。
シンガポールの国是のように
「日本軍のやったことは赦すが、忘れない。」
とあって欲しいと願うのは、「加害者」側の国民として虫が良すぎるのだろうか。
ただくどいようながら、それでも今回のような不幸な事件は、二度とあってはならないと、念じている天邪鬼爺である。
翻って「被害国」の立場に立って考えてみる。
我国の政治的指導者で政権政党の中にあって右寄り「歴史修正主義」のセンセイ方は、靖国神社に参られるし、南京の虐殺は無かったとおっしゃる。そして
「国を守るために戦争で命を亡くされた方々に手を合わせて何が悪い。どの国にだって無名戦士の墓はある。」
と、主張される。が、我が国の靖国神社の問題は、太平洋戦争の戦犯として死刑になった方々を合祀(1970年代になって)してあることではないのか。
戦争は一方的にどちらかが悪いというわけではないにしろ、敗戦を認め戦犯として裁判で刑が確定していることも事実である。
だから「戦争犯罪人」に手を合わせる指導者達を見たら
「あぁ、日本はやはり反省してなかったんだ!」
と短絡してしまう一般大衆もいるに違いないのである。
だからと言って、今回の暴挙はあってはならないし、許してもならない。
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2024年09月01日

長月朔日

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長月朔日 そして二百十日
迷走台風10号、とうとうと言おうか、ようやくと言おうか、1日真夜中午前0時、熱帯性低気圧に変わったという。和歌山沖はるかの地点で、その熱低は北東に進んでいるから、まぁ貝塚の自宅は被害に遭う事は無くなったと、一安心している。

今日は101年前に関東大震災の起こった日。
あの日、朝鮮人が放火をしたという「流言飛語」が流れ、何名もの朝鮮人が虐殺された。その事実は、なんとしても消し去ることは出来まい。
ただ加害者側の日本人としては、
「許されない行為ながら、ああいった蛮行は混乱期には避けがたいもの。」
と、言い訳めいた理解を持っている。
だからと言って、都知事がその事実をなかったものとする姿勢には納得いかない。まぁ右寄りの支援者の応援を続けるためには、止むを得ない姿勢なんだろうが、票を得るための政治姿勢は、この天邪鬼爺には受け入れがたい。
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2024年08月03日

日韓の問題

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昨日の話題を少しだけ続ける。
日本が韓国を併合して統治下に置いたのは、ポースマツ条約後の1910 年のことである。
日露戦争後の事で、あの併合をよくぞ世界が許したものと、個人的な見解ながら思う。明治維新が1868年の事だから、近代化を始めてわずか四十年後には、世界の一等国に肩を並べうる程度になっていたことになる。そしてこの併合が、日韓の関係に長く影響を及ぼすことになった。あえて自分の国を責めるとすれば、明治維新を成し遂げた我国の指導者達は、アジアの諸国、特に近隣の諸国を見下すことにより、我が国日本の先進性を強調しようとしたのではなかろうか。本来近隣の中国や韓国は、我が国に漢字、仏教、貨幣、国の制度等々をもたらし教えてくれていた筈だから、見下すことは出来るはずもなかったのに・・・。一方逆の観点から考えるなら、我が国は明治維新を成し遂げ、列強諸国に追い付け追い越せの努力をしたのに対し、お隣の国達は依然として国を閉ざし、近代かという観点からすれば、随分と遅れたことに間違いはないのである。残念ながら。そしてそこにつけ行ったのが我が国・日本だったので、日本が加害国になっていなければ、お隣の国は間違いなく欧米の国の食い物になっていたと想像するに難くない。
とはいえ天邪鬼爺として、決して
「日本のとった態度が良かった!」
と主張するつもりはなく、近代化という歴史の中で、悲しいけれど優劣が出来てしまったと考えたい。この優劣は民族の優劣ではなく、近代化が遅くれた、あるいは早かったという意味の優劣なのである。
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2024年07月21日

国旗考

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アメリカ合衆国の大統領選挙、ドナルド・トランプ氏が狙撃された事件が、結果的にはトランプ氏に幸いした。右耳にかすり傷を負った直後、右手を突き出したあのポーズが、合衆国の国民に大いなる共感を与えたに違いない。それに対立候補のバイデン氏、高齢という事もあって覇気に欠け、公開討論会での受け応えも頓珍漢だったころから、民主党支持者からも立候補辞退を奨める声も上がっていたが、あの狙撃事件がダメ押しになった。
それにしてもアメリカ第一主義を訴えるトランプ氏、多分当選することになるんだろうが、大いに迷惑な話である。ただ何度もこのブログでも書いてきているように、世論の右傾化は世界的な潮流で、いかんともしがたい。
脇道にそれるが、8月9日はここシンガポールのナショナルデー(建国記念日)である。その一か月前頃から、街のあちらこちらに国旗が掲げられる。マンションのベランダのフェンス、川伝いのフェンス・・・。この光景に接して、
「こんなにも国旗を愛している国民、うらやましいなぁ。」
と思う。これって天邪鬼の中では、決して右傾化ではない。
一方我が国日本では、第二次大戦を引き起こした張本人の国であることがよほど懲りたのか、国旗即ち国家主義と短絡してしまう傾向にある。我々日本人も、第二次大戦のトラウマの呪縛から、解き放されるべき時だと思うのだが。
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2024年05月08日

司馬遼太郎回帰 2

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私はこれまで何度もこのブログで紹介しているように、太平洋戦争後の昭和24年生まれである。だから空襲に遭ったこともなければ、戦争の悲惨さを経験しているわけではない。それでも昭和元年から、昭和20年㋇15日までのあの戦争は、討幕を成し遂げ明治維新を経て大正に至るまでの60余年の日本国民の積み重ねた艱難辛苦や努力を、
「全くどぶに捨てたようなものだ。」
と理解している。いや腹立たしく考えているというべきかもしれない。
確かに、日清、日露の戦争だって無謀なともいえる戦争だったのだろうが、その無謀さはアメリカ合衆国相手となると桁が違いすぎる。さらに無謀な日清・日露の戦争で負けなかったことが災いしたのだろう。当時の我が国の指導者達は、勝てると判断したのだろうし、いざとなれば神風が吹くなんぞと、途方もないことを夢想したに違いない。
このあたりが我々日本人の悲しい国民性で、無能な指導者についつい引きずられてしまうようなのである。
そんな昭和の歴史を、書くことが出来なかったという司馬遼太郎の著述を読んで
「司馬さんのためらい、いかばかりならん。」
と共感せずにはいられないのである。司馬さんは昭和史を
「気持ちが悪い。」
とさえ表現していらっしゃったのじゃないか。その著述は何だったのか、思い出せないので、一所懸命探している。
それが司馬遼太郎回帰の理由なのである。
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2024年05月07日

司馬遼太郎回帰

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久しぶりに、司馬遼太郎を読んでいる。
個人的には好きな作家で、私と同世代の「はねっかえり」なら概ね肯定的なんだろうと理解している。ただ大阪大学で教鞭をとっていた頃(50歳はとうに超えていた)、確か一学年下だった同僚と話した際、と言ってももう20年は昔の事ながら、
「司馬遼太郎は良いよねぇ!」
と言ったら、言下に否定された。
あの時は気まずくなるのが嫌だったものだから、すぐに話題を変えて事なきを得た。
たしか「坂の上の雲」を取り上げ
「今どきの阪大生には、『坂の上の雲』が無いのかなぁ。」
に続けて、先の良いよねぇを続けた筈。
天邪鬼爺の私が、司馬遼太郎を好むのは、彼が昭和の侵略戦争を否定し、明治維新から半世紀をかけて近代日本を築いた筈なのに、僅か20年ほどの間に、ぶっ潰してしまったと昭和の20年間をある意味否定しているからである。
「さてあの同僚は、太平洋戦争を肯定的に考えていたのか?」
と今更ながら、司馬遼太郎を読み返しながら思い出している。
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2024年04月13日

戦後78年

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第二次大戦が終わり、我が国日本は民主国家になった。
おおよそ80年である。
さらに日米安全保障条約を結んでおり、西側の国家の一つである。
厄介なのは、大陸には中国、半島には北朝鮮、そしてその向こうにはロシアがあって、これらの三つの国は共産主義国家であることである。共産主義は、理念の美しさはともかく、人間の本性がかせとなって、結局機能しないことは歴史が証明したと、天邪鬼爺は理解している。原理原則はともかく、一党独裁の共産主義の行き着くところは独裁国家で、実際ここに上げた三つの国はいずれも独裁主義体制を敷いており、共産主義の理念とは真反対の方向に進んでいる。
一方アメリカ合衆国という国は、共産主義を否定しているとは、天邪鬼爺の理解である。
私自身、先ほども述べたように「共産主義」は、本来の意味では機能しないと考えている。
だからと言って、そういった国々に敵対するばかりでは、物事がうまくいかないのも事実。
だから八方美人外交と言われようと、中国、北朝鮮、ロシアとも仲良くしていかねばならない。
アメリカ合衆国の尻馬に乗って、これらの国と敵対したって、得るべきものは少なかろう。
我が国の難しさは、お隣の三つの国が共産主義国家(独裁体制国家)である点で、だから指導者達のかじ取りが難しい。
アメリカ合衆国に尻尾を振るばかりでは、この難しさの解決にはならないのではなかろうか。
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