2024年08月18日

負の遺産

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昨日、日本人会の講演会に参加した。
長くこの地シンガポールに滞在していらっしゃるというS氏の
「負の遺産」
という演題の、シンガポールにおける日本の歴史が主題。
実は昨日はその二度目で、私天邪鬼爺は一回目の講演会には参加できていなかった。
それでも、一回目のレジメ併せて配布されたので、急ぎそれに目を通して聴講することが出来、内容の理解にはたいして困ることはなかった。
講演の演題からも想像できるように、第二次大戦・太平洋戦争以降のいわゆる我が国日本の「負の遺産」が内容の中心であった。ただ太平洋戦争が始まって2カ月余りで、日本軍がシンガポールを陥落させた際の、山下・パーシバルの交渉も淡々と話されていたけれど、個人的には山下中将のその後も取り上げてもらいたかったように思う。
それにもう少し遡って明治からの日本・シンガポールの関係を考えるなら、「負の遺産」ばかりではない筈で、その点が大いに残念というか歯痒かったというか・・・。
それから日本軍の蛮行に関して
「Forgive but never forget!」
といったという、Geoge Ye元外相の言葉、これはシンガポール人の友人からも随分と以前に教えられていた言葉ながら、もう少し強調してもらいたかったというのが、講演を拝聴しての実感である。
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2024年08月16日

インターネットでお買い物

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シンガポールでの仕事と関連して、インターネットで装置を買い求める必要が出てきた。装置というより「部品」という方が正確ながら、価格でいうなら装置というのが、正直なところ。早い話日本円に換算して、300万円近い買い物だから、装置とついつい考えてしまう。ただそんな高い買い物をインターネットですることには、爺としては大いに抵抗を感じててしまう。
実際送金を完了し、
「注文を正式に受けたので、発送手続きを開始します。」
と返事をもらってから、手元に品物が届くまでの毎日は、正直なところある意味生きた心地がしなかった。さらに追い打ちをかけるように、若い同僚から
「善さん、本当にいつ届くの?」
と一日おきに催促されほとほと
「70歳を超えて、ええ経験させてもらうは!」
と、実感していたのである。
そしてようやく届いたのが一昨日で、同僚が梱包を開けてみると、その一部が含まれていない。若い同僚は
「すぐ電話しろ!」
と催促というか助言というかをくれるけれど、シンガポールに支店があるとはいえアメリカの会社で、死者に電話をすれば案の定、その手の苦情は、サポート部門にメールせよとの、機械的な返答である。爺は電話をするまでもなく、そんなことは織り込み済みであったので、メールだけはさっさと済ませていたのだ。
それにしてもシンガポール人は、都会人だか田舎者だが、
「全然、常識を持っていないのだなぁ!」
と本音で感心している爺である。
ちなみに残りの部品は、なぜか自宅にとどき、やれやれなのであるが、またぞろ若い同僚は
「なぜ会社でなく、善さんの自宅に届いたのだ?」
と詰問して来る。
「この田舎者!」
と、頭の中で叫んでやった
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2024年08月15日

歳かなぁ?

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終戦記念日 79年目

シンガポールに戻って、一夜明けた。
僅か3泊4日のマレーシア出張だったというのに、今回は結構疲労感を感じてならない。
「歳かなぁ?」
なんぞと心配する年齢はとうに越している。
実際バスに揺られて出勤中うとうとし、次に目を覚ました時街のあちらこちらに翻っている国旗が、マレーシアの国旗でないので
「なんでシンガポールの国旗やねん?」
と不思議に思った。マレーシアに滞在中の三日間、来月のナショナルデーに供えてであろう、国旗がこれでもかというほど、風に揺れていたその印象が強烈に残っていたことにも関係してであろう。言い訳はともかく、あの目覚めた瞬間は、ふとマレーシアにいると錯覚していたに違いない。疲れている証拠だろうと、勝手な判断をしている。
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2024年08月14日

いざ、シンガポールへ

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愛弟子のT君は、昨日早くにマラッカに移動した。
マラッカでは、SATREPSで用いる機器の立ち上げ準備で多忙との事。あと一週間ほどは、マレーシアに滞在する予定らしい。
一方、わて天邪鬼爺は、咋晩プトラジャヤにもう一夜泊まって、今日の午後にはシンガポールに戻る。T君とはもう少し帯同して、あれこれ議論もしたい気持ちもあり、後ろ髪をひかれる思いながら、それでも帰星する。クアラルンプールとシンガポールは、僅か一時間の飛行だし、何かあればまたやって来ても良かろうとの気持ちもあって・・・。
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2024年07月25日

今年は平常年

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シンガポールは、暑い日が続いている。
熱帯だから当たり前と言えば当たり前ながら。
今は南西モンスーンの期間ながら、それも終盤に近づき雨天の日が少なくなってきた。
長期予報では今年は「ラニニャ」という事だったが、ここ一か月はそんな話題も、聞かなくなった。そこでネットサーフィンして調べてみたら、今はむしろ平常の状態で、今年の後半にかけてラニーニャとなる可能性が増加するらしいとあった。という事は、この爺が数か月前に聞いた
「今年はラニーニャ!」
という話は、まったくの間違いか聞き違いだったという事なんだろう。
いずれにしても、この地シンガポールの人に天候の話を聞くつもりで
「今年は例年に比べて雨が多いの?」
と尋ねた場合、
「いや例年より多いようだ!」
といった答えを返す人もいれば、それと真逆に
「いやこれが普通だ。」
と答える人がいて、ぶっちゃけ話熱帯地方のこの国の人々にはお天気のことは興味の外なんだろう。つまるところ全然参考にできないのである。いやむしろ
「あなたは、雷放電の専門家だから、そんなことはあなたの方が詳しいだろう。」
と切り返される始末なのである。
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2024年07月18日

シンガポール中国語

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使い古された冗談かもしれないが、
「小心地滑」
という中国語の表示。
日本語的に理解するなら、
「地滑りがありそうで怖い!」
とでもいった訳になりそうながら、実際は
「滑り易いので、気を付けてください。」
という意味である。滑り易いのは雨か水漏れがタイルにこぼれていて、気をつけろという、注意喚起の標語なのだそうだ

シンガポールの乗り合いバスは、英国文化の影響か二階建てバスも結構走っている。
二階の混み具合は、階段の上り口に
「50空位」
とある。英語表記は
「50sheets available」
で、日本語なら空席50となる。
シンガポールは、中国語と英語が公用語となっている。
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2024年07月11日

ミュージカル鑑賞

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一昨日の事。
診察を終えて薬局で投薬を待っていたら、眼科のN医師、偶然通られ声をかけて下さった。
「やっぱり帰ってこられたんですね?」
「内科の先生、精密検査しないと責任取れないとおっしゃるし、だから弾丸出張検査です。」

と返した。そして話題がいきなり夏休みとなった。
翌日から夏休みを取って、イギリスに一週間の旅行との事。
その際あまり考えていなかったけれど、この時期ウィンブルドンデニスの開催中じゃないか。もしかして、いやまさか見に行くってことは無いだろうなぁ?
ただその休暇中に、ミュージカルを観るつもりだとおっしゃり
「優雅ですねぇ!」
と茶化したら、
「娘が高校二年で、家族旅行もそろそろおしまいかなぁ。去年もミュージカルを楽しんだけれど。」
としみじみ。
確かN さん去年ロンドンマラソンに参加した筈だったよなぁ!
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2024年07月05日

デンマークの若者

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我が家のワンコが布団の上で粗相をしてしまったので、コインランドリーに出向いた。正確には「粗相」ではなく、ワンコのレジスタンスなのだが。原因は何であれ、夕方までに乾燥させねばならない。
洗濯の顛末はさておき、そのコインランドリーで、三人の女性バックパッカーに出会った。聞けば、デンマークから夏季休暇を利用しての旅行という。
「大学生ですか?」
の問いに対しての答はYes1で、専門は今流行のバイオテクノロジーとの事。
それにしても最近は、デンマークの人となぜか良く知り合いになる。これも縁というものだろうか。こういった若い旅行者に出会うと、
「日本人の若者より、前向きだなぁ!」
と感心せずにはいられない。ただ家人は、天邪鬼爺のそんな印象に対して
「バイキングの国やからねぇ。」
と、冷ややかであるが。
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2024年04月28日

最高気温摂氏37度

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昨日、シンガポールに戻った。
戻ればなんと最高気温37度との予想。
さすが赤道直下の国と納得している。
いやいや、昨日の朝たったマレーシアクアラルンプールでも、日中は熱かった。暑いのは、あちらでもこちらでも同じ。直線距離200q程度、緯度にして二度の違いだから当然と言えば当然であろう。とはいえ有難いのは、日が暮れて後。何度もこのブログでも紹介しているように、大阪のような「熱帯夜」は少ないような気がしている。つまり、日暮れは、風も吹いてそれなりに涼しい。熱帯で熱帯夜は少なく、大阪の様な中緯度帯で、真夏に連夜の熱帯夜。いやはや洒落になりませんなぁ。
こんな話題を取り上げたのも、昨日チャンギ空港からタクシーに乗って自宅に向かったら、運転手さんが
「どこから帰ったの?顔がすっかり日焼けして赤いなぁ。シンガポールも今日は37度の最高気温だよ!」
と教えてくれて、盛り上がったから。
「大阪の方が、熱帯より熱帯夜の日数が多いかも?」
という話に及んで、
「だから日焼けしたのか?」
といわれ、
「いやいやマレーシアからの帰りだよ。」
と、話を結んだのである。
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2024年04月26日

マレーシア気象台訪問

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昨日もまたクアラルンプールの郊外に出向いた。
(実際にはクアラルンプール市の外、セランゴール県)
目的は、マレーシア気象庁を訪問して、観測機器開発担当のディザ女史に会うため。
プロジェクトカーの運転手Gさんの言うのには
「一時間かかる!」
という事だったけれど、これが意外と短時間で目と鼻の先まで着いたのだが、そこからが渋滞が半端ではなく、結果的にはGさんの予告より、5分間だけ短かっただけ。最後の一キロか二キロで30分ほどかかってしまったのには、
「さすがクアラルンプールエリアの渋滞!」
と、妙な感心をして納得した。
ただ訪問そのものは有意義で、ディザ女史にはレーダーデータ開示の約束を取り付けれたし、その後の話しもすっかり盛り上がった。これで三度目の出会いになるのだが、初めて名刺を頂き
「まぁ信頼してくれたという事になるのか?!」
と一人合点した次第である。

話しは変わるが、昨日はJR宝塚線の脱線事故から19年目。
確か、工学倫理の講義をしている最中に事故のニュースが入ったと記憶している。
ほとんど二昔も前になる!

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