家人が帰星の飛行機で仲良くなった老夫婦を、昨日シンガポール観光を手伝った。
昼過ぎ、USJの入り口で落ち合い,まずビボシティーに移動して最上階のホーカーで昼食、その後マーライオンを見たいとおっしゃるので「マーライオン広場」に移動した。大きなマーライオンと、古くからあった小さなマーライオンをご覧になって、
「この小さい方が、気品があって好きだ!」
とおっしゃる。世界三大がっかりの一つ(?)と酷評されている方を、好きだとおっしゃる。蓼食う虫もという事だろう。
その後プラナカン博物館にお連れし、見学頂いた。私自身見学するのは六・七年ぶりといったところで、リニュアルされたと風の便りで聞いてはいたものの、変わりようには大いに驚いた。
こんなお世話をさせて頂いたのには理由がある。
まず老夫婦の落としが、私天邪鬼爺より年上であること。
一緒に来ていらっしゃるというお孫さんは、高校生と中学生徒の事、行動範囲が違いすぎること。
午前中にUSJに行くと聞かされ、
「中高生には楽しいだろうが、お二人にはいささかきつかろうから、別行動を!」
と考え、そのように申し上げたら
「とりあえずUSJに入って、その後お願いしたい。」
との返事。だから文頭のUSJでの出会いとなった次第。
実際お会いした時は、お疲れの様子で、昼ご飯の時は食欲もない様子だった。そしてプラナカン博物館を出るころにはいささか元気も回復され、夕食はそれなりに楽しんでいらっしゃった様子。天邪鬼爺の提案は良かったと、一人悦に入った次第。
ついでに言うと、今日ははなっから若者達とは別行動をとられる由で、楽しい思い出つくりのお役に立てばと、独りあれこれ思案している。
(この稿続く)

クリックして投票を!