2009年09月09日

長崎紀行 6

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職場のKさんは,御常連様の一人らしい。
昨日Kさんの居室に顔を出したら,久し振りですの後に
「沖縄,広島,長崎も内,一ヶ所を訪問するとしたら,どこでしょう?」
と尋ねられた。先日来の長崎紀行を,お読み下さったのだろう。
長崎紀行にも書かせて頂いている様に,第二次世界大戦後に生きている日本人として,私はこれら三ヶ所を次世代の若者達に見て貰い,強い反戦の意思を持たせたいとの,強い意思がある。だから「どこが一番?」何ぞと,考えた事もなかったというのが本音。ただ,正面から尋ねられてはたと考え,それでもすんなり自身の答が見つかった。
「それは,やはり沖縄でしょう!」
と返せば,待っていたかのように
「どうして?」
と,被せてくる。私は
「広島,長崎の核兵器は許すことが出来ないといっても,加害者は敵軍なんです。でも沖縄の場合は,敵の米軍は勿論,見方であるはずの同朋の軍隊からも,犠牲になる事を強いられたと言うじゃぁありませんか。いやはや地獄ですよそれは・・。」
と,一気に応え,Kさんは成程とうなずいていらっしゃる。そして私は
「といっても,本質的には三ヶ所と同じという気持ちが強いんですがね。何せ原爆の悲惨さは,やはり目を覆うものがありますから。」
と付け加えた。核兵器の悲惨ささておき,沖縄はいわば親から虐待を受ける子供の様に感じられ,守ってくれる筈の国家に犠牲を強いられた沖縄の事を考え,敢えて一番に挙げた次第である。
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2009年09月08日

長崎紀行 5

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長崎出島の事を,思い出している。
長崎旅行の最終日,そう帰阪の直前に出島を見学した。
歴史で,江戸時代に海外に門戸を開放していた唯一の街として,教わった街である。とはいえ見学して初めて,出島の街並みは平成18年に復元されたものと知った次第。復元されたとはいえ,鎖国時代の雰囲気を醸し出すには十分な作りで,
「こんなことなら,昨日もっと時間をかけて見ておけばよかった!」
と,邂逅しきりである。一緒に出島見学をした息子が
「出島が島でないと判って,怒った人がいたらしい。」
という笑い話もどきを語っていた。明治になって,島の北部が削られたり,ナ何が埋め立てられたりして,今は陸続きになっている。恥ずかしながらその事は,私自身も知らなかった。ただ歴史で習った様に,島の中で牛,豚,等の家畜が飼われ食用に供していた様だが,あの広さで家畜を飼って!と,少し驚いた次第。当然のことながら,出島に住むオランダ人達は,牛肉を食糧としており,
「出入りの日本人も四足動物を食していたのだろうか?」
とちょっと気になった。すかさず息子が
「毎年,彦根藩から将軍に牛肉を献上していた。」
と教えてくれて,江戸時代に対する自身の無恥さに愕然とする思いを抱いた次第である。我々は,江戸時代についてはどちらかというと否定的な事を中心に教わる傾向にあり,誤解が誤解を生んでいる可能性もある。鎖国という負の面はあったにせよ,開国して明治維新以後,我が国が急速に近代化出来たのも,江戸時代の蓄えがあったからに違いなく,負の面ばかりではなかったのは紛れもない事実。今回の出島見学が,そんな事を思い起こさせただけでも,長崎旅行の価値があったと結論すべきだろう。
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2009年09月06日

長崎紀行 4

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2泊3日の長崎旅行から帰って,貝塚の自宅にいる。
帰ってくれば,楽しかった分その反動で余計に寂しく感じるのは世の常か・・・。
感傷的な気分はさておき,金曜日の日没後に訪れた稲佐山から見た,長崎の夜景は圧巻だった。当日は日中暑かったからであろう,我々が稲佐山の展望台に到着した頃は,気温も幾分下がり,急にもやがかかり始めていた。だから夜景がさらに幻想的であった。家族そろっての会食の後に,夜景を見に行くことは決めていたけれど,その稲佐山が,良く知られた夜景の名所であるということは全く知らなかった。息子の発案で行く事に決めた時,ホテルの受付に帰りのバスを予約している息子を見て,何故かくも大層に?と不思議に思った。訪ねた後で聞けば,日本の三大夜景の一つという。そんなだから稲佐山の麓から,夜景見物の終わる頃に無料バスが出て,宿泊しているホテルまで運んでくれるというサービスがあるのだそうだ。
ただ家族そろっての会食が思いのほか長引き,茂里町から麓のケーブルの駅までタクシーを利用する事にした。流しのタクシーは簡単に拾えたけれど,小型車で我々5人は一台に乗ることはできない。運転手さんは,
「もう一台呼びましょうか?」
といったその直後に,私達の応えも待たず
「どちらまで?」
と尋ねられた。息子は夜景を見に稲佐山に行くので,ケーブルの駅まで行きたいのだと応えた。と,その運転手さん少し考えてから
「5人乗せると狭いけど,送ってあげましょう!」
と我々に急ぎ乗車する様に促した。
「それって違反じゃないの?」
という私の質問は無視しながら,前の席には娘と妻,後部座席には,娘婿,息子と私の三人を乗せ,タクシーは走りだした。そして思いのほか短時間で,タクシーはロープウエーの麓駅に到着した。私は,酔いに任せて
「運転手さん,頂上までこのまま走れるかな?警察大丈夫?」
と頼み込めば,運転手さんは
「行っちゃいましょう!」
と,再び走りだした。やがて頂上,沢山の見物客が既に居たとはいえ,私達5人はもやのかかり始めた幻想的な夜景を,楽しむ事になったのである。
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2009年09月05日

長崎紀行 3

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長崎という街は,路面電車が本当に旨く,機能している。
日中だと,5分程度待てばやって来る。
だからあれこれ乗り継いで,目的地に出向く。
旅行者にとって経済的で有り難いのは,500円の一日乗車券。
昨日も,今日も最大限活用している。
ただ路面電車を降りてからが,結構坂道を歩く事になるし,昨日今日と本当に真夏が戻ってきた様な様気で,やや消耗気味である。いやはや長崎は本当に坂の街で,その難点を除けば最高である。それでも今日は,大浦天主堂,孔子廟,長崎歴史博物館(長崎奉行所),シーボルト記念館と見て回り,日が暮れてからグラーバー庭園を散策と,長崎さるくを楽しんだ。そんな長崎さるくの途中,小学生三人組を見かけた。俗にいう悪餓鬼で,路面電車には降車する客を掻き分ける様に乗り込んで来る,座席に付いたら付いたで,飛び上がってはドスンという感じで,座席をトランポリン代わりにする始末。文字通り傍若無人の振る舞いである。最初私は旅の者という負い目もあり,知らぬ顔をしていたけれど,乗り合わせた大人達は誰も咎め立てする風は無い。それでついつい
「少し静かにしなさい。それに電車に乗り込む時は,降りる人が済んでから乗る様に!」
と,リーダー格らしい子供に注意した。そのリーダー格の子供は,あわてて他の二人に指示を出し,騒ぎは収まった。それでも,他の大人達は知らぬ顔の半兵衛で,われ関せずの雰囲気である。それでふっと思い出した話がある。
戦前の事。あるお金持ちの息子さんが,親からおこずかいをせしめて,超高級なカメラ,確かライカというドイツのメーカーだったと聞いた,を買いに行ったという。ところがそのカメラ屋さんは,
「お金持ちの坊ちゃんでも,このカメラは親御さんと一緒に来て貰わないと売れません!」
と,販売を拒否されたというのである。昔はよかったと,回顧主義に走るつもりはないけれど,今日の路面電車の子供達の大騒ぎを,見て見ぬふりをする大人とは,えらい違いでなかろうか?御常連様のご意見を伺いたい。
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長崎紀行 2

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長崎の街で,ふと眼にした看板の文字さるく
唐人屋敷街に,さるくの文字と矢印がある。
日本語だけに,文脈から何となく意味は判るけれど,年配の女性に路面電車の中で,意味を尋ねてみた。その女性はやけにはっきりと,ぶらぶらと散歩すると教えて下さった。こうやって,真の意味が判って来ると,次には実際の日常生活でも,使うのかしらん?と気になりだした。運良くというべきだろうか,年配の女性が下りるのと同時に入れ替わる様に,高校生風の三人が乗り込んできた。私にとって,これこそまさにカモがネギ背負ってといった具合である。
そこでしばらく三人の動静を見ていて,声をかけた。
「失礼ですが,君達高校生?」
「はい!」
と,三名はえらく素直である。
「そんなら教えて欲しいんやけど,さるくって言葉の意味知ってる?」
の問いには,一名だけ
「知ってますよ。ぶらぶら歩くって意味です。」
と,応える。その応えに残りの2名も,
「そう,そんな意味なら知ってますよ。」
と,追いかけるように応える。そして普段は使わない言葉だと付け加えた。
成程方言とはいえ,最近の若者言葉でないということだろう!とは小生の結論。
ところが,その直後その三人の誰かが
「・・・ばってん!」
と,大声を上げた。成程,ばってんは生きている方言ということか?
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2009年09月04日

長崎紀行 1

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家族で長崎に来ている。
長男,長女夫妻,それに妻と私の5人である。
私の還暦祝いを兼ねての家族旅行である。
以前にもこのブログで紹介していると思うが,小生は親の責任として,子供たちに沖縄,広島,長崎を見学させておく義務があると信じている。第二次大戦の空襲で,犠牲者の出た街は数多くあり,何故に沖縄,広島,長崎だけ?との意見もあろう。だから反戦教育という観点からは,沖縄,広島,長崎の三ヶ所に限る必要はないだろうとの意見のある事は知っている。ただ私にとって,本土の盾になって多くの犠牲者を出した沖縄と,核兵器の攻撃を受けた広島・長崎はやはり別格なのである。だから,これらの三ヶ所のあの当時の惨状を子供たちに見聞きさせて,彼らの世代には決して戦争何ぞという,馬鹿げた行為に,決して関わらない強い意思を持たせたいと考えてきたのである。
だから,子供達が還暦を祝ってくれると聞いて,迷わず長崎を選んだ。沖縄,広島は既に家族で訪問,それに子供達は長崎には修学旅行で訪れていた事もあって,これまで全員で訪ねる機会がなかったから。という訳で,漸く親の責任を果たすことが出来たという次第。
長崎を,最後の被爆地にする。との名言,私自身も再確認できたと結んでおこう。
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2009年09月01日

陽の長さ

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一昨日の東京出張の帰りの事。
羽田・伊丹の便を利用,午後7時羽田発であった。空港に着けば出発までに小一時間あり,パーソナルコンピュータのキーボードを叩いたり,新聞を読んだりと相成る。ただついつい夢中となり,気がつけば午後7時まで僅か15分足らずとなっていた。搭乗口には10分前にと,搭乗券には書かれており,急がねばとゲートに向かった。急ぎ足で歩を進めながら,ふと窓の外を見ると,暮れなずむというよりは,もう殆ど真っ暗。大阪住まいの小生にとって,この時期の午後7時前は,未だ黄昏時というのが,体の覚えている明るさ,雰囲気である。それ故というべきだろう,窓の外のあまりの暗さに,思わず腕時計に目をやった程であった。それでも腕時計は依然午後7時には10分程あり,改めて東京の陽の短さを実感した次第である。一昨日夕方の東京は,台風の接近とかで天気も悪く,しっかりと雨の降っていたものの,大阪・東京の経度差を実感さすに十分であった。
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2009年08月28日

富山にて

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北陸・富山に来ている。
電気設備学会の全国大会があり,講演の依頼を受けたから・・・。
講演の内容は,雷放電研究最近のトピックス。
当初講演の依頼を下さった当地のSH先生,「まいど衛星」の話を期待して下さっていた。ただ原稿の提出を迫られる内,
「電気設備学会の講演なら,まいどの衛星の話より,雷放電物理の話の方が・・。」
と考え,雷雲内の電荷や,雷放電の進展等々,少し科学的な香りを持たせながらの講演と相成った。まぁ,早い話大阪大学の我々のグループの宣伝,広帯域干渉計や,広帯域レーダが内容。それに昨今の,集中豪雨禍を絡め,持論の雷嵐には降雹,豪雨,落雷,突風,竜巻がついて回り,どの大気現象が際立っているかによって,雷嵐の呼び方が代わるのだとの話をさせて頂いた次第。
講演の内容はさておき,実は職場で色々あって,JR富山駅に到着したのが,なんと講演会の開始時刻。こんな事もあろうかと,SH先生には,講演順を一番最後に回して欲しいと,お願いしてあった。とはいえ会場には急ぎ駆けつけたく,タクシーを利用する事にした。市電でも15分足らずの距離だから,タクシーに乗るほどでもないのは事実だろうから,運転手さんに
「短距離で悪いねぇ。急ぐし土地勘がないので,お願いします。」
と,富山大学工学部まで運んでくれるようにとお願いした。その時の運転手さんの反応,
「大丈夫ですよ?今日今までに二人運んでいて,これで三人目だから!」
これでは全く,会話になっていない。ただ小生のいう土地勘がないのでを,土地勘があるのか?と,質問と受け取られたのかもしれない。まぁ小生のは大阪弁で,聞けば運転手さんは,富山っ子との事。お国訛は通行手形との言い習わしもあるくらいだから,小生の言葉が通じなかったのかもしれないと思案する。そんな小生の思惑をわれ関せずと,件の運転手さん
「今日は,富山大学で学会でもあるのかね?」
と,いたって呑気な反応である。と携帯電話がぶるぶると震え,
「河崎さん,今どこな?」
と,SH先生。会議が始まるし,講演予定者の一人が来ないので,気を揉まれての電話である。そして,
「シンポジューム,もう始めてるから!」
と仰る。小生,呑気な運転手さんに,今の所在地を尋ねれば,眼の前に富山大工学部の建屋が見える。
「今工学部に着きました!」
と,SH先生に応えれば
「ほんな!」
と安堵され,急ぎ来るようにと指示されて電話を切られた次第。そして冒頭に紹介した講演となり,終わってみればめでたしめでたしと,いったところであったろうか・・・。
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2009年07月06日

杜の都・仙台紀行完

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仙台で見かけた「目指せ クライマックスシリーズ」の看板。
言わずと知れた,楽天イーグルスを応援する看板である。
目指せ優勝とか,目指せ日本一としていないところが,奥ゆかしいというか,現実主義というか。ただ今シーズン当初はチーム状態も良く,一時は首位を快走。セパ交流戦が始まってっから調子がよろしくない。それに主戦投手の一人岩隈さんが,現在一時戦線離脱で,チームとしての負けが込んできている。田中投手が一人前になったとはいえ,主戦投手が一人では,現在のプロ野球では勝ち進めない。小生個人としては,名伯楽野村監督に,もう一度優勝を味わってもらいたいと願っており,今が踏ん張りどころと,帰阪後も応援を続けている。
それにしても大阪は蒸し暑い。梅雨本番である。

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2009年07月05日

杜の都・仙台紀行 4

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時間を前後させる。
実は仙台滞在の3日目,大気電気学会研究発表会の最終日,午後の何件かの発表をサボって,仙台市博物館に出かけた。その直前にNHKの取材をうけ,発表会場を中座しており,
「いまさら戻るのも,参加の方々に申し訳ないなぁ!」
と自分自身にも言い訳をしての,研究発表会脱出劇であった。
仙台市博物館は,研究発表会の開催されていた一番町東北工業大学オフィスの西にあり,地図で見て徒歩10分程度かと判断,梅雨の干ぬ間の日差しを浴びながらの散策となった。思っていたよりは些か遠かったけれど,程なくお目当ての仙台市博物館に到着。。杜の都の博物館らしく,木々に囲まれて佇んでいるからだろう,通りからは見えない。だからという訳でもなかろうが,大きな字で「博物館」と書いた看板が道路沿いに建っている。矢印でも指し示しており,余程不注意な人でない限り見落とすことはなさそうである。博物館では,特別展「古代カルタゴとローマ展」が開催中。ただ小生は特別展には興味がなく,常設の展示を見学するつもりで訪問したかったというのが本音。そもそも特別展は,割高であり,小生には「特別展は地元の人のためのもの!」の思いが強い。
博物館は,平日の午後という事もあるからであろう,入場者が思いのほか少なくゆっくりと見学が出来た。縄文時代の土器の展示や,小型とはいえ前方後円墳の古墳の解説は,畿内から結構離れたこの地にも!の驚きが先に立った。ただ閉館が4時45分と早いため,展示の見学はそれこそ走り駆け,もっと時間が有ればの,悔いが残ってしまった。

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