2017年11月20日

フーテンの寅さんの面白さ

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先日、数日続いた夜来の雷雨の話題を上げた。
今朝も目覚めれば、雨の降ったらしい状況である。午前三時頃だったか、小用に目が覚めたときには降っている様には思わなかったのに。その後降ったのだろうが、雷鳴にも気づくことは無かったので、静かな驟雨だったのだろう。ただ当地のシンガポール人のいう「冬」到来だけに、夜は確かに寝やすく快適である。そして出かけには、雨も上がり陽射しも十分に強い。何度も重ねて書いてきたが、陽射しの強さは真夏以上である。緯度を考えれば当然のことながら。
そんな朝、交差点で信号待ちをしていたら、若者がやってきてやはり信号待ち。面白かったのは、信号機の影に入るようにして陽射しを遮っている点。その光景に出くわし、思わず渥美清のフウテンの寅さんお思い出した。寅さんがやはり夏に日射しを嫌って、信号機の影に入るというシーンである。信号機の影では、日射しを完全に遮ることなどできる筈もないが、
「あのシーンは、脚本にはなかったのですが、渥美さんが即興で演じられたのです。」
と、監督をされていた山田洋次さんが、何かの番組でしみじみ述懐されていた。内容は、
「日常の行動にみる面白さ。笑わせてやろうという見え見えの滑稽さは、一時笑えても後には残りません。渥美さんの演技の面白さの多くは、さりげなさともまた違った、長く残る滑稽さでした。」
といった風な内容であったと記憶している。あの若者も、あまりの日射しの強さについつい取っている行動なのだろうが、だからこそ滑稽にうつるのであろう。
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2017年11月19日

久し振りの『忖度』

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今日は天声人語氏の話題から。人語氏曰く
「わが国と西洋の際立った相違の一つ、信号の無い交差点での自動車の振る舞い。わが国の場合、自動車優先であるのに対して、西洋の場合歩行者優先である点である。」
私自身の経験を手繰れば、十数年以前にフランス人友人を招待しての際、信号のある交差点でも自動車の流れが無いようなときには、その友人平然と信号を無視して交差点を闊歩し
「自動車も通らないのに、信号機に従って待つ歩行者ばかりだ。君達は信号機に従順すぎる。」
と、半ばあきれ顔であったことを思い出す。
天声人語氏に話題を戻せば、
「日本人社会は、お上を意識して動く。言い換えれば『お上の御威光』といった意識がつよすぎる。」
とまとめている。そしてそのように考えると、フランス人の友人の言葉も、状況が少し違うだけで、「お上の御威光」に従順な日本人の属性を見事に見抜いたいたんだなぁと、今更ながらに感心させられる思いである。
私は2013年に定年退職したのだが、その10年ほど4年間専攻長を務めた経験がある。教室会議が月例で開催され、専攻としての意思決定が専攻教授会でなされる仕組みとなっていた。そして教室会議や専攻教授会の舵取りを任されたのが、専攻長なのであった。教授だけでも20数名、助教や准教授を含めると総勢百人の教員を束ねることになり、『管理職』であったということになろう。ただ私自身、舵取りを意識はしても管理する側という意識は全くなかったのに、教授の何人かは明らかに私の顔色を見るといった風で、大いに困惑したことを覚えている。というのも大学人としての私には
「大学教員は、みな個人経営主みたいなものだから!」
という意識があったものだから。
そして天声人語氏を読んで、改めて振り返ればあの時の同僚達の態度は、まさに『お上の御威光尊重』に対するそれだったのだろうと、しみじみ考えさせられている。たかがだ大学の専攻長ですらあんなのだから、国の総理の御威光となれば、忖度、忖度の積み重ねがあって当然なのかも知れず、昨今の国会のドタバタはあってしかるべきはこの国の属性。それゆえ上に立つ者に関わる案件は、絶対あってはいけないのだろうとしみじみ思う次第である。
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2017年10月17日

お灸据えよう!

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日本では、この週末衆議院総選挙。
マスコミ報道の事前予想、政権政党がやけに強いそうや。
年初めから、ずーっと森友・加計両学園疑獄で、あれこれ取り沙汰されてきたのに、この予想には、全く合点がいかない。学園疑獄以外にも、国会運営の在り方や、自衛隊の日報問題もあった。一口で言うなら。「政権政党の驕り」が目立ったというより、鼻に付くといった感じだったという方が適当かも知れない。いずれにしてもそんな状態であったというのに
「政権政党にお灸を据える!」
という雰囲気の沸き上がって来ないのは、なぜなんだろう、本当に日本という国は、
以前もこのブログで書いたことがあるのだが、議会政治の大先輩の英国では、政権政党のリーダーが自ら
「我が党も長く政権を担当してきた。一度政権を他の党にゆずったら。」
とさえ言うという。保守党、労働党の二大政党制の長く続くお国柄。
本音では、
「英国という国のためにはその方が良い。」
とさえ考えうる、成熟した民主主義というべきなのだろう。
その国に行けばそれなりに欠点も見えてくるのだろうが、それにしてもわが国、
「国のためより、党のため。党のためより、自身のため。」
という意識の低さがありありで、一般論ながら政治家の資質が低いセンセイが多い。
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2017年09月21日

大義なき解散??

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日本では衆議院の解散がと、マスコミ・報道がかまびすしい。
大義なき解散とか、モリカケ隠し解散とか、あれこれ批判もあるようだ。
この爺だって、モリカケ問題には、あれこれ申し上げたい。
いやある意味、戦後最大の疑獄ではないかとさえ考えている。
はたして我が同胞は、どう考えているのだろ?
ただ我が同胞は、閉塞感の一方で「安定」した毎日を期待する傾向が強い。
早い話、多数の方々は、
「長い物には巻かれろ!」
の意識を持っていらっしゃる。言い換えれば
「政治は何をしたって変わらない!」
と諦観に近い意識が強い。そしてその反面
「日本は、十分裕福だ。」
との意識もあり、「変わる」ことを否定しがちである。
さらに悲しいのは、政権政党自体、政権を担当し続けたいとの意欲が強すぎること。
以前にも紹介したように英国の二大政党制では、与党の代表が
「我が党が野に下り、政権を他党に譲るとき!」
と仰るのをテレビ中継で見た記憶がある。
この爺、この姿が成熟した民主主義と信じている。
「票をたくさん集めた。多数の議席を得た。だからやりたい放題。」
は決して民主主義ではない。
民主主義のご理解不足の政治家センセイの多いこと、これがわが国の欠点かも知れない。
愚痴ばかりの朝でした。
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2017年09月20日

内政不干渉

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北の将軍様、何度も書くように、したたかである。
そして世界中の指導者を手玉に取っていると考えるのは、この爺だけではあるまい。
いやさらに裏を読めば、指導者達とは、俗にいう水面下での会話が、あるのかもしれない。
早い話真偽のほどはともかく、わが国の首相だって、二三日前には、核実験やミサイル発射を知らされているとも聞く。
いずれにしても、北の将軍様の国、とうとうアメリカ合衆国を脅すに足る武器を手に入れてしまったようだ。だから
「朝鮮半島から、合衆国の軍隊は去れ!」
と交渉するのだろう。
合衆国もメンツがあるだろうから、おいそれとはいうことは聞くまいが。
今更ながら、朝鮮戦争は長く休戦しているだけで、まだ戦時下にあるのである。
そして、祖父、父そしてご本人と三代続く懸案の半島統一事業、今がその時と考えていらっしゃる節がある。
今後の展開はともかくとして、この爺の持論は内政不干渉。
その国民が自由主義を望むか共産主義を望むかはたまた封建主義を望むか、他の国が関わるとろくなことの無いのは歴史が証明している。米国人の共産主義嫌いは知っているが、だからと言って他の国にそれを強要してはならない。
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2017年08月28日

不幸を売り物にすな!

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「障害児を育てながら・・・?」
という殺し文句で票を集めた国会議員の醜聞がマスコミ報道を賑わして、一月以上経つだろうか?この爺そういったゴシップにはあまり興味もないけれど、一方自身の不幸を売り物にする候補者を、議員に選ぶ我々一般大衆側の見識の低さは大いに気にかかる。そして当選したとたんに「政治家のセンセイ」となってしまうから恐ろしい。別の議員の醜聞「この禿!」でマスコミ報道を賑わせた、あの議員さんだって、はたして「政治家」としての修行をされたのか見識はあるのか、疑問符がいくつもつく。
政治家の質が問われるようになったのは、「自民党をぶっ壊す!」の一声で、衆院選を圧勝した小泉元首相、その時のチルドレンの一人
「老舗料亭で食事ができる!」
との当選第一声で、すっかり顰蹙を買い
「憲政史上最低の国会議員だった!」
と、自虐ネタでタレント業ではある意味成功、政治家の難しさを認識されたのか,すっかり政界から足を洗われた。この方なんぞ、確実に成長されたと爺は理解している。
いずれにしても、「風に乗って」投票しただけの似非議員、それを選ぶ我が同胞の意識の低さ、困ったものである。
いずれにしても、自身の不幸を売り物にする選挙活動には、ゆめゆめ注意しなくては・・。
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2017年08月27日

忖度するな!

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朝鮮人徴用、従軍慰安婦それに南京虐殺、あったとか、なかったとか 戦後72年経った今でも、日韓や日中で議論が絶えない。さらには、戦後補償や両国合意は終わったのだから、今更むしかえしての議論は不要との意見もある。
唐突ながら加えて、「関東大震災」時の、在日韓国・朝鮮人の虐殺も、なかったと主張する政治家のセンセイも少なくない。
この爺、日本人としてこれらの不名誉はあっては欲しくはないのは本音ながら、まだまだ未成熟であったわが国の体制を考えれば、残念ながら現実に有った事件であることは動かし難かろうと思う。「未成熟」という三文字が免罪符になると主張するつもりはないけれど、戦争とはそんなもの、軍国主義とはそんなものと考えれば、わが国は二度と後ろ向きに走ってはならないのは当然である。
翻ってドイツ、国民の多くはナチスの蛮行を認め、ヒットラーの罪を反省し、法律まで作ってかつての体制には戻らないようにと努力している。確かに最近の若い世代に、ネオナチなんていう集団が国粋主義・民族主義を唱えてはいるが、少なくとも指導者達は後ろ向きにならないと決意している。
さてわが国、指導者の多くは「東京裁判史観」が、この国を誤った方向に導いたと主張し、危うい方向に向かおうとしているような気がする。彼らのいう「東京裁判史観」、戦争裁判とは戦勝国の都合で、敗戦国の指導者を罰するのだから、不合理なのは当然。だからと言って、わが国の起こした大東亜戦争はやはり、侵略戦争だったことに変わりはない。
さらには、東京都知事、このたび
「関東大震災時に殺害された朝鮮人・韓国人の追悼式に、式辞を述べることを差し控える。」
と仰り、その根拠として
「関東大震災の犠牲者を平等に扱うため。」
ととんでもない詭弁を弄し始めた。首相に忖度してか、大御所に忖度してか私にはわからないけれど、なぜにかくも後ろを向いて進もうとする指導者達が多いのだろう。
国をよくすることよりも、自身の地位を高めその地位を長く保つことに腐心しての振る舞いと私は軽蔑している。
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2017年08月21日

それは詭弁でしょう

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米国トランプ大統領の詭弁が気にかかる。
先週の白人優位主義者と差別反対派の衝突、死者まで出てしまったというのに、大統領は
「両派が暴力に及んだのだから、双方悪い。」
と、一見喧嘩両成敗ながら、これはまさしくの詭弁というほかはない。
さらに
「南軍のリーダーの像を撤去しろというなら、実際奴隷を使っていたジョージワシントンも差別主義者だ。」
と、さらなる詭弁を重ねる。テレビ報道で、
「トランプ大統領は、米国の恥!」
と言い切った、米国人がいた。喝采、圧砕である。
そしてこの種の詭弁は国内でも同様。
「日米地位協定の反対!」
を訴える視聴者に向かって、テレビのコメンテーター氏
「地位協定は米軍の駐留している諸外国にも適用されています。日本だけが不利を被っているわけではないし夜間飛行など日本より不意な国もあります。だから地位協定改定を主張すれば、さらに不利になります。」
と、だから地位協定はそのままにしておかねばという論調。
「ちょっと待ってーな。日本は独立国家やで!米国の属国ちゃうで。」
それに視聴者は、駐留米軍兵士が罪を犯した場合、司法権がわが国にないことを主張しているだけだというのに。いやはや詭弁である。
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2017年08月10日

気になる言葉

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慌ただしい日本での滞在を終えて、シンガポールに戻っている。
5泊6日とはいえ、実際活動できたのは4日間だけだから、いささか時間不足で、やり残したことも沢山とはいえ、もはやシンガポールにいるのだからどうしようもない。
さて今日の話題は、自然災害発生時のテレビ報道の表現について、いつも感じている違和感である。
「8月7日中国四川省で大規模な地震が発生しました。9名が死亡し・・。」
といった具合。地震に限らず、台風災害、洪水等々でも同じような表現を見聞きする。
この手の災害の場合正確な被害状況や人数の把握の困難なことは理解できたとしても、皮肉屋の爺としては
「8月7日中国四川省で対規模な地震が発生し、現在までのところ9名の死亡が確認されて・・・。」
というべきではないかと考えながら聞いている。早い話判っているのは9名の犠牲者で、被害の規模が明らかになるにつれ、犠牲者の数も詳細になってくるだろうから、「現在までのところ」という修飾語を付けるべきというのが、この爺の理解なのである。
重箱の隅をつつくようなことながら、しばらくの間をおいて日本語文化圏で住んでみると、とりわけ心につきささるのである。
それからもう一点、凶悪犯罪などで
「犯人のが・・・。」
と報じられることが多い。
「犯人の男性が・・・。」
と、犯人の人格を少しだけ大切にしてほしい気がするのは、これまたこの爺だけだろうか?
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2017年08月04日

内閣改造

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わが国では昨日内閣改造し、第三次(?)安倍内閣が発足した。
今年の上半期は、森友学園と加計学園の二つの学園に関連して、
「すわ疑獄事件?」
といった具合で、圧倒的多数を誇っている筈の政権がいささか揺れた。
それに追い打ちをかけたのは、国会での答弁があやふやな大臣と、私生活であれこれ問題を起こす議員が相次いだからと、さらに圧倒的多数という数に物を言わせて、諸法案を衆参両院通過させてしまったことも・・。個人的には、共謀罪を通してしまったことが、何やら戦前回帰を連想させるので、何とも合点が行かない。
ところで政権政党のある議員
「神武天皇以降の歴史を取り込んだ新憲法を!」
と、時代錯誤も甚だしい発言をしていると、ネット新聞で読んだ。もし本気で「神武以降」と信じているのなら、大いに困ったもので有る。
本来古事記や日本書紀は、中国の「讖緯(しんい)説」にのっとり、60年で小さな歴史が繰り返す、60×12年で大きな歴史が繰り返す、に対しての辻褄合わせ、604年の十七条件憲法を基準に、1200年前に神武天皇がと藤原不比等あたりを忖度して誰ぞが書き上げたもの。だから異様に長寿の天皇がいたりして、科学的にはありえないとされている。ただそんな神話を私自身否定するつもりはないけれど、
「それが事実!」
と正面から主張されると、否定せずにはいられない。古事記、日本書紀談義はさておき、神話は神話として楽しみ、事実は事実として適切に受け入れる国会議員でないと、国政を任せたくはないというのが、この爺の本音である。
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