2024年02月19日

マラッカにて

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マラッカに来ている。
昨日午後チャンギ空港からクアラルンプールまでAir Asiaで。
空港にはいつもの顔さん(運転手)が迎えに来てくれていて、おおよそ一時間半程で、常宿ショアに到着した。顔さんの話によれば
「日曜夕方は、マラッカからクアラルンプールへの道は大渋滞。」
との事、私達は逆方向だったから、ほぼすいすいの状態であった。
マラッカは昨年10月以来だが、赤道帯の街だけに季節感は希薄。ただ中華正月の余韻は確実に残っており、街中にはそのイルミネーション。願さんに
「中華正月は、モスリムの人達も祝うのか?」
と尋ねてみたら、祝うのは中華系のマレーシア人だけで、
「モスリムは、四月のハリラヤが彼らの正月だよ!」
と教えてくれた。ラマダン明けのハリラヤがモスリムの新年という事。
カレンダーの正月、中華正月、モスリム正月、それにインド系の正月、日本人の爺には附いてゆき難い。
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2024年02月06日

予防接種

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日本に一時帰国していたことは、既にお伝えしてある。
つまるところ一昨日には、シンガポールに戻っているのだが。
さて今回の一時帰国、天邪鬼爺の生まれ故郷に滞在しての足掛け十日であった。
大寒の時期らしく、関西空港に着いた翌日は、今冬一の寒波という事で、常夏のシンガポールから戻った老人の身には、大いに堪えた。おまけに帰国する数日前には、30代の若者二人と、二日でおおよそ800kmを走破するという強行軍を余儀なくされ、その結果と言おうかひどい風邪を招いてしまっていた。その風邪もようやく収まりだした頃に、一時帰国で最強寒波と遭遇、さすがにぶり返すことはなかったけれど、回復は確実に遅れた。とりわけ眠りついたかなというときになっての、激しい咳込みこれは本当に辛かった。それでも日にち薬、ようやくかかりつけ医に診察していただく暇ができた頃には、聴診器を当て
「肺には雑音ありませんし、脈も順調ですから歳並み以上にお元気です。」
と誉め言葉、励ましの言葉まで頂いて、シンガポールに戻ったのである。
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2023年12月28日

香港の友人と

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今年の年末、例年以上に雨天が多い。
昨日も夜半まで、しっかり振って降っていた。もちろん日中も昼過ぎから。
ところが香港、この時期すっかり乾燥だそうな。
実は旧友のCさんと昨日WeChatで交信したら、
「この時期日本は寒いから、日本よりもシンガポールの方が良いだろう!」
というので
「雨が多いので困りものだ。」
とこぼしたら、香港のこの時期の様子を報せてきたという次第。
この時期、超乾燥期だという
実はCさんとは1988年日本学術振興会への申請が採択され、私が二か月半を北京郊外で過ごした際に知り合った、四人の修士課程学生の一人である。
そのCさん、知り合って10年ほどたった頃、当時既に岐阜大学に教官の籍を得ていた爺の愛弟子のWさんを頼って、博士課程に進学してきていた。そして学位取得後香港の工科系の大学に籍を得て、今ではすっかり香港に定住していらっしゃる。とはいえ今ではその香港もすっかり中国本土並みで、Cさんにしてみれば、住んでいて違和感はなかろうと思う。
ただ親しいとはいえ、中国の方とは政治向きの話しはし難く、本音を尋ねたい気持ちを抑えての付き合いである。
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2023年12月27日

NTU訪問

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昨日、NTU南洋工科大学を訪問。
「昆虫のロボットを研究している」というS教授を訪ね、二三お願いをするため。
ただ話を伺っているうちに、何やら私自身の誤解に気付き
「もう一度聞きなおして確認しなければ?」
との思いに至った。早い話
「『昆虫のロボット』ではなく、どうも昆虫そのものを使って、それらを何らかの刺激で昆虫を制御しているのではないか?」
と、考えはじめたからである。
果たして実際その通りで、
「昆虫ロボット実用化しようとしたって、今日の電池や機械の技術レベルでは稼働時間は十分とれません。実際私が考えている地震災害の人民救助のための操作なんて、ロボットでやるには30年から50年はかかりますよ。私は5年先の社会実装を目指しているんですから!」
と、大いに歯切れがよい。それに昆虫を利用する場合、数時間はおろか数日だって動いてくれるとおっしゃる。実際研究室には、昆虫やカニを飼育する部屋があって、昆虫はおろか蟹も飼っていらっしゃった。
「私はNatureやScienceの論文なんて興味ないんです。」
とさえ言い切られた。
とはいえ研究には、何十年も先を見据える型と今すぐの実装化を謀る型の両方が必要なんだろうと、天邪鬼爺は考えている。
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2023年12月06日

師走の日本へ 2

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昨日の関西空港に向かう機内での事。
利用したのはスクートで、ボーイング787機。
尾籠な話ながら、爺はおしっこが近いので、通常通路側の席を取るようにしている。
三席並びの右端の席で、爺の席から一つ置いた隣の席の御仁が甚だ不機嫌。
不思議に思って、お節介ながら
「どうしました?」
と尋ねると、
「私は窓席をお願いしたのに、この席だ!」
とおっしゃる。
「三席並びの左端席だから、その席は窓席ですよ。」
と返したら
「だが窓がない!」
と壁をコツコツ、関西人のギャグの様ながら、いわれてみれば確かに窓がない。
「これはウインドウシートではない。外の景色の見えない席を、ウインドウシートとはいえない!」
と、えらく御立腹である。離陸前という事もあって若干気まずい思いをしていたら、キャビンアテンダントがやって来て。
「5Kの席に座って頂けます。失礼しました。」
との事で、その御仁はムッとして移って行かれた。
ただこれで終わらないのがハップニングであろうか。
二三分したら先程の御仁、恐縮しながらやって来て
「飲み物や、スナックを前席のポケットに置き忘れました。とってくれますか?」
というではないか。思わず大笑いしたらその御仁も苦笑い。
これだから、ハップニングはこたえられない。

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2023年12月05日

師走の日本へ 1

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今日から日本に一時帰国
師走のこの忙しい時にとからかわれそうだが、この爺にはもはや年末の忙しさは無い。逆にいえば、年中暇がないとでもいえそうながら・・・。
実際今回の一時帰国も、一週間の大阪・奈良の滞在とはいえ、眼科の検診、内科の検診に加え、今回は耳鼻科、皮膚科、泌尿器科と渡り歩く予定で、それだけで数日は費やしてしまいそう。それに一度はSATREPSリーダーの大学表敬訪問をして、その関係でマレーシアから日本に行っている、で、そうなるとまさにHaziq君にも日本であった見たい気がしている。
Haziq君はマラッカUTeMのポスドクで、いうならリーダーRiduanの番頭的な役目を務めていらっしゃる。今回の二か月の日本滞在で、果たしてどれくらい成長してくれるやらと気にかかるところである。残念ながらこの爺は年明けの大気電気学会には参加できないけれど、その学会に参加しての口頭発表も予定されている。
この爺にとっての最大の興味は、マラッカ海峡の正極性落雷。北陸同様本当に多いのか、はたまたそうでもないのか、そんなことを考えながら師走の日本に向かう。
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2023年12月03日

忘年会

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忘年会シーズンである。
この習慣は、ここシンガポールも日本とはあまり変わらない。
まぁ、付き合いのある多くは、日本人コミュニティだから当然と言えば当然な名が、純粋シンガポールコミュニティも、ほぼ同様といったところだろう。
例えば当地でお世話になっている会社、完全なローカルの会社ながら、年忘れの忘年会と、旧正月前の忘年会と、都合二回の忘年会がある。
ただ日本人の忘年会のような、酔っぱらっての大騒ぎといったものには、あまりならない。
よく言えば、粛々と食べて飲んで時間通りにきちんと終わる。
隣のテーブルにアルコールをついで回るといったことはまずない。
お行儀の良い忘年会、さすが紳士の国に統治され学んだだけのことはある。
ちなみに、昨日、今日忘年会二連荘、お相手は日本の方々である
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2023年11月30日

通勤バス

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霜月晦日そして明日から師走や

10年余り前 、シンガポールにやって来た頃2〜3年間は、タクシーや乗り合いバスの故障をよく見かけた。会社の所在地も私の住まいもすっかり変わってしまったが、当時はバス一本で会社のあるローヤンクレサントまで通勤していたから、故障車による渋滞に巻き込まれイライラしたものである。そんな故障車も最近はすっかり影を潜め、
「タクシーやバスの質、良うなったんや。」
とある意味感心していたのに、今日職場の近くで本当に久しぶりに乗り合いバスの故障を見かけた。
会社の同僚にかつて日野トラックに勤めていたという御仁がいらっしゃって
「この国は、雨も多いし暑いし、だから故障が多いんですよねぇ。」
とおっしゃっていたぐらいだから、止むを得ない面もあるのだろう。
ちなみに今日故障していたのは、ドイツのベンツ製のバスで、
「ベンツでも!」
と感心した次第である。
話しは変わるが、シンガポールに来た当座一時帰国した際に、友人達から
「定年されたのに、毎日通勤ですか?」
と感心され
「メルセデスで往復やからねぇ!」
と軽口をたたいてからかっていたことを思い出す。

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2023年11月28日

急がば回れ 1

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私が滞在しているシンガポール、新型コロナが全く無くなったという状況ではないが、とりあえず普通の風邪(インフルエンザ)同様の扱いになった模様である。だからというわけでもなかろうが、在宅勤務の数を減らして週に3,4日は会社まで出向いている。自宅からはバスとMRTを利用して、ほぼ一時間半程度かかるとはいえ、年よりの健康維持にはちょうど良い通勤時間と通勤距離である。実際頻繁に通勤するようになって、歩く速さは確実に速くなってきている。
ちなみに往路は、バスからMRTへと乗り継ぎ、会社のあるチャンギビジネスパークの最寄り駅・エキスポまで、その後会社まで15分ほど歩く。復路は、会社の近くのバス停からMRTタナメラ駅まで、そのあとMRTでニュートンまで、最後は再度バスに乗って自宅のバス停までと、往復少しだけ異なるのはご愛敬であろうか。ただ朝少しイラっとするのは、タナメラ駅でエキスポ行きのMRTに乗り換えるとき、車輛入れ替えの都合もあるのだろう
「次の車輛には乗り込まないでください!」
の放送があり、ドアは開くことはないけれど二回もやり過ごさねばならない時もあることである。
そこで一度タナメラ駅でMRTを止め、バスでチャンギビジネスパークに行く方法を試みることにした。ただMRRTを乗り換えるとき、入ってきた車輛に乗車できるときはそのまま乗ることとしてたら、結果的にはその機会が咋朝ようやくやって来た。
さてその顛末は明日にでも(この稿続く)
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2023年11月25日

座敷童インシンガポール

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人様の顔の造作をとやかく言えた柄でもないが、先日バス停で
「おっ!座敷童そっくり。」
といった感じのお方を見かけた。
装束はここシンガポールでは洋服だから、
「これが子供用の和服姿なら・・・。」
と、若干残念な気がした程である。
もう少し詳しく述べると、おかっぱ頭でお顔がいささか大きく、いうなら五頭身あるいはそれ以下か。NHKの人気番組、「チコちゃんに叱られる」のチコちゃんの髪型おかっぱ頭で、シンガポールでは珍しい。とはいえ顔立ちそのものはすっきりとされているのに、その風情は文頭に書いたように、座敷童なのである。ちなみに顔つきは、確か横溝正史の文庫本の表紙で見た人形の顔を彷彿とさせていた。これがもし誰かとご一緒で話でもされていたなら、そんな印象も受けなかったのだろうが、一人静かに佇んでいらっしゃったから、一層強烈だったのかも知れない。一方黄昏時なら、日本人の場合ギョッとして都市伝説にでもなろうかとも思案された。まさかスマホでこっそり写すわけにもいかず、乗り合いバスと近くのMRTまで一緒だったけれど、朝のラッシュ時人混みの中で見失ってしまったのは、大いに残念であったというべきだろうか。
ちなみに私の弟子にも
「僕五等身ですから!」
と自虐的にいう御仁もいらっしゃるが、とてもとても今日のお方の比ではないと、申しあげておこう。
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posted by zen at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外生活