2017年02月05日

春節雷雨

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これまでに何度か「雷三日」のことは書いている。
この言い習わしは、古来日常生活を通して知られており 経験則(Empirical Law)とでもいうべきかも知れない。
「雷雨日は連続して、三日程度続くことが多い!」
少し科学的に考えてみるなら、大気の様相は、台風でも来ない限り、数日間は急に変わることは無いからであろる。余談ながら、焼酎やウイスキーの水割りは、意図的にかき混ぜない限り容易には混じり合わないことからも、左党には判っていただけるだろうか。かかる意味で、時として多大な被害をもたらす、台風やハリケーンは、この地球にとって「必要悪」と考えるべきだろう。
さてその夕立三日、ここシンガポールでは一昨日、昨日と夕刻の雷雨が続いている。
「果たして今日も?」
と、妙な期待をしている日曜の朝である。
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2017年01月13日

南極で、棚氷に亀裂だそうな

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南極大陸で、棚氷に大きな亀裂見つかったとネット新聞。いずれ氷山となって、太平洋か大西洋を漂流することになるらしいが、その氷山がすっかり溶けてしまうと、海面が随分高くなるという。早い話、これも「地球温暖化」の故なのだろう。
何度もこのブログで述べている様に、私は長く熱帯・シンガポールに住んでいる。そしてこの地の人の多くは、「地球温暖化」の問題を、深刻にとらえていな気がする。
「温暖化が進んでも、熱帯は熱帯!」
と高をくくっているのかもしれない。というのは、わたしがお世話になっている会社、鉄道、タクシー、バスいずれも過剰冷房で、設定は18度になっていて、寒い程なのである。
以前申し上げたかもしれないが、日本いいるときには、夏は半袖と決めていた。10年程前に「クールビズ」なんて始まったけれど、そんなお上の真意なんぞ頓着することなくやっていた。ところがこの地では、長袖は放せないのである。そして強烈な冷房の所為か、油断するとすぐ喉をやられるほどである。事務所では、出勤するとエアコンの温度設定を25度にするのでが、知らないうちに18度(たぶんこれが設定可能な最低温度だろう)に下げられている。地球温暖化の警鐘が鳴らされ続けている今日にあって、
「こんな過剰冷房はないだろう!」
と、考えられてならない。まぁ国とはいえ、シンガポールは都市国家ゆえ、エネルギーの無駄使いをしたって総量は大きくならないだろうが、やはり困りものだというのが、私の率直な印象である。
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2016年12月27日

ヒューマノイド

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ヒューマノイド・人間型ロボット、今度は「夏目漱石」がちょっとした話題になっている。この前は、タレントのマツコさん型ヒューマノイドが、やはり話題になっていた筈である。それにその前後だったろうか、ヒューマノイドと人間の役者さんが共演する舞台劇の話題もあった。そしてマスコミ報道では、こういったヒューマノイドを、まるで人間並みのロボットであるかのように持ち上げ、実に高い評価を示している。
ただこう言った類の報道を見聞きするにつけ、私は
「いささか、過大評価では?」
との印象を、ついつい持ってしまう。というのも、これらのヒューマノイドは、本当に自身の語る言葉の意味が分かっているのだろうかと考えるから。早い話、ロボットに会話をさせるために、受け答えの例を可能な限り多く記憶させ、いろいろな組み合わせの中で最上のもので対応させているというのが、本当のところではあるまいか。そういう意味で、本当に言葉の意味が分かっているのかというと、
「人間の理解する様には、まだ駄目なのだろう!」
と思わざるを得ない。何日か前このブログで、「東ロボ」君の東大合格断念を考えた折、
「AIは、人間のように意味を理解しているわけではない。」
という「東ロボ」君の研究者の言葉を紹介したのと、全く同様の意味で、ヒューマノイドに対する過大評価にある種の警鐘を鳴らしたい。
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2016年11月03日

10ケ月間連続飛行

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きょう日本では、文化の日で祭日である。
日本が休日の時は、あまりメール連絡が入ってこない。
早い話暇な一日である。
だからついついネットサーフィンに興じる。
ヨーロッパアマツバメという渡り鳥、10カ月間も連続して飛び続けるらしいという研究結果が、報告された。47羽のアマツバメを捕獲し、重さ1グラムのセンサーをそれぞれに取り付け、次の季節に戻って来た13羽の飛行記録を解析して得られた結論だという。
ヨーロッパアマツバメは、ヨーロッパと南アフリカを渡りする鳥で、飛行時間の長いことで知られているそうだ。しかしそれにしても10ケ月間も飛び続けるとは、「人間業」ではないやろう。
ただというべきかな、このヨーロッパアマツバメ明け方に地上高く舞い上がって、長く滑空するという習性があるらしいのだが、どうもその滑空の間に眠っている節がありそうだという。
この記事を読んで、ふと思い出したのは、第二次大戦中の話、もちろん聞いた話である。行軍中に歩きながら眠ったという。あるいは立ったまま眠ったというべきか。生き物には、立ったまま眠ることが可能であるということだろう。
まあ馬も睡眠のため横になることは無いけれど、、さすがにヨーロッパアマツバメには勝てまい。
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2016年11月01日

ジャガイモの芽

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ネット情報である。
「ここ数年、ジャガイモによる中毒が増加している。」
のだそうな。その記事に
「学校菜園で育てたジャガイモを食べるときに、芽に毒素ソラニンのあることを知らない教員が多く、中毒を発生する。」
とあった。
時代とはいえ、驚きである。
ただ幸いなことに、ソラニンの毒性が強くないので、腹痛程度で終わることが多く、致命的な事態にはならないということである。
実は私が小学生の頃、高学年ともなると家庭科の授業があり
「ジャガイモの芽には注意するよう!」
と教えられたものである。
だから先に示したニュースを見聞きすると、大仰にいうなら暗澹たる気持ちとなる。というのも、この手の常識をどうして教え伝える術が無くなったのだろうと考えるから。受験という観点からは、必要ない知識かも知れないけれど、高度な知識の蓄積はあっても、真の意味の教養の欠如しつつある時代といえそうな気もする。
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2016年10月30日

2016年 重大ニュース

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神無月も今日も含めて残り二日。
いやはや早い。
気の早い連中は、2016年十大ニュースをあれこれ取り上げ始めているようだ。
私にとっては、重力波を受信でき、アインシュタインの仮説が検証できたというLIGO(Laser Inteferometer Gravitational wave Observatory)の成果だろう。
それにしても、「波」というのは不思議な現象で、今回の受信は何億年も昔の現象を受信している、言い換えれば見ているわけで、近くでは観ることのできないものも、遠くに行けば、遠くといっても気の遠くなる遠さながら、観測にかかるというのだから。
そのほか、熊本の地震、鳥取の地震がやはり大きなニュースの一つで、
「地球は活動期!」
という,巷間話題に上っているのは、事実なのだろうと思う。
それから、挙動不審の台風の多かったこと、東北、北海道を直撃したり、あるいは本州南の太平洋上で発生した台風が、なんと南西に進み沖縄界隈で、改めて北東に進路を変えるというような仰天行動をとったりもした。
大隈さんの医学生理学賞も、わが国にとってうれしくかつ大きなニュースであった。
中国の打ち上げた有人ロケットも忘れることのできないニュースでもある。
2016年も残り二か月、どんな大きな話題がと期待しつつ、霜月を迎えよう。
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2016年10月29日

寺田寅彦の待ち行列

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寺田寅彦といえば、私の専門である大気電気学の始祖でもある。(言いすぎかな??)もう少し正確に言うなら、彼の弟子の中谷宇吉郎(世界で最初に人工的に雪の結晶を作った科学者)が、実質上の始祖かも知れないけれど。ただ今日の主題は大気電気学ではなく、寺田寅彦の慧眼(今更ながらといわれそうながら)についてである。
寅彦は都電の運行を観察していて
「遅れの甚だしいときは、最初に来た都電はやり過ごし、その次に来るのに乗ればよい!」
と、言ったという。今日でいう待ち行列理論で、私自身実際今シンガポールで通勤で利用しているバスでも、二台目に乗れば空いているし、目的地到着もほとんど同時刻になることが多い。この考え方は、ビルで複数台エレベータがある場合も、同様に使える。
ご常連様、ご経験がなければ一度お試しあれ。
それにしても、待ち行列という学問分野が活発になる半世紀以上も昔に、物理学者である寺田寅彦が、それを実践していたとは・・・。
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2016年10月22日

北陸のカニ

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この時期、日本海のカニ漁が始まる。
越前ガニ、松葉ガニ等々地域に依存して色々な名で呼ばれる様だが、早い話ズワイガニである。カニに目がない人も多く、冬ともなれば北陸や山陰に出向いてという好き者が少なくない。
さてこの爺、現役研究者だった頃には、冬場の北陸が観測のホームグラウンドだった関係上、カニとは浅からぬ縁ができている。実際観測場所は1980年頃の石川・金沢から始まって、福井・三国、京都・丹後半島、山形・酒田、福井・美浜という具合に年を重ね福井・三国が現役最後の冬季雷の観測場だったろうか。先々で、毎冬二三度はカニチリに舌鼓を打ったものだ。そして定年した今は、アメリカ人のマイケル君にひかれて石川・金沢界隈を彷徨しているが、ここ数年は縁がない。
爺の観測の話はさておき、このズワイガニ漁で、雌雄同体のカニが捕まったと、先日報じられていた。ネット新聞にはカラーの写真まで掲載されていて、甲羅の右半分がオスで、左半分がメスという変わり物。ただこの種の雌雄同体は、過去にも何度か捕獲されたことがあるらしい。それでも、
「珍しいので、標本にしたい。」
と、どこぞの水産試験場が発表していた。産卵されてから成長する過程で、雌雄同体ができることになったのだろうが、理解を超えた自然の営みということになるのだろう。
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2016年10月17日

地下ケーブル火災

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大阪大学で教鞭をとっていた頃、「高電圧機器の絶縁診断」がこの爺のもう一つの研究テーマであった。最近首都東京大停電の原因となった地下ケーブル火災の発生等を、未然に防げるだろうかというのが、「絶縁診断」の主題の一つであった。というのも、テレビで報じられていた様に、高電圧用ケーブルの絶縁劣化が進むと、部分放電から絶縁破壊に至り、それが火災の原因となるからである。それに部分放電は、いわば小さな雷放電みたいなものだから、雷の研究のサイドビジネスとして、それを受信して絶縁破壊の予兆としようと考えたのである。
テレビで報じられていた様に、高電圧用のケーブルの絶縁は、かつては「紙とオイル」で実現されていた。専門外の方には、「紙とオイル」何ぞと聞くと、
「そんな燃えやすいもので、絶縁なんて!」
と感じられるだろうが、これが結構有効な手段だったのである。それに油は、絶縁耐力の高い物質でもあるのである。
それなのに報道では
「火災の原因となったケーブルは、35年も前のもので・・。」
と、ことさら古いことを非難気味に報じていた。
この爺決して東京電力の肩を持つつもりはないが、定期点検さえきちんとやって保守していれば、35 年程度で全とっかえといったことにはならない筈だと信じている。とはいえ電力会社の「大らかな体質」がついつい、劣化を見逃すことになったのではなかろうかとの印象もある。あれこれ矛盾することを申し上げているようながら、
「古い設備だから駄目だったのではない!」
に力点をおいているのである。というのも、この手のインフラ設備、耐用年数は専門外の方には、信じて頂けないくらい長いのが普通だから・・。それを、ケーブルの古いことが悪者になっており、お節介ながらまたまた天邪鬼の虫が騒いだのである。
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2016年09月26日

温暖化で豪雪

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数日前の朝日新聞第一面に
「温暖化により降雪総量が減るものの、豪雪の起こる可能性がむしろ増える!」
といった内容の記事があった。大気象庁が精密な数値シミュレーションで、明らかにしたと、一般大衆の目を引く記事である。ただこの種の事は、定性的には1990年代に明らかにされていたことであり、何をいまさらという気になる。確かにこの20年近くの間に、スーパーコンピューターの速度が1000倍にも10000倍になり、今は京速コンピュータが活躍中である。これをさらに100倍の速度に、というのが次世代スーパコンピュータ計画で、大気象庁のここにきての発表も、何やらこの流れを後押しする意図が見え隠れする。私自身は観測的立場での研究者で、
「同じ観測でも、時間分解能が上がれば違ったものが見えてくる!」
と、信じているし学生諸君にもそのように教えて来た。だから京速コンピュータが100倍京速コンピューターになれば、新しい科学に繋がる何かの見えることは否定しない。ただ気候の数値シミュレーションの場合三次元(時間軸もいれると四次元)だから、100倍の速度になったところで、実効的には3倍の精度(時間軸を忘れても、4倍の精度)に過ぎず、これでは新しい科学に繋がる何かが見つかる筈もない。
話を冒頭の新聞記事に戻して敢えて成果を上げるなら、
「今回の成果は日本国内の豪雪可能地域が明らかになった事」
ということになるのだろうが、先にも述べたように定性的には予想で来ていたこと。観測的手法でも、
「降水日数の少ない年の方が、つまり旱魃気味の夏の方が、激しい雷雨が起こりやすい!」
という結果を出している。朝日新聞の一面記事に水を差すようながら、敢えてコメントを。
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