2019年07月01日

バス停で一期一会

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昨日のこと、バス停で不意に声をかけられた。
「シンガポール人ですか?」
いいや日本人だと答えると、
「何番のバスを待っているのですか?」
と返してくる。
「39番か、158番か。パシリスドライブ1に帰るもので。」
と答えると、ようやく納得した風で
「随分と長く待っているようだから、お節介かとも考えたんですが・・・。」
とおっしゃる。
「いやぁ、MRTから上がってきたら39番が出ていくところだったものですから。日曜日は1時間に4本だから、仕方ありません。」
と続け、気にかけてもらったことに礼をいった。
となると当然話が弾む。
「シンガポールにきて何年ですか?」
「シンガポールでは、悠々自適それともまだ働いていらっしゃるのですか?」
「この国は好きですか?」
と矢継ぎ早、そして極めつけは
「私は79歳、仕事を辞めてもう20年近く。年金生活者ですよ。ところであなたは何歳ですか?へぇ私よりも9歳若い。それでもまだ現役で働いていらっしゃる。」
といったところだったろうか。
バス停などで、こういう風に知り合いになるのは私自身得意だけれど、昨日は全くお株を奪われてしまった。やがて待っていたバスが到着、それぞれのバスに向かいながら、さようならを言い合った。いい一期一会になった次第である。当然お互いに名乗り合いもしなかったけれど。
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2019年06月26日

聖なる牛を

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インド系シンガポール人と、ひょんなことから親しくなった。
この国で圧倒的に多いのが中華系シンガポール人で、マレー系、インド系はそれぞれおおよそ10%程度だろうから、今までインド系の方と親しくなる機会の少なかったのは、止むを得ないところだろう。
さて今日の話である。
食べ物の話をしているうちに、その彼から
「私は、牛肉を食べる。うまいと思う。」
といった言葉が飛び出した。インド系といえばヒンドゥーで、牛は聖なる動物、口にすることはないと信じていただけに少し驚いた。そんな私の顔を覗き込むようにしながら
「むやみやたらと殺すわけではなし、おいしいものはおいしんだ。」
と言ってから、
「イスラムの人は豚肉は食べないけど、彼らのあの態度とヒンドゥーのは違うんだ。」
と若干言い訳めいたつけ足しである。
「あなたのように平気で牛肉を食べる知り合いはいるのか?」
の私の問いには、少し考えて
「あまりいないねぇ。でも何人かは知っている。」
との答え、そして
「イスラム教も、変わらなくては。豚肉を食べない論理がないもの。」
と若干過激な結論を主張していた。ちなにこの彼、当然ヒンドゥー教の信者だそうである。
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2019年06月24日

Jewel散策

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昨日夕方チャンギ空港に出かけた。
4月中頃オープンしたJewelという商業施設を訪ねるためである。
オープン以来人出が凄いといううわさを聞き、重い腰を上げたというのが正確のところだろうか。地上4階、地下2階の建屋に300の店があるそうで、圧巻なのは中央部が吹き抜けになっており、4階の屋根から水が地下2階まで「滝」のように流れている点。さらに日没後にはその人工滝にプロジェクションマッピングが1時間おきに実施されており、壮観だというのである。空港に着いたのは、午後5時頃。日曜日の夕方ということもあって、旅行客に加えてシンガポールの人達も結構やってきており、たいそうな賑わいであった。
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そしてふと思い出したのが10数年も前のこと。
何かの会合で、関西空港の取締役と会う機会があった。当時関西空港は巨額建設費用の借金を抱え込んでいるうえに、世界的な不況で航空便数が減り、利用者が減りという負のサイクルに陥り、あまり芳しいうわさが聞こえてこない状態であった。当然その取締役からは愚痴にも近い形で
「何か活性化する方法は無いでしょうかねぇ!?」
と、話しかけられた。当時関西空港はよく利用しており、通行料や駐車料金の高さに辟易としており、
「橋の通行料や駐車料を下げて、人を呼び込む算段したらどうですか?あぁそれより、航空機の空港使用料を下げるのが最適かなぁ。」
と当たり前の印象を申し上げたら、
「国からの借金もあり、空港使用料は下げられないんです。」
とこれまたお役人様的回答で、
「これならいつまでたってもと暗い気持ちになった。
それに引き換え、このシンガポールでは
「何としても人を集めて、活性化させるぞ!」
という気概が、このJewel開設なのだろう。このチャンギ空港、現在ターミナル4が開港し、さらにはターミナル5も建設中というではないか。こうやって客を集めますます活況をと計画しているその志や、我が国も学ぶべきなのだろう。
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2019年06月21日

華僑の結束

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昨日は日本人会に出向いた。
4階にあるラウンジは、ちょっとした非公式の会議をするのに、本当に都合がいい。ここシンガポールにも喫茶店はあるし、ホーカーでも非公式会合は可能だけれど、なんといっても騒がしい。ただ慣れとは偉大なもので、当地の人達はそんな喧騒の中でも平気で議論を進めるが、私にはたいそう苦痛である。そんなわけで、一度日本人会のラウンジを紹介したら当地の仕事仲間はすっかり気に入って、急に会合が必要な時には
「日本人会なら有り難い。会合が終われば会社にもすぐに戻れるし!」
と、要求してくる。そりゃぁ、きゃつらはマイカー移動だから便利だろうが、こちとら公共交通機関利用だから、気楽に職場に戻れるわけではないのだ。とはいえ、会議には最適なことは間違い無い。
さて昨日の会合である。
K社のHenryさん。彼と会うのは、おおよそ一か月ぶりであ
る。来週には海外に行くというので、あれこれ情報交換しておかねばならないと考えての会合となった次第。彼は、中華系のインドネシア人で、なんでもニュージーランドの大学を出たという。ちなみに彼の部下は、中華系のマレーシア人で、ニュージーランドの大学で、修士号を取っているということである。いずれにしも生まれも育ちも異なるが、大学繋がりか華僑繋がりなのである。この国に、学閥という意識があるのかないのかは知らないけれど、華僑の強い結束力を考えずにはいられない。
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2019年06月16日

不親切やなぁ

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知り合いのマンションを訪ねた。
といっても初めての訪問で、先方からは最寄り駅、出口の番号、バスの番号、下車するバス停名に加え
「バスを降りたら、バス停にくっついている歩道橋を、渡ってください。そこがちょうどマンションの裏になります。」
と丁寧なメッセージをいただいていた。ただこの国で不便なの、バスの運転手さんが意外とバス停名を知らない点で、果たして昨日も案の定
「私は路線通りに走っているだけで、停留所の名前なんぞは知らないねぇ!」
とにべもない。それなら停留所毎に名前を見ていくしかあるまいと、目を凝らしながら止まるたびに確認を続けていたが、なかなか該当の停留所に到着しない。
そしてバスの進む先に目をやれば、バス停に隣接して歩道橋があるではないか。
「あれかなぁ?」
と躊躇していたら乗降客がなく、バスは素通りしそうな勢いである。私は思わず
「止まってぇ!」
と運転手に声をかけ、バスは停留所を少し過ぎたところで止まった。
「外れだったら次のバスに乗ればいいや。」
と腹を括って下車。バスは無常に走り去り、
「バス停名は?」
と確認すれば、これが運のよい事にビンゴではないか。ということで、まずはめでたしめでたしめでたし。
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2019年06月14日

バスで移動

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昨日AMKHUBアモキューハブに出かけた。
MRT red lineの一駅ながら,自宅のあるパシリス駅からgreen lineを利用してシティホール乗り換えで行けるのだが、それだとシンガポール島を半周近くする事になり、一時間半もかかってしまう。ところ我が家のマンションの近くのバス停からだと、ほぼ真西に向かうだけですみ、一度の乗り換えが必要といえ40分程度で到着できる。従ってバス利用は当然、とはいえ乗り換えのバス停をはっきりと記憶していないし、日本のように車内の表示があるわけではない。その点が若干の難点、くどい様ながらバスでの移動なのである。
そのアモキューハブには、ほぼ約束時刻の正午少し前に到着し、コーヒーを注文して飲み始めたところに、待ち人のマークさんが登場
「なんやいつもゆっくりやのに、今日はえらい早いやん」
と、からかい気味に語りかけたら
「もうここでランチにしよう。」
と、何やら急いでいる風である。聞けば急な会議が入ってランチ後に職場に戻るとのこと。あわただしい出会いとなったものの、ともかく預けていたアンテナケースが返せてもらったので、mission completedだった。
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2019年06月07日

四つの新年

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昨日朝、出かけにマンションの管理人にばったり。
管理人室は9時からで、ちょうど出勤したところだった。
思わず
「Happy Hari Raya!」
と声をかけたら、
「この国には、Deepavali, Hari Raya, Chineese New Year とNew Year の四つがあるんだ。ヒンドゥー、モスリム、中華系、そしてクリスチャン。四つの民族に平等なんだ!」
と教えてくれた。
彼の説明によれば、四つとも「新年」だそうで、どの宗教や民族にも平等にという、50数年前に独立した時の精神を守っているそうな。
随分と以前にも書いた記憶がある。
良く知られている様に、イスラム教徒には飲酒は許されていない。だからエジプト滞在中、会食には随分と不便を感じた。一度日本人主催の会食で、
「日本人が主催だから、アルコールを出すよ!」
と威勢の良い責任者がいたけれど、あの時は何故か白けてしまったことを覚えている。
ところがである、ここシンガポールでは
「モスリムには、飲酒しない自由があり、そうでない人には飲酒する自由がある。」
というのが基本的な考え方で、本当にフランクな感じでビールとジュースの乾杯がある。飲酒派が気分高揚で盛り上がっていても、モスリムの出席者はごく自然に振る舞っている。ここに至るまで、あれこれあったのかも知れないが、今日では
「大人の国やなぁ!」
と、感嘆せずにはいられない。この爺は、少なくともこの点においてシンガポールという国に敬意をいだいている。
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2019年06月06日

ラマダンが明けた

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昨日はイスラム教の断食月明けハリラヤプアサで、ここシンガポールでは国民の祝日、ただ実際のところモスリム以外の住民にとっては、特段の感慨もなく
「週半ばの休日で助かるなぁ!」
といった具合であろう。一方国民の20%弱といわれるイスラム教徒とっては、我々が正月を迎えて高揚するあの気分と同じようで、マンションのゲートを着飾った家族が何組か出て行くのを見かけた。夕方近くなって、愛犬のアリスと散歩に出かけた時にも、近くのバス停で同じように着飾った家族と出会ったりした。
少し古い話になるが、2010年10月から2012年9月までの2年間私はエジプト・アレキサンドリアに赴任した。エジプトはイスラム教の国で、国民の80%超がイスラム教徒だから、ラマダンの期間は異様な感じであった。例えば日中には町の中のほとんどの喫茶店がゲートを下ろすほどであった。そんな国に住んでいた経験から考えれば、ここシンガポールは特別なことがあるわけでもなく日常のまま、それぞれのお国柄とは言え宗教や宗教観には考えさせられる。
いずれにしてもラマダンは開けた。
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2019年06月01日

他国のことですが

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大統領の訴追はできないという大原則があり、アメリカ合衆国の特別検察官が辞任した。
この特別検察官、大統領選挙の際のロシア疑惑に関しての花札大統領の関与を、報告書448ページのうち130ページを割いて10件の司法妨害疑惑をまとめてあるそうだ。
「完全に疑いが無いと判断したなら、あんな報告書は作成していない。」
とさえ、仰っているそうだ。
早い話、心象的には容疑者に近い花札大統領を、裁判にかけることができないという理不尽に、俗っぽい言い方ながらけつをまくったということなのだろう。
もっというなら
「阿呆らししゅうて、まじめにやっとれるかい!」
といったところだろう。
それにしてもとつくづく思う。
共和党の候補者として立候補したとき、マスコミ報道はこぞって泡まつ候補とせせら笑うがごときの取り上げ方だった。かくいうこの爺も、
「アメリカ人の良識から、選ばれることはないだろう!」
と、言い切ったことを覚えている。ところがである、予備選挙の中ごろから勢いが加速し、あれよあれよという間に本選挙まで勝ってしまった。
しかしそれに不正があったのなら、選挙そのものは無効だろうに、アメリカ大統領は合衆国の元首、だから訴追はできず、可能性のあるのは議会における弾劾裁判飲みということらしいのである。そしてこのあたりが、選挙で国の指導者を選ぶという制度の難しいところなのだろうと、考えさせられる、水無月朔日である。
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2019年05月29日

ご近所さんと

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スーパーマーケットで買い物をしていたら、近所の奥方から声をかけられた。
「あらお買い物?この店にはよく来るの?」
この地に住んで6年になるが、この奥方にここで会うのは初めてである。
「ええこの頃よく来ますねぇ?」
と返したら、
「あらそうなの。ところでこの店の野菜は新鮮かしら?」
とおっしゃる。
「おいおい、あんたさんは現地人。わてはここ国では外国人やでぇ。」
と、言いたい気分になったけれど、取りあえずまともに返事した。
「私らがこの国に移り住んで来た頃には、このチェーン店の野菜はあまり良くなかったです。だからめったに来なかったですが、ここ数年取り扱っている野菜の質は、随分と高くなりました。だから近頃は、ここでよく買います。」
すると今度は
「肉はどうなの?」
と続けてきた。
「鶏肉と、豚肉、特に対面売りのコーナーのは質が高いです。ただ対面売りは午後三時までです。」
と、答えら、
「じゃぁ、魚は?」
とおっしゃる。
「魚ははっきりいって、ドライブシックスの、ウエットマーケットの方が新鮮です。」
ここまで話したら、急に小声で
「この店ねぇ、不良品が多かったので、長い間来たことが無かったの。お店もずいぶんきれいになったし、これからは来ようかな?」
と、いやはや能天気ぶりである。
それにしても6年間のこの国の充実ぶり、スーパー・小売業に限らず、目を見張るものがある。勢いのある国ってこんなものだろうか。
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