2024年09月07日

渡り蝶

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
蝶の擬態の話題をもう一日。
鳥が捕食すると、吐いてしまうという毒のある蝶がいて、その蝶に擬態する別の種類の蝶もいるという事を教えてもらった。ただ毒のある蝶を捕食するのは、若い鳥でだけで鳥自身が学習して、成長したら同じ失敗をしなくなるらしい。なるほど鳥も蝶も種の保存のために、それぞれ知恵を絞っているという事なんだろう。
とはいえ不思議なのは、
「擬態する蝶は、どうしてその文様の蝶が毒があって、捕食され難いと知るのか?」
という点である。このあたりが自然の仕組みの不思議さで、渡り鳥やはたまた鰻や鮭が故郷の川を遡上してくる謎にも通ずるものがある。
ちなみに北米大陸をカナダ国境からメキシコユカタン半島の渓まで移り済む蝶の仲間には、孫の代になってカナダ国境まで戻るというから、・・・。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学一般

2024年09月06日

擬態する蝶

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
友人の家を訪ねて、取り留めない雑談を楽しんでいたら、「蝶の採集」の趣味があるとかで、標本を披露して下さった。蝶の図鑑も持っていらっしゃって、
「採集して来たら標本にして、その図鑑で調べるんですよ。」
との事。日本国内の蝶の図鑑と、東南アジア一円の蝶の図鑑とがあるそうで、
「日本の場合、日本だけに限っての図鑑になっていますが、東南アジアの場合は、陸続きの部分が多いので、一国に限ってなんぞ無理です。」
との事。
「蝶の種類の数は、東南アジアは日本国内の10倍ほどで1000種類くらいかな?」
とも教えて下さった。さらに感心させられたのは、蝶の擬態。
「鳥に食べられないように、毒を持ってる蝶に自分の模様を似せるんです。」
とおっしゃるので、
「そんな蝶に私達が触れると・・・。」
と心配して尋ねたら、
「いやいや食べた鳥が毒にあたって吐くだけで、我々には無害ですよ。」
とおっしゃる。蝶も自分を守るため、そんな知恵があるんだと感心させられた。
ほかにもいろいろ教えて下さり、最後に蝶捕獲用の網を見せて下さった。
なんと概算で30000円程度というから、趣味もここまでくるとと感心。
来月は蝶仲間と、マレーシアとタイの国境近くまで出かけるのだそうな。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 01:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学一般

2024年06月07日

蝉の大発生

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
2018年4月26日に「素数と蝉」と題して、以下の内容をあげている。
「素数ゼミ」この見出しを見たときは、てっきり「素数についての研究を語るセミナー」でも開講されるのだろうと、勝手に理解して記事をクリックしたら、なんと蝉の話で合った。記事によれば、蝉はなぜか13年毎か17年毎に大発生するという。ここまで読んで
「確か何年か前に、NHKで放送していた内容に、13年周期と17年周期の蝉の大発生を取り上げていたなぁ!」
と思い出した。ご常連様も多分ご存じだと思うが、蝉はその生涯の大部分を土の中で過ごし、成虫となって僅か数日で死んでしまう、何ともはかない昆虫である。ただ大部分を土の中で過ごすこと自体我々人間には「はかない」と思えても、蝉にとっては大きなお世話かも知れない。
さて13年毎もしくは17年毎の大発生に関してである。13と17は奇数であるから、重なることは221年に一回しか無い筈で、だからこれらの周期間の交配の可能性は221年に一度となる筈。これが事実かどうかを調べるために、まさか221年も待つことはできず、互いのDNAを調べ、異種交配の可能性を検証できたというのである。
まぁそんな可能性は専門の方々に任せておいて、興味深いのはやはり素数の周期という不可解な事実。文頭にも書いたように
「なぜ13年毎もしくは17年毎の素数周期なのだろうか?」
そもそも数学者の中には素数研究に生涯を捧げる人も少なく無い様で、魅力ある主題なのだろう。全くの門外漢のこの私だって「素数」には何となく引かれる程だもの。まさか蝉が素数を認識している筈もないのに、現実には「素数周期」が起こっているというから、自然は面白いのである。

はてさて昨日の朝日新聞天声人語氏、221年振りというアメリカ合衆国の蝉の大発生を取り上げていた。2018年にこの内容を取り上げたとき、
「まさか221年間も待つわけにはいかず」
なんぞと書いていたのが、その221年がこんなに近くにあったとは、自然の営みの不思議である。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学一般

2023年11月26日

アマテラス粒子

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
「アマテラス粒子」
なんぞと粋な名前を冠した宇宙線が記録されたという記事。
比較の対象になんと「雷」を用いて、
「雷2.4兆回分」
と書かれていた。
アメリカ合衆国ユタ州の砂漠に琵琶湖相当の広さに500余りの検出器を設置、244エクサ電子ボルトのエネルギーで、歴代2位との事。1位は「オーマイゴッド粒子」という名で、310エキサ電子ボルト(1991年に記録)という。
ただ先に引用した
「雷2.4兆回分」
という言い回し、大いに気になる。
この記事を書かれた記者さん、科学担当の記者さんだろうから、ある程度は科学あるいは物理に造詣があるのだろうが、論理的な根拠も書いてほしかったものである。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学一般

2023年11月05日

半減期372億年

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
インターネット新聞からの科学ネタ
放射性同位元素ルテチウム176の半減期が、おおよそ372億年であることが確かめられたと、量子科学技術開発研究機構と東京大学のチームが発表したそうだ。
半減期372億年といわれても、門外漢の爺にはピンとこない。
そもそも我々が住むこの宇宙開闢以来135億年程度で、半減期がその倍以上なのだから、考えようがない。ただその記事には、この半減期を利用すれば、宇宙の歴史を調べる「時計」になりうると書き添えられていた。だからハヤブサ2が小惑星リュウグウから持ち帰った資料を調べるのにも使えるし、地球や月の成り立ちを調べるのにも使えるのだそうな。
早い話、いろいろな年代推定がより正確にできるという事らしい。
話しは変わるが、今年のノーベル物理学賞が、「アト秒」という1の100京分の1という短い時間のレーザー開発に贈られた。短い時間でしのぎを削る科学もあれば、長い時間でしのぎを削る科学もある。
こう考えると、門外漢にも面白い!
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学一般

2023年10月17日

大正時代の待ち行列

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
ブログも20年近く続けていると、同じ話題を二度三度とあげていることがあるかも知れない。
それに74歳ともなれば、同じことをくどくど言うようにもなって来る。
そんな心配をしながら、今日は多分寺田虎彦さんの随筆で読んだ
「市電が遅れているときは、最初の市電はやり過ごして二番目に来たのに乗るとよい。」
といった内容についてである。今日でいう「待ち行列」の考え方で、通信工学といった概念のまだ生まれていなかったであろう時代に、さすが天才科学者と感心する。この爺も真似をして、ここシンガポールのバスの利用は、意識して二台目に乗り込むようにしている。
さすがにバス自体乗客も少なく、
「寺田先生の慧眼はすごい!」
と感心したのは、数年前ブログの内容で、その後
「寺田さんは観察を通じて、この結論を出したに違いない。自然科学者はこうではならない。」
と、考えるように至っている。
実際この爺は長く雷放電の観測的研究に携わっており、指導申し上げた学生さん達には
「観測データはみんなの物。データから何を読み取るかは、みんなで競争。」
と、お教えしてきたつもりである。そしてそのためには、直観力が大切で、
「感を磨くように。」
とも、折に触れ述べてきたつもりである
今また幸運にも、マレーシアの研究に参加する機会を得て、若い学生さん達を鼓舞して回らねばと考えている。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学一般

2023年10月12日

孤独蟻の寿命

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
インターネット新聞からの、科学ネタである。
確か日本の産総研の実験で、対象は蟻さんである。
団体(確か10匹)で飼育するのと、単体で飼育(つまり一匹)するのとでは、寿命に優位さが出るというのである。団体で飼育すると程なく巣の中に入っての活動となるらしいが、単体だと挙動が不審で巣への出入りを頻繁に行って、何やらイラついた風にも見えるらしい。そして団体蟻の平均寿命が50日余、単体蟻ならそのほぼ半分というから
「動物は、蟻という昆虫でも、一人では生き辛いということだろうか?」
なんぞと、哲学的な思案を巡らせてしまう。
記事では、その原因を科学すべく調べたら、人間の肝臓にあたる臓器に活性酸素の増加が認められたそうだ。活性酸素はストレスにつながり、寿命を短くする可能性のあることが知られていることから、ストレスを除くべくメラトニンを投与したら、寿命は団体蟻と同程度になったという。ストレスが生き物の寿命を縮めるという予想できる実験とは言え、門外漢の爺にも大いに興味深い。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 13:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学一般

2023年10月03日

反重力 2

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
数日前、反物質の話題を掲載した。
その日に弟子のY君に電話をして、当該論文のPDFをお願いした。
Y君曰く
「フリーでダウンロードできるはずですよ!」
という事だったが、
「老人にはそれが面倒なんやでぇ!」
と、ともかく強引にグーグル検索をお願いした。
そして二三時間もしたころ、
「多分これです。」
と、メールが届き以後二三度読んでみた。
大変な実験だったようながら、理論的な内容ではないので、門外漢のこの爺にも理解はできそう。
ただ反水素100個で実験あったのには、
「どないして個数を数えんねん?」
の疑問、素朴な疑問が禁じえない。
まぁ日をおいて、もう二三度よんでみよう。
実験での検証だけに、多分正しいのだろうし、反重力ベルトは夢の藻屑と消えたかな。
ドラえもんごめん。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 11:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学一般

2023年09月29日

反物質と反重力

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
新聞の記事からだから、100%正確かどうかは不明ながら、90年来議論の対象であった
「反物質には重力が働くか、はたまた反重力が働くか?」
の問題が決着しそうだという。Nature誌の論文だというから、ある程度は信用して良いのだろう。
本当ならその論文を読んでから掲載すべき内容ながら、まぁともかく急いでとタイプしている。
新聞記事によれば、100個の反水素を対消滅させたところ、80%が重力による落下を示したというのである。
今後追実験などで、再現性が試されたりして、真偽はそのうち確定するだろうが、いずれにしても興味深い内容である。
余談ながらこれが真実なら、ドラえもんの反重力ベルトは、実現しないなぁ何ぞと思案を巡らせている。

lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 10:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学一般

2023年09月06日

歴史の中で

⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
いきなりですが。
100年前の関東大震災の時、半島出身者が井戸に毒を投げ込んだという流言飛語が独り歩きし、半島出身者が意味もなく殺されたりして、大勢犠牲になった。戦後生まれのこの爺ですら、そのことは歴史的事実として知っている。明治維新からの僅か半世紀の間に、我が国は欧米列強に肩を並べることが可能なまでに国力を高めており、一方ではアジアの近隣諸国を、
「日本に比べ、まだまだ未発達の国。」
と、見下す風潮があった。悲しいけれど、大和民族は優秀で、近隣諸国は劣等民族といった具合に・・・。
さてこの爺が腹を立てるのは、最近のお役人様や政治家センセイの多くは
「そんな公式文書はない。」
だとか
「そんな歴史的事実はなかった。」
なんぞと居直る態度、知らぬ顔の半兵衛を決め込もうとなさる姿勢である。
この天邪鬼爺は、100年前の半島出身者の虐殺は
「私達日本人が犯した、歴史の流れの中での大きな誤りの一つ」
なのであって、だから二度と引き起こすことの無いようにとの反省を忘れてはならないと、考えている。加えて言うなら、太平洋戦争や、大陸への侵略も同様。
話しは変わるが、主義主張や思想の多様性は認めたとしても、こういった歴史認識を平気で変えようとするお役人様や政治家センセイは、本音でがまんできない、この爺なのである。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 09:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学一般