2018年02月15日

性格の形成は?

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朝日新聞インターネット版で得た知識。
「犬は、生後8週間以降に親と引き離した場合には、7週間以下で引き離した場合に比べ、噛み付きなどの問題行動の割合が減る。」
という研究結果が明らかになったという。とはいえ母体内にいるときや出生時の環境や遺伝も含めて詳細な研究が必要とも付け加えられてもいた。通常ならすっと読み飛ばしてしまいそうな記事ながら、今は若いプードルを預かり世話しているからだろうか、いささか気になった。
犬の事に限らず、この爺は人間も含めて、「生き物の個体の性格」に関し後天的なものと先天的なものに関して、門外漢なりの興味を持っている。以前にも書いたと記憶しているが、外交的・社交的、内向的で内気な引っ込み思案、好奇心旺盛・物見高い、他人に対し攻撃的、等々、経験や自己啓発である程度は身に付くこともあろうが、それだけでは理解を超えることがほとんどの場合では無かろうかと思う。突き詰めれば「脳」の問題となるのだろうか、あるいは「DNA」のなせる業なのだろうか?
それにしても「カニ」君は、好奇心旺盛でやんちゃであることは紛れもない。
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2018年02月08日

地震・台風

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台湾で地震があったというニュース。
マグニチュード6とかで、決して大規模とは言えないまでも、台湾の場合直下型が多い様で、大惨事となることが多い。はたして一昨日の地震では、ホテルが倒壊というではないか。そして衝撃的なのは、地震の発生する20分ほど前まで、そのホテルにいたという日本人が応じていたこと。問題のホテルが倒壊しているのだから、運が良いというべきだろう。さらに日が経てば、もう少し被害の状況がはっきりしてくるのだろう。
話は変わるが、この地震の話題から
「災害の中で、被害者救出という点で、一番厄介なのはなんだろう?」
という議論になった。神戸の震災や東北の震災を経験している私は当然のように、
「それは地震だ。日本には怖いものの例えに、地震、雷、火事、親父という古言い伝えもあるくらいだから。」
と答えると、友人は
「地震は継続時間が短時間だろう。被害は大きいかもしれないが、おさまれば空からの救出も可能だろう。ただ台風の場合は暴風が長く続くし、その間に雨もどんどん降って被害が増える。強風があるからそれからの救出は不可能に近い。だから一番厄介なのは台風だ!」
と主張してきた。
考えてみれば、温帯に住んでいる我々の場合、確かに迷走台風もあるけれど、大体の場合数時間で通り過ぎるのが普通。ただ熱帯、亜熱帯の場合、迷走台風が普通で、二日、三日続くことが多いというのである。だから暴風の中の空からの救出はまず無理だし,台風がおさまってからという事になるだろうから、救出活動の一番困難なのは、彼等にとっては台風という事になるらしいのである。
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2018年02月07日

日本海地方の大雪

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日本海側の地方、とりわけ福井から石川にかけてが、大雪だそうだ。
この爺にとって想い出の地である。
名古屋大学空電研究所に職を得て三年目の秋、先輩のNさんに連れられての秋、福井県三国町を訪れた。その冬に冬季雷の観測を実施するための候補地探しであった。そして九頭竜川河口の砂丘地に候補地を見つけた。というのは、1〜2km先に150mと200mの高さの火力発電所の煙突が立っており、冬季に落雷が直撃すると聞いていたこと、さらには砂丘地だけに付近に建築物がなく、レーダーを設置しての観測に適しているというのが、Nさんの判断であった。私達は持参したトランシットで、煙突の仰角を測ったりしたのだが
「河崎君、ここにしよう!」
とのNさんの言葉で、帰宅の途に就いた。10月末頃だった筈で、周囲はラッキョウ畑、紫色のらっきょの花が満開であった。
過去の想い出はともかく、あの地は冬ともなればドカ雪の降ることが多く、一晩で当時移動用に使っていたランドクルーザーがすっかり埋まってしまうことも何度かあった。そしてその原因が、「日本海寒帯気団収束帯)JPCZ)」と命名される冬季特有の気象現象であることを知るようにこととなった。これは素人目にも気象衛星の写真から見て取れた。吹き出しによる線状の雲が、収束帯を境にすっかり様相を異にしているのである。早い話収束帯の位置に依存して、金沢あたりから、島根県あたりのどの地にドカ雪がとなるのである。
興味あるご常連様は、そんな目で夕方の天気予報を見て頂ければ・・・。
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2018年01月20日

ハトを試す

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昨日の続き。ふと思い出したのが、野生のハトにえさを与えるときの事。
記憶に間違いがなければ、やけに独り占めしようとする態度のでかいのが、集団の中にいたような記憶がある。これも多分ハトの集団の多様性なのだろう。そんな風に思案を巡らせ、早速試してみたくなった。
ここシンガポールでも、MRTの駅前や近くのホーカーセンターには、ハトの集団がたむろしているから、爺の思い付き調査には問題ないのである。というわけで、ホーカーセンターで昼食を摂った際、味の薄そうな菓子パンを買い求め、昼食後早速実験開始である。同僚が
「What are you doing, Zen?」
なんぞと尋ねるのに委細構わず、パンをちぎって一切れ広場の片隅に置けば、すぐさまハトが数羽飛び降りてきて、つつき始める。ただつついた反動でパンが集団から離れたところに飛んでしまうので、そのたびに集団が移動する。やがてそのうちあまり大きくない一羽が主導権を取るようになる。すぐさまパンの飛んだ先に移動し、他のハトを牽制する。ただ間抜けなところは、一羽を牽制して追い散らしているうちに、他の一羽がついばむことになる。それに気付いて形成にかかればもう一羽がついばむことになる。
次にパンを二切れ1mばかり離しておくと、数羽が二グループに分かれてつつくのだが、この場合も主導権を取りたがる一羽がいる。興味深いのはその一羽が両方のパンをまさに「独り占め」しようとして、文字通り右往左往するのである。
最後にかなり細かくして少し広い範囲に一様にばらまけば、さすがにこの時は揉めることもなくすべてのハトたちが無心についばんでいた。
このことで結論を出せはしないだろうが、少し大きめのパンの塊があると、それを「独り占め」しようとする「リーダー」が現れるのは、何やら人間社会の写し鏡みたいな気がした。考えすぎだろうか。
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2018年01月19日

多様性について

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インターネット新聞で興味ある記事を見つけた。
それは蠅の多様性に関してである。
蠅にも「セカセカ」と忙しなく働くタイプと、「オットリ」とスローライフとまではいわないけれど、のんびり働くタイプがあるらしい。この爺は、そんな見方をしたことは無いけれど、専門家の観点ではそのように分類できるという。記事は単に分類ができるといった単純なものではなく、「セカセカ」型だけで集団をつくるより、「セカセカ」型と「オットリ」型半々の集団を作る方が生産性が上がるという内容で、生物社会の構成には多様性が肝要といった結論であった。
蠅のことはこの爺には判らないとはいえ、例えばい犬や猫といった生き物に、色々な性格の有ることは知っている。臆病な犬、好奇心旺盛な犬、攻撃的な犬等々、この爺常日頃から不思議に思っていた。何が彼らをこんなにも多様に育て上げるのだろうかと。確かに厳しすぎるほどいじめられ育てられた犬は臆病になるだろう。可愛がって育てられた犬は、誰に対しても警戒心を持たないかも知れない。とはいえ、犬の性格は必ずしも後天的なものだけではないことは、69歳の爺ともなれば経験を通じて知っている。つまり天の配剤とでもいえばよいのだろうか、種の保存を有利にするために生まれるときにはもう既にいろいろな個体として生まれて来るのに違いない。これもDNAのなせる業だろうか?まだまだ分からないことばかりなのである。
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2018年01月17日

地震電磁気学を考える

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69歳の誕生日。月並みながら、めでたくもありめでたくもなし。
阪神大震災の日。23年を経て記憶も風化、後世に如何に残していくか?

さて阪神大震災の記憶から、思案を巡らしている。
最近は少し下火になった(のかな?)、直前予測。ただ予測できたとして、どこに逃げるのだという冷めた見方もあるが、それはさておき。
我々の学問分野、大気電気学の分野の先輩が、「地震電磁気学」という学問を立ち上げられた。
「大地震発生の前兆現象として使えるのではないか?」
というのである。当然ながら、地震学の権威者からは、猛烈な反論が上がったように記憶している。地震発生予測という命題は、多分寺田寅彦の昔からで、地震学の分野は、俗に言いうムラ社会構成だったのであろう。専門に過ぎた主題で、何やら原子力ムラを彷彿とさせる。一方で大昔から経験則として、自然界に何やら変調の起こることも素人も感じている。それゆえ「地震電磁気学の祖」は、
「大地の圧電現象を考えれば、地震の発生前には歪が蓄積されている筈で、となれば電磁気的な現象が予兆になるのでは?」
と考えたという。
一方原子力ムラの大家たちは、
「大地はいわば完全導体。導体内の電磁的現象が漏れてくる可能性は低い。」
と頭ごなしに結論し、適切な対応はしなかったように見受けられた。阪神大震災以降の確執や経緯は本題ではないのでスキップする。さらには私自身はある意味玉石混合に近いものがあると理解しながらも、肯定的に考えている手法は少なくない。その中でも、大地内の地震エネルギー(あるいは歪)が、電離層に変化をもたらし、対地電離層伝搬するVLF波やLF波に影響が現れるという考え方には、大いに合点がいっている。ご常連様の中には、御存知ない方も少なくなかろうが、実は私達の住む地球は、大地が導体に近くさらに100q程度上空は電離層という導体に等価な状態となっていて、導体でできた同芯球を構成している。専門的な用語で恐縮ながら地球・電離層はまさに空洞共振器となっている。さらに大地の電気的歪は、電離層に反映されても不思議はなく、それゆえ大地・電離層間を導波管伝搬するVLF波が伝搬の異常を示す可能性があると推論されるのである。
とはいえ電離層が常態でなくなる原因には、大地の歪以外にもあるだろうから、
「大地震の発生前に、VLFの伝搬異常が起こる。」
のは一つの事実(必要条件)であっても、
「VLFの伝搬異常が、大地震の予兆である。」
と結論できないのが、地震電磁気学の仲間たちにとって、頭の痛いところではないだろうか?
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2018年01月16日

1・17 阪神大震災

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明日は阪神大震災の日。
以来23年を経過した。速いものである。
この爺昨今学会関係にはとんとご無沙汰ながら、地震前兆現象をとらえるという研究はどうなっているのだろう。地震の専門家集団は、発生の事前予測は困難であると結論を出したようながら、大気電気学からその分野に入って行った、地震電磁気関係の研究者は、決して諦めてはいないようだ。それでもこれだけ時が経過してしまうと、勢いはおのずと低下してしまう。東北の地震からだってもはや七年に喃々とするものだから、当然とは言いたくないものの、研究姿勢の勢いが減じるのも、自然の理なのだろう。
一方大地震の前兆現象という立場から、宏観現象に注目した研究者もいた。だから阪神大震災の直後には、宏観現象の写真集も出版されたけれど、こちらはすっかり消えてしまった。地震雲なんぞといった怪しげな写真まで載っていた。宏観現象の中には、ナマズが騒ぐ、犬の遠吠え等も含まれるが、そうそうスマトラの大地震の時は、象が内陸部に向かって走り出したという話もあったっけ、江戸時代からも噂されていたと聞く。まんざら嘘でもないのだろうが、どう科学につなげるかが鍵なのだろう。
科学的な議論をと考えるとき、高校の数学で学習した「必要条件・十分条件」を思い出す。早い話、
「大地震発生前に、かくかくしかじかの現象が起こった!」
という必要条件に加え
「かくかくしかじかの現象が起こるときに、大地震が起こる。」
という十分条件であることも担保されねば、科学以前の未科学としか評価されない。言い換えれば宏観現象が淘汰されてしまったのは、必要条件(状況証拠ともいえようが)ばかりを集め一時はベストセラーになったものの、一般大衆でさえもが
「予兆減少としてはつかえない!」
と判断してしまったからなのかも知れない。
先日も、北海道沖で30年以内に大地震の起こる可能性が高いといった報道があった。ただこれでは悲しいけれど予知・予報にはならない。それでも気象庁は大真面目で発表している。本音で「大地震発生の直前予測」はまだまだ道半ば、いや端緒についたばかりかもと思案しつつ、1・17阪神大震災を思い出している。
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2017年11月05日

黒潮蛇行

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昨日の天声人語氏、黒潮の蛇行を取り上げていらっしゃった。
潮岬沖あたりから南に下り、房総沖で本州に近づき、まるでひらがなのひの字となっているとある。このひの字のせいで、静岡県用宗漁港ではすっかりシラスがとれなくなり、名物のシラス丼は楽しめない模様である。シラス丼の事はさておき、「黒潮蛇行」となればすわ「地球温暖」が原因と騒ぎ立てる報道関係者もいらっしゃるかもしれないけれど、黒潮の蛇行は過去にも何回もあるようで、一度蛇行し始めると一年以上もその状況が続くのが普通らしい。実際気象庁の9月29日の報告によれば、今回の蛇行は12年ぶりとの事。1965年以降今回は6度目で、蛇行は最長4年8ヵ月にも及んだことがあるという。ちなみに海洋機構のホームページから拝借した「ひの字」は、下図である。
171105 黒潮蛇行図.bmp


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2017年10月06日

ネット月見

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神無月・六日
一昨夜の中秋の名月、残念ながらシンガポールは曇天で、見ることが出来なかった。
確か二年前は、友人の住む高層コンドミニアムの40何階かでバーベキューをしていて、その日が偶然中秋祭の日に当たっていた。そしてふと気づけばお月様が顔を出していた。
はてさて昨年はと考えても、一向に思い出せない。過去の事はともかく、今年は嬉しいことに日本の友人達が、Facebookにほぼ実時間であげてくれたので、一応今年は月見を楽しめたことになるのだろう。
つけてもと思う。
「本当にえらい時代になったものだ。」
通信工学が専門のこの爺がいうことでないのは当然ながら、1970年の吹田万博で、テレビ電話の展示があって
「ほんまにそんな時代が来るんか知らん?」
なんぞと思ったものだ。実際有線電話でのテレビ電話は、頓挫してしまうのだが、1980年代以降の通信技術、それもモバイル系の発展は「目覚ましい」なんぞといった月並みな賛辞では、表しきれない。そしてここまでの進歩を誰が想像したろうか。
月見の話題からすっかりずれてしまったけれど、要約すれば
「曇天のシンガポールで、日本のお月さまを実時間で楽しめた。これも通信技術の進歩に負うところが多い。」
ということになるのであろう。
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2017年09月07日

瞬時電圧低下

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近畿の168万件で、供給電力の瞬時低下があったとネット新聞で読んだ。
「瞬時電圧低下(瞬低)」と呼ばれる現象で、加古川の変電所で絶縁装置の洗浄中に、その水を通じて電流が大地に流れてしまったことが原因という。考えようによっては落雷と似たようなもので、落雷の場合には大電流による電力装置の故障を防ぐため、早い話各家庭で使っている電気機器も含めて守るため、意図的に大地に大電流を流すのが普通。こちらの場合にも、供給されている電圧が瞬間的に低下し、我々の目には、電灯などのちらつきと映るのが普通である。ただ落雷の場合には、この種の電圧低以下では一般には支障の無いのが普通。というのも落雷の電流はとてつもなく大きいとはいえ、時間的には100万分の一秒程度だから、その間大電流を地面に流して電力供給をその間止めたとしても、供給されている電力の周波数60Hz(もしくは50Hz)と比べても十分短い継続時間で、精密工業や化学繊維工業以外には、全く問題の無い(?)筈である。
しかるに新聞記事の場合、水の流れが地面に繋がっている間電流が地面に流れたのだろうから、一秒や二秒間程度はあったのだろうから、そんなに長い間なら大停電とはならないまでも、新聞ネタとなるような騒ぎになったのだろう。ちなみに一秒とすれば60Hz、二秒とすれば120Hzで、電力供給する側から見れば無視できない時間である。
いささか理屈っぽい話となるけれど、今日の電力供給はインターネットに勝るとも劣らない「網(ネットワーク)」が出来上がっている。というのも電力というのは生鮮野菜に似て原則保存は効かないことから、産地直送販売が原則を実現すべく電力網の中でどの利用者にも原則公平に行き渡る様設計されている。だから今回の加古川のようなことが起こると、運が悪ければ電力網全体が機能しなくなることだって起こり得て、今回は大事故にはならなかったようながら、それが先週だったっかなぁ、東京界隈の大停電が良い(悪いというべきか)例なのである。
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