2023年09月12日

マリーナベイサンズ

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ちょっと旧聞ながら、大阪のIR(統合型リゾート)の開場が2030年になるという。
という事は、天邪鬼爺の私が81歳の年、それまで寿命があるかしらん?
まぁ私のことはともかく、IRなんてハイカラな呼び方をするこの公共大型賭博施設、個人的には賛成できない。爺が暮らすシンガポールにも二か所あって、大いに儲かっているのだろうが、噂では一つはアメリカマフィアの資金源、もう一つは中国マフィアの資金源になっているという。それゆえ
「日本の場合もどこぞの反社会勢力が、多分甘い汁を吸うのだろう。」
といった予想してしまうからである。
それに8年後の社会情勢を考えたら、インバウンドでの海外客、本当にお金を落としてくれるだろうかと不安にもなる。というのその頃には、
「何をいまさらカジノ?!」
といった具合かも知れないし。
そもそもこのIR、何年か前に故安倍元首相が、シンガポールを訪れカジノを見学されたのが契機となったのではなかったか。という事は計画から完成までに20年弱、それまでに国際社会の情勢はどうなる、それにアニメブームも永遠に続くわけでは無かろうし。
一方で日本ブームも、そう簡単に終息はしないだろうがとの希望的観測もあるにはあるが。
こんなことを考えたのには理由がある。
シンガポールに戻る日、関西空港で三人連れの若い女性のグループと近くの席になった。古くから「お箸が倒れてもおかしい。」と言われる世代の、お嬢様型。
「シンガポールでは、何を経験したいの?」
の問いに、
「マリーナベイサンズの屋上プールで泳ぎたい!」
と返って来て、もはやユニバーサルスタジオシンガポールは、眼中にないといった具合なのである。こう考えれば、日本には誇るべき文化遺産がたくさんあり、IRでインバウンドを狙う必要などないのではあるまいか?
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2023年09月09日

田中角栄

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「知れば知るほど泣ける田中角栄」という文庫を読んだ。
宝島の出している文庫本だけに、活字も大きく年寄りには読みやすく、二時間余りで読破した。
実は天邪鬼爺ながら、私は田中角栄という政治家のファンである。
田中さんはすでに鬼籍に入られているので、正確にはファンであったというべきだろうが・・・。
だから文芸春秋に掲載されたスキャンダル記事の著者、立花隆氏の著述は好きになれない。
同じく立花氏も鬼籍に入らているので、好きではなかったという事になろう。
確かに田中角栄氏には、「金権政治」と揶揄されてしか得るべき姿勢があったとはいえ、陳腐な言い様ながら日本という国を良い国にするという、理念をひしひしと感じさせる政治家でもあった。このあたりが、長く首相を務められ凶刃に倒れられた、元首相のにおいとは全く違うところで、元首相にのとられた姿勢には「私」というものが見え隠れしてならないのである。
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2023年08月28日

民間軍事会社

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共産国のロシアに、民間の軍事会社がるというのは、この天邪鬼爺には、いかにも不可解である。中国や北朝鮮には多分無いだろうと、勝手に推測しているけれど・・・。
ついでに言うなら、世界中にどれくらい、民間の軍事会社があるのかとも、気にかかる。
そういう軍事会社で働く兵隊さんは、精神的にはものすごく強いのだろうか?
数日前に、アフガン戦争に参加したアメリカの兵隊さん、戦争の戦死者より、帰国してから精神的に病んで自殺する死者の数の方が多いと書かせてもらったが、徴兵等の言うなら義務で参加する兵隊さんと違って、自分の意志で民間会社の兵隊さんとなる方が、精神的にきっとタフなんだろうと、勝手な理解をしている。
随分と以前に、アメリカ海兵隊の訓練の様子をテレビで見た。
私なら、あんな訓練とても耐えられないだろうと考えながら見たとの記憶もある。
私は母子家庭の一人息子で、甘やかされて育っただけに、正直なところ精神的に脆さがある。だからというわけではないけれど、戦争に対してはどうしても肯定的になれない。それなのに民間の「戦争請負人」がいるのは、なんとしても容認したくはない。
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2023年08月26日

民主主義の弱点

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アメリカ合衆国の大統領選挙が来年。
現在その候補者選びの入り口あたり。
問題の共和党、前大統領のトランプ氏が、圧倒的に高い支持率を得ているという。
だから候補者の討論会には出ないという。
いやはや選挙民を愚弄した態度であろう。
それでも共和党内の支持率が落ちないというから、私はアメリカ合衆国を信じたくないのである。
とはいえアメリカ合衆国が信じれないというより、ファシズムというのはあんな風にして潮流となるのかも知れないなあと、考えたりもしている。
そして民主主義も、一歩間違えば衆愚政治になりかねないことを、照明しているのかも知れない。かつて古代ギリシャがそうだったように。
つまるところ、投票による指導者選びは、ともすれば人気取りとなりがちで、我が国でも郵政選挙の時の元首相、関西で知事、市長と選ばれた元代表などは、本当にうまく選挙民を味方につけた。もっとストレートに申し上げるなら、一般大衆の心を掴む能力にたけていらっしゃった。だから入れ札で選ぶというのは、いかに人気取りに徹するかという事になる。民主主義にもこんな弱点がある。
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2023年08月17日

他国のことながら

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他国の事やけど、いわんと我慢でけへんな。
それはアメリカ合衆国の事や。
あの国は民主主義の模範国ちゅうことになってるんちゃうかな。
その国の前大統領の事や。
選挙で負けたら
「選挙を盗まれた!」
ちゅうて言いまくったり、国会にデモけしかけたり、まぁそれは前大統領の性格から来てるんやよって、いうなら個人の事や。
わいが我慢でけへんのが、そんな候補者を大統領に選んでしまう、アメリカ合衆国ちゅう国の事や。民主主義の模範国ちゅうんやったら、そんな候補者を選ばへん見識が、国民になかったらあかんのちやうか。それをもう六年になるかな、大統領に選んでしもうたんは、まぎれもなくアメリカ合衆国の大統領選挙やで。
「American First!」
ちゅう殺し文句で、勢いつけて、普通の感覚やったら
「あの人は、大統領には選んではいけない。」
ちゅう、民意が働かなあかんとこやのに、あっさり選ばれてしもうた。
わいは、あれ以来あの国を民主主義の国と考えんようになったで。
せやけど考えようによっては、「ファッショ」ちゅうんは、あんな風にして国民の心を掴んで、国を間違う多方向に進めるんやろうかなぁ。
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2023年08月10日

核兵器を無くそう

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広島と長崎の原爆忌を迎えると、毎年のことながら我が国首相の煮え切らない態度に、イライラしてしまう。唯一の被爆国の首相がなぜはっきりと
「核兵器を無くそう!」
と言えないのだろうかと。
確かに我が国は、資本主義国家で西側諸国に入っており、アメリカ合衆国の核の傘に入っていることは認めたとしても、核兵器の議論となると、残念ながら我が国首相の歯切れが悪い。一時流行った言葉を使うなら、アメリカ合衆国の指導者に忖度しているという事になろうか。
とはいえ、私達の国・日本は、決してアメリカ合衆国の51番目の州ではない。それなのに我が国首相が合衆国の顔色を伺わずに行動すると、なぜかその政権は短命に終わりがちである。うがった見方と言われようが、私の知る限り現実にはそうなっている。
残念ながら我が国の政治家センセイ方は、何かを実現したいというものがあるわけではなく、選挙に当選することが目的であり、総理大臣になることが目的ではなかろうかと思えたならない。だから国会議員を長くやるためや、総理大臣という椅子に長く座っているために忖度してしまうのだろう。
「政治家も、選挙で落ちればただの人!」
だけに、理想を語って
「核兵器を無くそう!」
とは主張できないのだろう。本当に悲しい事態である。
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2023年08月03日

目立ってなんぼ?

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「奥ゆかしさ」なんちゅう感覚は、欧米の連中には無いんかなぁ?
日本人には、昔は奥ゆかしさちゅうんがある種の文化、慣習やったんやのに、最近は欧米の影響もあってやろ、目立つことを良しと考えるようになった。大学で教鞭取ってた時、人前でうまく話せん学生に、厳しう叱る同僚多かった。わい自身は、口から先生まれたようなとこあるけど、口下手の学生には、逆に憧れちゅうたらなんやけど、ちょっとだけうらやましい思うたこともあったで。
つまりや、その学生さんが、ほんまに分かってのうてうまく説明できへんのか、判ってるけど性格的にうまく言えへんのかを、指導者側のわいらが判断して指導していったらんと、若い人が育てへんと思うんやけどな。十把一絡げに
「他の人を理解させるよう説明できなければ、技術者として価値はありませんよ!」
ちゅな具合に叱る同僚がほとんどで、これやったら没個性や。
そんな風潮も、分けの分からん目立ちたがりを作り出してんやろう。
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2023年07月31日

明治の森は残したい

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文月晦日

10年近く昔の国際会議に参加した際のスイス旅行で、ホテルの古い造りそれでも機能的なのには、ある意味感激した。ところが日本なんぞ、建物が少し古くなれば壊して建て替える。1964年の東京オリンピックの主会場だった、国立競技場も2020東京オリンピックに備えて、さっさと取り壊し新築してしまった。確かにこうすれば、お金が回って経済的な効果もあるだろうが、そのやり方が経済効果として機能するのは、あくまでも発展途上の社会だろう。だから1964年の東京オリンピック、1970年の大阪万博、さらには1972年の札幌冬季オリンピック、これらは大いに意味があったと私は信じている。一方、国として成熟して先進国と言われるようになってからの1990年花博や2005年の愛知博は、その割には盛り上がらなかったように記憶している。
万博のことはさておき、古いものを壊し建て替えて、経済を活性化するというやり方には限界があり、とりわけ成熟しきった国には、効果が薄いと私は信じている。
話しは変わるが、数か月前に亡くなった音楽家の坂本龍一さんが
「明治の森を開発するのは反対!」
と主張されていたけれど、100年かけて育て育んできた自然林を開発して、いったい何を目指すのか、確かに都心のあの広さの空間は、建築業界にとって垂涎の的なのだろう。しかしそれで経済効果の上がるのは、ほんの一時ではなかろうか。
かといってこの天邪鬼爺に良い知恵はないけれど、欧州の古い街々から見習うものがある筈。
そういえば1985年一年間スウェーデンに滞在した折にも、古い建物を修理しながら大切にしている彼らに、感心させられた記憶があるなぁ。
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2023年07月12日

広告代理店

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札幌オリンピックや関西万博のことで少し思案を巡らしている。
札幌の件は、2030年の冬季オリンピック開催地に、立候補するとかしないとか。一方2025年の関西万博、現時点で海外からのパビリオン建設申し込みがあるとかないとか。いずれにしてもマスコミ報道を通じての情報だから、どこまで信じていいのか分からないけれど、かつてそう、戦後の復興期や高度経済成長期の頃ほどの盛り上がりがないのだろう。懐古趣味でいうつもりはないが、あの頃は東京五輪、大阪万博、札幌冬季五輪あたりまでは、私自身若かったこともあってだろう、ワクワク感を抑えきれなかった。
「日本の国もここまでできるんや!」
なんぞと誇らしく思えたものである。
ただいつの頃からか
「結局広告代理店の金儲けやんか。それに建設業界もかな。」
と冷めた眼でこの種の企画を捉えるようになった。
実際2020東京五輪、汚職がらみで逮捕者も出て、皮肉屋である爺の冷めた眼も
「当たらずと言え、遠からず。」
といったところである。
そしてこの種のスキャンダルは、次回のパリ五輪も御同様で、
「甘いものに寄り付く蟻は、洋の東西を問わない。」
オリンピックが金儲け主義になったなんぞという月並みな批判はさておき、
「なんで大型運動会に、広告代理店がのさばって来るねん!」
というのが、皮肉屋爺の一言である。
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2023年06月19日

礼儀と行儀

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ずいぶんと以前に
「中国人は、礼儀をよく知っていらっしゃるが、行儀が悪い。」
といった内容をブログに上げた記憶がある。少なくとも二度はある筈だが、十年を超すこのブログを検索するのは大いに面倒。だから読み返してみよう何ぞとは考えずに、今日もその内容で更新したい。
そのように感じるきっかけの多くは、鉄道やバスの乗り降りながら、今日はクアラルンプールに航空機が到着しての降機にあたっての彼らの態度である。着陸して後タクシングで航空機がゲートに到着し安全ベルトのランプが消えた途端、通路側の客は勿論、窓席の客も立ち上がって、騒然となる。立ち上がるだけでも騒然となるのに、席より後ろ側に機内持ち込みのバッグを入れてある客の何名かが、立ち上がった客を押しのけ後ろに突進っしようとする。いやはや本当に行儀が悪い。
話は変わるが、以前日本の国内線で
「どこの空港の客が、着陸後一番先に立ち上がるか?」
といった調査があり、大阪空港の客が一番となった。あまりありがたくない一番ながら,大阪人のせっかちさをよく表していると感心したことがある。ただ私の経験と比較しても、さらに身びいきを入れなくとも、今日の乗客の行儀悪さは、その比ではとてもなかった。
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