2023年05月16日

日本へ一時帰国

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今日から一週間、一時帰国。
10月に行った眼の治療の再検査が、主たる目的である。
術後おおよそ6ケ月を経過して、依然として老眼を気にしなくても良いのは、本当に有難い。とはいえ近視はいずれ矯正しなくてはならないのだろう。今回の診察で「眼鏡近視矯正」のゴーサインが出てくれると、有難いのだが。ともかく診察は明日18日木曜日午後、期待しておこう。右眼はかろうじて0.2程度、高校二年の時に網膜剥離の手術をした左眼は0.1も満足には見えない。ただ左右の視力の差、先の手術で少しは改善したのかも知れないと淡い期待を持っている。左右視力の差の大きいのを、泉州地方の方言では「がちゃ眼」という。グーグル検索したら「ガチャ目」と出て来るので、日本全国共通かもしれない。
とはいえまだ航空機に搭乗前。後半は関西空港到着後に・・・。
関西空港行きの機内である。
ャンギ空港を飛び立ったのが、午前6時15分定刻だった筈。というのも、5時半頃に搭乗が始まって、席に着いた直後に眠ってしまったから。毎度のことであるが・・。
それにしても空港、人出が多かった。シンガポール政府は、COVID 19終息と判断したという事なんだろう。そんな人出の多い空港内を、お掃除ロボットが行き来していた。

そんなことを考えながら、搭乗ゲートに向かってから5時間あまり。関西空港まで2時間余りである。

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シンガポールも五月晴れ

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ここシンガポールでは、油断はできないけれど、天気の良い日が続いている。
まさか日本並みの五月晴れではあるまいものを。
先日も雷鳴は聞こえてくるので、思わず頭上を見上げた。このスナップショットは、その時のものである。
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アリスとシロを連れての散歩中だったので
「これは困った?!」
と一思案して、いつもの散歩コースをショートカット、急いで帰宅したが結局は降らなかった。アリスとシロには少し物足りない散歩だったかもしれないが、ずぶぬれになってはかなわないと判断した末のことゆえ、許してもらおう。
その際すすきの道を通った。
すすきと言えば、子供の頃はすぐに切り傷ができたものだが、シンガポールのすすきでは、切り傷なんぞできたことはない。年齢を重ねて皮膚そのものが厚くなったか、はたまたシンガポールのすすきはよく降る雨のおかげで、柔らかいのか・・・。
そして今朝は、午前九時ころから大雨。昼にはその雨も上がったけれど、シンガポールも五月晴れといったのが、逆の「言霊」になってしまったようだ。
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2023年04月29日

友人の来星

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昭和の日 
今では遠くなってしまった昭和の「天皇誕生日」。

鯛はバンコク在住の友人(?)、正確には後輩のMさんからメッセージが届いた。
五月の連休中(と言ってもシンガポールは5月1日のメーデー以外はカレンダー通りだが)数日は、シンガポールに滞在という。よく聞けばNUSで開催される国際会議に出席、発表もなさる由。COVID19が流行する数年前にバンコクを訪れた際以来だから、少なく見積もっても5〜6年はお会いしていない。頂いたメッセージには
「会いませんか?」
とあったし、再会を喜び合いたい気持ちでいっぱい。
早速快諾のメッセージを返し、2日か3日の夜に会うことにした。
よくよく考えれば、Mさんと同じ学部出身者がNUSで教鞭をとっている筈で、声がけしてみようと考えている。
世間は思いのほか狭いものだから、意外と知り合いだったりして、それこそ身に阪大同窓会にでもなれば・・・。

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2023年04月24日

シンガポール観光バス 3

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蘭園の温室ならぬ「冷室」は結構楽しめた。
先週客人を案内した時には
「シンガポールが賓客を、この蘭園に招待して女性の客には名前を付けて来園の記念とすると聞いています。」
と、教えてくださった。
「我が国の現在の皇后さまも訪問されています。」
という事で、客人はその名前の付いた蘭を見たかったのかもしれないが、天邪鬼爺にはそんなことより、珍しい蘭の数々の方が興味深かった。
結構時間が過ぎてしまった、バスの乗り場に行って次のバスをとも考えたのだが、療養中の家人いささか疲れたようなので、そのまま帰ることにした。乗り場にはドイツからのご夫婦がおられ、あれこれ話していたらバスがやって来た。ドイツ人御夫婦は私達も当然乗るものと思っておられたのか、
「乗りません。ちょっと別件が。」
と伝え、またの機会に会いましょうとそれこそ一期一会となってしまった。
残念ながらお名前を尋ねなかったし、私達も尋ねられることがなかった。

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2023年04月22日

シンガポール遊覧バス 1

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シンガポールは、ラマダン明けの休日。
そこで昨日は、家人とシンガポール市内観光バスに乗った。
「移住」してほぼ10年、初めての遊覧バスである。
遊覧とはいえ、市内の主だったところを一時間で回るコースと、古い社寺を一時間で回るコースの二系統。この遊覧バス、乗り降りが自由になっていて、興味が持てそうな場所で降りて見学、次にやって来るバスに乗ってまた移動というルールになっている。つまり先に述べた「一時間」は、乗っていれば出発点に一時間で戻るという仕掛けになっているという意味である。10年にして初めて遊覧バスに乗る気になったのは、先週日本からの「お客」を案内して乗ってみたら、まぁそれなりに楽しかったからで、病気明け半療養中の家人の気分転換にでもと考えた次第。
乗り場は、市内有数の大きさのサンテックシティというモールにあり(コンベンションセンターもあり、かなり大規模な国際会議もできる。実際数年前に愛弟子のYS君がここに国際会議にやってきて、再会を楽しんでいる)、我が家からはバス、MRTを乗り継ぎ小一時間である。それにこの遊覧バス50分毎に出ているので、思い立って出かけても十分に利用できる仕組みとなっている。また団体客の利用が多いので、二三人ならどれにでも乗れる。大いに使い勝手がよろしい。というわけで2時前にバスに乗り込み、4分3周したころ、シンガポール植物園。我々は下車し、軽いランチの後、蘭のコーナーを訪れた。
(この稿続く)

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2023年04月21日

シンガポールの風 12

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ラマダン(断食月)があけた。
ラマダンのことを初めて知ったのは、1990年代の初頭。
インドネシアでのロケット誘雷実験中であった。名古屋工業大学のNKさんが、イスラム教に詳しくて、いろいろ教えてくださったように覚えている。日の出から日没まで、ラマダン期間中は食事をとらない、水も飲まないという断食。あの頃は、われわれ日本人だけが昼食をするので、実験に参加しているインドネシア人に方々に対して、何やら申し訳なさを感じたものだ。
そして次のラマダンとの出会いは、E-JUSTに二年関わったアレキサンドリア、2010−2012年のこと。近所の友人家庭が、ラマダン明けのBreakfastを一緒にと誘ってくださった。今度は逆に、夕食(我々にとって)で大いに盛り上がるBreakfastには附いて行き難いような何かを感じた。
そして2013年にシンガポールにやって来てからは、毎年ラマダンを経験していることになる。一緒に働いている同僚の中には敬虔なイスラム教徒がいて、イスラム教の新しい面を教えられた気がしている。
ちなみに昨日の夕方日没の二三時間前から、家の近くの高速道路は大渋滞の様相であった。
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2023年04月20日

シンガポールの風 11

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シンガポールは、朝から曇天。
今はモンスーンとモンスーンの間(Inter monsoon)だから、もうちょっと晴れの日が多くても良い筈なのに、最近は意外と曇天の日が多い。ただ本職の雷放電活動の研究者という立場からは、夜間に雷雨が多いのは以前から持っている知見とは矛盾しない。実際、インドネシアのロケット誘雷実験、最初に成功したのが4月中頃だったような。
(今ネット検索してみたら、4月6日午後10時過ぎとあった。)
私の記憶では中旬だった筈で、当たらずと言えども遠くはなかった。ちなみにこの成功は、ロケット誘雷には初心者だった私が、Go sign を出した。(これは間違いない!)
ロケット誘雷のことはさておき、専門外の人達は
「地球温暖化で、今年の天候は普通の年とは違う!」
と、ついついおっしゃるけれど、まだまだ温暖化だけで説明はできまい。
この地シンガポールに住んでほぼ10年。毎日のように雷鳴を聴きながら、ようやく好奇心に火が付いた。それはモンスーン時期の雷活動と、インターモンスーン時期の雷活動、どこが同じでどこが違うのかという点。30年前のロケット誘雷実験では、最初はそこまで考えることがなかった。が、二年、三年と足ふみをしているうちに、インターモンスーン時期の方がという結論になったと記憶している。弟子の恩のおかげで、この地の雷活動を継続的に観測できそうで、となると
「雷性状もはっきりしてくるんじゃないかな。」
と期待を持っている次第である。
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2023年04月19日

シンガポールの風 10

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昨日会社からの帰りは、MRTを利用した。
始発駅からで乗り込んだときには、席はがらすき。
爺は当然ながら、優先席に座る。
二三駅も過ぎれば、乗客も徐々に増え始め席はほぼ埋まってしまう。
隣に座った御仁、新聞を取り出し大きく広げて読みだす。
このあたりが日本の車内と様子がすっかり違う。
日本の場合は、小さくたたんで読むのが常識だろう。
ここシンガポールでは、超満員になることもないからだろうか。
さてその隣の御仁の新聞記事、大見出し
「放念脂肪肝、小心肝硬化」
が強烈で、真剣に読んでいらっしゃる。
さすがに爺には見出し以外は、内容が分からない。
ちなみにこの見出し、
「脂肪肝をほうっておくと、肝硬変になるかもしれない!」
といった辺りだろう。
日本語では、「小心」は気が小さいといった意味ながら、中国語では気をつけろといった意味合いであると聞く。ちなみに「小心地滑」は、道などが濡れていて
「滑り易いので注意して欲しい。」
という意味なのだそうな。
中国語の解説はさておき、
「放念脂肪肝、小心肝硬化」
の見出し、生活習慣病満載のわが身につまされますなぁ。

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2023年04月10日

シンガポールの風 9

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二日間シンガポール観光にお付き合いした香川県の老夫婦から、
「無事関西空港に到着しました!」
というLINE メッセージが、昨夕家人に届いたという。
ご主人は、私より6歳年上の80歳、奥様は78歳というご高齢。
高校生、中学生のお孫さん達とのシンガポール旅行は
「これが最後かも?!」
とお考えになってだという。
とはいえ行動力、行動範囲に当然世代差(二世代)があり、二泊三日とはいえお助けしなければ、大変だったろうと、またまた思案を巡らせている。
ともかく関西空港に戻れば、あとは時間をかけ体調を戻し、香川県までゆっくりとお戻りになれば良いだけ。
さて一昨日土曜日。
世界文化遺産のシンガポール植物園をごく一部だけ見学し、その後はオーチャッド高島屋でお土産の買い物、そして我が家へのご招待と相成った。
家人は旅行疲れ、終日の勤務疲れも見せず、夕食のおもてなし。アルコール類は召し上がらないという事で、たわいない話に花が咲き、あっという間の数時間で、
「明日の出発は早いという事ですから、そろそろホテルに戻られては?」
と、不本意ながらお帰りになるのを促した次第であった。あの調子なら、夜を徹しての語らいとなりそうな雰囲気であったもの。
(この稿続く)
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2023年04月09日

シンガポールの風 8

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ひょんなことから親しくなった、香川県の老夫婦、昨日は宿泊されているホテルで出会って、シンガポール市内観光のバスツアーとした。二階建てバスで、シンガポールの観光スポットを巡るツアーである。巡るといっても、シンガポールという街自体、東京都程度の広さだけに、二時間もあれば一周してしまう。本来なら、乗り降りしながら巡るべきところ、小生以上の御高齢、あまり無理を強いることはできまい。乗り降り自由のチケットを購入したつもりが、私の手違いで
「このチケットでは、一度降りられたら次は乗ることが出来ません!」
と指摘され、
「かえって好都合!植物園に行きたいとおっしゃっていられたし、植物園以降はオーチャッド通りを走るだけの順路だから、ゆっくり目にバスに乗り、植物園でランチを取って。」
と思案した。
だから乗り場のサンテックシティーで、パワースポットである噴水を訪ね
「一周すれば、お金持ちになるという事です。」
と噴水巡りを説明、御夫婦は
「お金がたまるなら。」
と興味を示してくださった。
そして12時発のバスに乗り、13時には植物園で下車した。
「ここは世界文化遺産ですね。」
と、いたく感激していただき、にわかツアーコンダクター冥利に尽きるというもの。
ただランチをゆっくり目に取りすぎ、植物園内を散策する頃から雲行きが怪しく、一時間弱の雨宿りを余儀なくされた。ただそれも怪我の功名というべきか、蘭の園や冷房付きの温室(冷房室)を楽しめたのは、望外の思い出となった。
(この稿続く)
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posted by zen at 13:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外生活