2018年06月21日

大地震のまえぶれ??

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今回の大阪の地震、専門家のコメントでは
「南海トラフ大地震の前触れというわけではない!」
らしい。一方同じく専門家のコメントでは
「この規模の地震は、地震大国日本ではいつでも、そしてどこでも起こり得る。」
そうだ。
早い話、地震の発生は確率過程というのが地震の専門家の理解で、私は科学者の端くれとして何やら合点のいかないながら、かといって確固たる議論をするための根拠は、今のところない。
が思い出すのは、兵庫淡路の大震災。
発生は1995年1月17日。ただその前年の秋、能勢で群発地震が続いた。だから地震の専門家に
「関西で大地震の起こる前触れじゃないですか?」
と尋ねたところ、
「関西での大地震発生確率は、低いですよ。前触れでも何でもないです。」
と聞かされた。
その後その方と会う機会は全くないので、確かめるすべはないけれど今でも
「能勢の群発地震が、阪神淡路の大地震をトリガしたのでは?」
と個人的には疑っている。
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2018年05月19日

132.8億光年彼方

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インターネット新聞で見た記事に132.8 億光年彼方の恒星に酸素の存在を確認というのがあった。我々の宇宙ができて138億年というのが通説だから、宇宙創成間もないころに、もう酸素があったと、ちょっとした話題となっている。というのも、酸素は我々「生命体」が存在するのに必要な元素だからで、132.8億光年彼方に酸素があったといっても、即そこに生命体というわけではないのだろうが、少なくとも可能性の一つだからだそうな。130億光年彼方の酸素存在の発見は、ALMA電波望遠鏡で何例か報告がされているようながら、今回のは最も遠方、言い換えればもっとも古い。いずれにしてもはるばる130億年以上もかけてこの地球に届く電波で、130億年も昔を見ているわけである。
180519 ALMA.jpeg
(ALMAから拝借しました)
こういったことを考えると、そしてこれは確か以前にも書いたはずだが、私達は電波で遠い過去を見ることができるのが不思議である。近くの過去は視ることができないというのに・・。
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2018年04月26日

蝉と素数

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「素数ゼミ」この見出しを見たときは、てっきり「素数についての研究を語るセミナー」でも開講されるのだろうと、勝手に理解して記事をクリックしたら、なんと蝉の話で合った。記事によれば、蝉はなぜか13年毎か17年毎に大発生するという。ここまで読んで
「確か何年か前に、NHKで放送していた内容に、13年周期と17年周期の蝉の大発生を取り上げていたなぁ!」
と思い出した。ご常連様も多分ご存じだと思うが、蝉はその生涯の大部分を土の中で過ごし、成虫となって僅か数日で死んでしまう、何ともはかない昆虫である。ただ大部分を土の中で過ごすこと自体我々人間には「はかない」と思えても、蝉にとっては大きなお世話かも知れない。
さて13年毎もしくは17年毎の大発生に関してである。13と17は奇数であるから、重なることは221年に一回しか無い筈で、だからこれらの周期間の交配の可能性は221年に一度となる筈。これが事実かどうかを調べるために、まさか221年も待つことはできず、互いのDNAを調べ、異種交配の可能性を検証できたというのである。
まぁそんな可能性は専門の方々に任せておいて、興味深いのはやはり素数の周期という不可解な事実。文頭にも書いたように
「なぜ13年毎もしくは17年毎の素数周期なのだろうか?」
そもそも数学者の中には素数研究に生涯を捧げる人も少なく無い様で、魅力ある主題なのだろう。全くの門外漢のこの私だって「素数」には何となく引かれる程だもの。まさか蝉が素数を認識している筈もないのに、現実には「素数周期」が起こっているというから、自然は面白いのである。
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2018年04月25日

Yちゃんへの手紙

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Yちゃん、今朝も薄暗いうちからの登校、本当にお疲れ様です。
私達今日はいつもより少し早く出たので、毎朝出会うおじさんともゲートの近くで会う事が出来ました。バス停にも少し早く着いたのかもしれません。だからその結果として、Yちゃんの乗るバスはなかなか来ませんでした。なんかの理由で遅れていたことも原因かもしれません。いずれにしてもYちゃんは急いで乗り込んでいましたが、バスはいつもより混んでいてなかなか奥まで入っていくことができませんでしたね。だからバスが動き始めてもYちゃんの顔が見えなかったので、爺さんは少し残念でした。ただその時。ふっと思い出したことがあります。少し難しい内容ですが、頑張って読んでみてください。
今から100年近く前に、寺田寅彦という偉い学者がいました。その寺田さんが
「路面電車が遅れてきたときは、その電車はやり過ごして次の電車に乗るのが得策。というのは次の電車ははるかに混雑していないし、目的地への到着もほとんど同時刻になる。」
と教えたというのです。実際Yちゃんが乗った次のバスは本当にがらすきでしたよ。」
この考えはバスだけではなく、ショッピングモールなどのエレベータにも当てはまります。そしてこの考え方は、「待ち行列理論」という現代の学問に繋がるのですが、爺さんの専門ではないので詳しいことは、Yちゃんが大きくなったら自分で研究してください。Yちゃんが判るようになる頃には、この「待ち行列理論」も随分と進んでいるかもしれません。
ちなみにこの分野は100年前にはなかった筈で、それでも寺田寅彦さんは経験的にそんな理論を体得していたに違いありません。
話は変わりますが、大雪や大雨で電車が遅れている場合は全く逆で、まずはやってきた電車に乗って少しでも目的地に近づく行動が必要となります。とはいえこれも「待ち行列理論」の一つの応用例なのですが、ますます難しくなるのでこれでこの話は終わりとします。
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2018年03月29日

犬の睡眠

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知り合いの犬を、時々お預かりすることを何度か紹介した。
まぁこの爺犬好きだから、たいして苦にはなっていない。
そして今も「トイプードル」をお預かりしている。
この「トイプードル」大いにいたずら好きで、私が居室で作業していると自分のおもちゃを銜えて足元にやって来る。早い話し一緒に遊べと言うわけである。遊びは単純で、銜えている人形を引っ張りっこし、最終的には私が取り上げ、それを遠くに投げ彼が走って行って銜えて戻って来る。そしてまたまた引っ張りっこという繰り返しである。ただ10分程も繰り返すと、寝そべってしまって息が荒い。
「何や君、犬のくせにすぐばてるなぁ!?」
なんぞと話しかけるのだが、判っているのかいないのか・・・。
ただ心臓でも悪いのかとついつい気になり、早速ネットサーフィンで調べてみた。
検索の結果はさておき、その折知り得た知識を披露したい。
それは「犬も夢を見るのか?」という話題である。
検索結果によれば、かつては否定されていたらしいのだが、脳研究の進歩により
「犬も夢を見る。」
事が判って来たらしい。そして以下が知り得た概要である。
犬は暇さえあれば、眠っているようにも思える。一日の内16時間ほどが合計の眠っている時間であるが、この睡眠にもノンレム睡眠とレム睡眠があり、大概の場合ノンレム常態で10時間以上。だから少しの物音や気配にも反応して、吠えたてたりもする。ところがレム常態では、犬と言えど物音に反応しにくくなり、こういった状態の時に夢を見ているらしい。眠っているのに、舌なめずりしているとか、驚いた様子で起き上がったりするが、それが夢を見ている結果であろう。
その後預かっている犬を注意深く見ていると、眠っているのに私の動きに反応してすぐさま起き上がるときと、全然反応しないときがあり、私なりに成程と感心した次第である。
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2018年03月17日

ホーキング逝く

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ホーキング博士が亡くなった。
ホーキング博士は、20歳過ぎに筋ジストロフィーを発症、余命数年の宣告が76歳の2018年まで車椅子で活動された天才物理学者である。同じ科学者とはいえこの爺とはあまりにも出来が違いすぎるので、申し上げるのもおこがましいけれど、まだまだ活躍できる歳だろうにと、ちょっぴり残念である。
ところで訃報の記事と併せて
「ホーキング博士は、なぜノーベル賞を受賞しなかったか?」
との記事があった。我々の宇宙の始まりの定説をひっくり返したと言わないまでも、ある意味大いに変えてしまうような説を唱えられ、現時点ではこの分野で受け入られているのだから、こういった疑問ももっともかも知れない。ただその記事によれば、現時点ではホーキングの仮説(Theory)であって、実験あるいは観測を通じて確かめられたわけではないと解説してあった。
ちなみに「相対性理論」で有名なアインシュタイはノーベル賞を受賞しているけれど、その対象は「相対性理論」ではなく「光電効果」であり、このことは意外と知られていない。さらに言うなら「相対論」に基づく重力波が現実に観測的に実証されたのが2年ほど前で、アインシュタインの仮説から100年の時を経てと報道されていた。
かかる意味でホーキング博士の正しい評価は、今しばらく時を待たねばならないのだろう。
合掌
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2018年02月15日

性格の形成は?

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朝日新聞インターネット版で得た知識。
「犬は、生後8週間以降に親と引き離した場合には、7週間以下で引き離した場合に比べ、噛み付きなどの問題行動の割合が減る。」
という研究結果が明らかになったという。とはいえ母体内にいるときや出生時の環境や遺伝も含めて詳細な研究が必要とも付け加えられてもいた。通常ならすっと読み飛ばしてしまいそうな記事ながら、今は若いプードルを預かり世話しているからだろうか、いささか気になった。
犬の事に限らず、この爺は人間も含めて、「生き物の個体の性格」に関し後天的なものと先天的なものに関して、門外漢なりの興味を持っている。以前にも書いたと記憶しているが、外交的・社交的、内向的で内気な引っ込み思案、好奇心旺盛・物見高い、他人に対し攻撃的、等々、経験や自己啓発である程度は身に付くこともあろうが、それだけでは理解を超えることがほとんどの場合では無かろうかと思う。突き詰めれば「脳」の問題となるのだろうか、あるいは「DNA」のなせる業なのだろうか?
それにしても「カニ」君は、好奇心旺盛でやんちゃであることは紛れもない。
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2018年02月08日

地震・台風

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台湾で地震があったというニュース。
マグニチュード6とかで、決して大規模とは言えないまでも、台湾の場合直下型が多い様で、大惨事となることが多い。はたして一昨日の地震では、ホテルが倒壊というではないか。そして衝撃的なのは、地震の発生する20分ほど前まで、そのホテルにいたという日本人が応じていたこと。問題のホテルが倒壊しているのだから、運が良いというべきだろう。さらに日が経てば、もう少し被害の状況がはっきりしてくるのだろう。
話は変わるが、この地震の話題から
「災害の中で、被害者救出という点で、一番厄介なのはなんだろう?」
という議論になった。神戸の震災や東北の震災を経験している私は当然のように、
「それは地震だ。日本には怖いものの例えに、地震、雷、火事、親父という古言い伝えもあるくらいだから。」
と答えると、友人は
「地震は継続時間が短時間だろう。被害は大きいかもしれないが、おさまれば空からの救出も可能だろう。ただ台風の場合は暴風が長く続くし、その間に雨もどんどん降って被害が増える。強風があるからそれからの救出は不可能に近い。だから一番厄介なのは台風だ!」
と主張してきた。
考えてみれば、温帯に住んでいる我々の場合、確かに迷走台風もあるけれど、大体の場合数時間で通り過ぎるのが普通。ただ熱帯、亜熱帯の場合、迷走台風が普通で、二日、三日続くことが多いというのである。だから暴風の中の空からの救出はまず無理だし,台風がおさまってからという事になるだろうから、救出活動の一番困難なのは、彼等にとっては台風という事になるらしいのである。
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2018年02月07日

日本海地方の大雪

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日本海側の地方、とりわけ福井から石川にかけてが、大雪だそうだ。
この爺にとって想い出の地である。
名古屋大学空電研究所に職を得て三年目の秋、先輩のNさんに連れられての秋、福井県三国町を訪れた。その冬に冬季雷の観測を実施するための候補地探しであった。そして九頭竜川河口の砂丘地に候補地を見つけた。というのは、1〜2km先に150mと200mの高さの火力発電所の煙突が立っており、冬季に落雷が直撃すると聞いていたこと、さらには砂丘地だけに付近に建築物がなく、レーダーを設置しての観測に適しているというのが、Nさんの判断であった。私達は持参したトランシットで、煙突の仰角を測ったりしたのだが
「河崎君、ここにしよう!」
とのNさんの言葉で、帰宅の途に就いた。10月末頃だった筈で、周囲はラッキョウ畑、紫色のらっきょの花が満開であった。
過去の想い出はともかく、あの地は冬ともなればドカ雪の降ることが多く、一晩で当時移動用に使っていたランドクルーザーがすっかり埋まってしまうことも何度かあった。そしてその原因が、「日本海寒帯気団収束帯)JPCZ)」と命名される冬季特有の気象現象であることを知るようにこととなった。これは素人目にも気象衛星の写真から見て取れた。吹き出しによる線状の雲が、収束帯を境にすっかり様相を異にしているのである。早い話収束帯の位置に依存して、金沢あたりから、島根県あたりのどの地にドカ雪がとなるのである。
興味あるご常連様は、そんな目で夕方の天気予報を見て頂ければ・・・。
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2018年01月20日

ハトを試す

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昨日の続き。ふと思い出したのが、野生のハトにえさを与えるときの事。
記憶に間違いがなければ、やけに独り占めしようとする態度のでかいのが、集団の中にいたような記憶がある。これも多分ハトの集団の多様性なのだろう。そんな風に思案を巡らせ、早速試してみたくなった。
ここシンガポールでも、MRTの駅前や近くのホーカーセンターには、ハトの集団がたむろしているから、爺の思い付き調査には問題ないのである。というわけで、ホーカーセンターで昼食を摂った際、味の薄そうな菓子パンを買い求め、昼食後早速実験開始である。同僚が
「What are you doing, Zen?」
なんぞと尋ねるのに委細構わず、パンをちぎって一切れ広場の片隅に置けば、すぐさまハトが数羽飛び降りてきて、つつき始める。ただつついた反動でパンが集団から離れたところに飛んでしまうので、そのたびに集団が移動する。やがてそのうちあまり大きくない一羽が主導権を取るようになる。すぐさまパンの飛んだ先に移動し、他のハトを牽制する。ただ間抜けなところは、一羽を牽制して追い散らしているうちに、他の一羽がついばむことになる。それに気付いて形成にかかればもう一羽がついばむことになる。
次にパンを二切れ1mばかり離しておくと、数羽が二グループに分かれてつつくのだが、この場合も主導権を取りたがる一羽がいる。興味深いのはその一羽が両方のパンをまさに「独り占め」しようとして、文字通り右往左往するのである。
最後にかなり細かくして少し広い範囲に一様にばらまけば、さすがにこの時は揉めることもなくすべてのハトたちが無心についばんでいた。
このことで結論を出せはしないだろうが、少し大きめのパンの塊があると、それを「独り占め」しようとする「リーダー」が現れるのは、何やら人間社会の写し鏡みたいな気がした。考えすぎだろうか。
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