2022年09月21日

マラッカ

昨日からマラッカに来ている。
今朝は寝坊したので、更新は後程。
マッラカの外れにある、UTeMと呼ばれる工科系の大学で打ち合わせ。
ともかく、毎日が緊張の連続といったところだが。
元気にだけはしている。

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何度か書いたように、マラッカにいる。
そして本日は、マラッカ工科大学(UTeM)を訪ね、終日プロジェクトに関しての議論。
会議は当然英語ながら、私の母国語で無いだけに大いに疲れる。このあたりが我々日の欠点ということになろうか。
それでもというか、それなりにというか、意思の疎通は大丈夫な風で、チームリーダーのM君の説明にも、あれこれ質問が出る。質問の出ている限り、M君の説明がマレーシア側に十分通じているということになるから、めでたしめでたしに違いない。
一方こういった議論が回りくどいきらいもあって、若干いらいらとする点もある。とはいえ回りくどいのは、アジア人の属性に近いから仕方が無かろうと思い、ここでは短気な私自身を抑えている。
UTeMでの議論は、一応及第点ということにしておこう。
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2022年09月20日

マレーシア・内閣府

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クアラ・ルンプール三日目を迎えている。
今日は二グループに分かれ、天邪鬼爺は一足先にマラッカに移動予定。
気象局との面談予定が、確定していないということで、本体はしばしKL待機、そして午後には追いかけてくる。
さて昨日、午前中はJICAクアラ・ルンプール事務所で打ち合わせ、その後プトラジャヤ地域に移動して、高等教育省を表敬訪問。マレーシア側のすスポンサーだけに、極めて友好的に迎えてくださった。これならSATREPSの先行きが明るいだろうなぁと、ついつい楽園的になった次第。
ところが午後訪問した、日本的にいうなら「内閣府の経済計画省」、Jennyさんという担当官が対応してくださったものの、何やら厳しい雰囲気で、その部下の方の質問に至っては
「研究してくださるのは良いが、誰が産業化するのだの質問に至っては、爺の堪忍袋の緒が切れて、ついつい
「We do!」
と啖呵を切ってしまう羽目となった。その後あれこれ説明すれば場も和み、最後は友好的になってくださって大いに盛り上がった次第である。
それにしても、我ながら気は若いと、改めて再確認した次第である。
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2022年08月23日

旅の疲れも取れて

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クアラルンプールの出張からシンガポールに戻って、はや四日も経つ。そして今夕になって、ようやく旅の疲れが取れたような気がしている。73歳の老人には、大層な旅でなくとも思いのほかの負担が懸っているのかも知れない。なんぞとちょっと弱気の虫が頭をもたげている、月曜日の宵である。
40歳台、50歳台の大阪大学教員の現役当時は、週に二回も大阪・東京を往復することも稀ではなかったし、それでも午前7時出勤、午後11時退出という、俗にいうセブンイレブン生活も苦にはならなかった。東京・大阪の往復もさることながら、冬ともなればロケット誘雷実験、レーザー誘雷野外実験、北陸の冬季雷観測に、オーストラリアダーウィンでの観測は短い年でも一か月半。そしてダーウィンには大阪から駆け付け、その足でサンフランシスコに飛んでAGUに参加なんぞと、今にして思えば我田引水ながらスーパーマンのごとき大学教員であった気がする。
懐古趣味はさておき、そのロケット誘雷は来年度2023年の冬季には再開できそうだというし、色々な観測もマレーシア・クアラルンプールやマラッカ界隈で実施できそうだからSATREPS様々なのである。早い話クアラルンプールには、その準備もあって打ち合わせ、意見合わせに行ってきたということになる。そしてSATREPSの最終ゴールは、マレーシアチームへの我々の技術の移転、先の長い仕事になりそうだが、研究を進めながらのプロジェクトだけに、この天邪鬼爺には、うってつけと勝手に考えている。
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2022年08月18日

プトラジャヤからマラッカへ 2

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M君の乗った航空機は、今頃(17日23時頃)どのあたりを飛んでいるんだろう?出発して一時間程だから、まだベトナムのあたりかな、何ぞと考えながら今日のUTeM訪問を思い出している。
UTeMの福副学長にあたる方との面談は、こちらが期待していた以上にこのSATREPSに期待しているようで、ある意味大いに頼もしく感じられた。30分ほどの面談だったというのに、リデユアンさんの示すパワーポイントを真剣に見ながら、あれこれ質問や助言をしていたのには、大いに驚かされた。あれでは表敬訪問以上で、真剣に取り組むぞという姿勢が見られた。ところがである、その後UTeMの考えている実験場の視察となったのだが、小高い丘の上という触れ込みながらジャングルの中で、かつてよくあった原野商法のごときではないか。しかし600mほどあるジャングルを伐採して、実験場にするというから、再び驚かされた。9月のJICAの訪問時までにきちんとやってくれるのでしょうなぁ。
そして午後はマラッカ海峡近くの、実験予定地を訪問したのだが、これは思いのほか時間がかかった。地元の日本でいう短期大学の協力を巻き込んでの実験を計画しているようで、ここでも結構広大な敷地が考えられているようだった。
M君も最後の実験場は大いに気に入ったようで、アマールさんから
「近いうちにドローンをもってやって来て、空中から撮影しておきます。」
といった提案があったほどである。
そしていよいよ空港に向かうこととなったけれど、アマールさんのいう30分で空港にはとても到着せず、二時間前ギリギリに滑り込む羽目となった次第である。
ただその後M君からは
「空港は拍子抜けするほど、すいていました。」
と知らされ、無事搭乗されたであろうことが確信できた。
三泊四日、私は四泊五日の視察旅行、ほぼ大団円を迎えている。
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2022年08月17日

プトラジャヤからマラッカへ

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京都・五山送り火 三年振りだそうな
とはいえ日本の、新型コロナ新規感染者は高止まりで、まだまだ沈静化はしそうにない。ただ日本も、コロナとの共生 With Coronaに舵を切っているよう・・・。

M君とのクアラルンプール滞在四日目を迎えた。
今日はこれからマラッカのUTeMを訪ね打ち合わせ。そして今夜半にはM君はクアラルンプールを離れる予定。UNITENとの打ち合わせは、期待以上の歓迎ぶりで、SATREPSの先行きを明るくさせている。UTeMのリデユアンさんだって当然前向きだから、多分大した問題は無かろうと、天邪鬼爺は相変わらずの気楽蜻蛉である。いずれにしても来月のJICAの調査団の打ち合わせも大過なかろうと夢を膨らませている。

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2022年08月16日

プトラジャヤ官庁街

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弟子のM君とクアラルンプールの南に位置する、プトラジャヤにいる。
プトラジャヤと言っても日本の御常連様にはピンとこないかもしれない。
かつて長期政権を維持したあのマハティールが突然ジャングルの一角を開発し建物を建て始めたのが、このプトラジャヤの起源だそうな。ちなみにプトラは、息子という意味のマレー語で、ジャヤは幸運という意味のマレー語だという。
「子孫に幸運を」
といった意味合いでつけたのかも知れない。
町の名はともかく、今や政府機関がすっかりこの地に移転され、国民の称賛を得ているそうである。その官庁地帯をアマールさんが案内してくれ、
「まるで、霞が関か虎ノ門やなぁ!」
といった印象を得た。マハティールさんは日本贔屓だそうだから、意図的に日本御官庁街の機能を実現したかったのだろうと、勝手な理解をしている。
ともかく第一棟目を立てたときは
「こんなジャングルに、こんな建物を建てるなんて!」
と顰蹙ものであったというから、先を見据える政治家の慧眼だったという他はない。日本の官庁街と異なるのは、道路の広さと建物の新しさで、なんとも羨ましく感じる。
ともかくしっとりとした良い街に出来上がったというべきだろうか。
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2022年07月11日

ハリラヤハジ 犠牲祭

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今日シンガポールは、「ハリラヤハジ」(犠牲祭)という祭日である。
本当の所、祭日であることをすっかり忘れていたけれど、土曜からの三連休。イスラム教の信者は、着飾ってモスクに出かけているんだろう。
ちなみにエジプト滞在中に犠牲祭の事を知ったけれど、あの頃は11月だったと記憶している。何せこの種の祭日は、太陰暦に基づいており、毎年異なるので、我々にはなかなか馴染めない気がする。エジプト滞在中には、ラマダンも経験したけれど、私達仏教徒には断食の義務もなかった。
そもそも断食期間ラマダンに初めて出会ったのは、30年近く昔のインドネシアでの誘雷実験中であった。日本側のスタッフに名古屋工業大学のN助教授が居て、彼はイスラム教の造詣が深かった。そしてあれこれ教えて頂いたものである。それでも私は、
「この宗教には、馴染めない!」
と思ったものである。
それから20年ほどしてのエジプト滞在、インドネシア人よりも敬虔な教徒が多いとの印象が強かった。ところがその頃訪問したトルコ、これは私の眼から見ても俗にいう「ゆるゆる」な信者が多く、お国柄を感じさせた。具体的には例えばエジプト、食事の際に我々がビールを飲むのも認めない風であるのに、トルコではひょっとしたらイスラム教徒かと思える人も、アルコールを口にしていた。
そしてシンガポール、イスラム教徒はマレー系のシンガポール人で、人口比にして10%前後だろうか。だからというあけでもなかろうが、アルコールの席にもイスラム教徒は平気で同席する。現地の人に尋ねたら
「信仰の自由で、酒を飲まない自由も飲む自由も、お互いが認め合う。豚肉だって同じ。」
ということで、平気で同席できるらしい。まぁこの国はそれなりに、割り切っているのだろう。
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2022年07月05日

JETRO訪問

ラッフルズキーにある、JETROを訪問した。ちなみにJETRO、詳しくは以下の通り。
JETRO:日本貿易振興機構 Japan External Trade Organization
愛弟子M君のプロジェクトで、何年か後にマレーシアに観測装置を輸出することになる筈で、そのための手続きを教えて貰うための訪問。
ただ事はそんなに簡単ではなく、輸出しようとする装置のコード番号を調べろとのこと。それも輸出される側、早い話マレーシア側の分類番号を調べねばならないとのこと。つまり関税をかける側の国、今回の場合マレーシアということになり、
「それなら定例のリモート会議で、マレーシアの連中に頼んでおきます。」
と私なりの安請け合いをして退散した。
「それにしても日本貿易振興機構、さすがにええところに事務所置いたぁるなぁ!」
というのが率直な印象で、高層ビルの38階
「こうやってみると、落ち目の日本ちゅうけどまだまだいけそうや。」
と、考えた次第。
聞けばシンガポール駐在の職員は38名なのだそうだ。
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2022年05月06日

礼儀と行儀

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シンガポールの公共交通機関は、非常によくできている。タクシーも広い意味の公共交通機関だけれど、ここではバスと地下鉄(MRT)をさしている。何が良くできているかというと、代金は利用距離制なので、MRTからバスへの乗り換えも、その逆の場合も距離加算で料金が決まる点である。極端な話、バスであれMRTであれ最後の料金が零となることもあるので、利用する我々には非常なお得感が否めない。
そんな好印象の公共機関ながら、バス停に幻滅することが多い。ターミナルの場合、乗り降りは路線ごとに決まっているので、混雑は少ないが、これが街中のバス停となると混雑がはなはだしい。つまりバス停がいくつかの路線で共有されている場合、整列乗車は全くできないから。何台か続けてバス停に到着すると、自分の乗りたいバスめがけて乗客が右往左往することになり、順番待ちなんて全く無意味になるのである。
本来、礼儀は知っているが行儀は知らないという、中華系のシンガポール人であるから、整列乗車できない環境なのだから、我先にと殺到すること請け合い。よくできている筈の公共交通機関の弱点だろうと、皮肉屋の爺はいつも冷ややかに眺めている。
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2022年01月21日

私設ドッグラン

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仔犬達の夕方の芝生遊びの話を続ける。
子供達の参加は日に日に増え、当然その親達の参加も増える。
さらには犬の参加も徐々にではあるが、増えてきている。
ただ多くの参加者、特に中型犬の飼い主は、飼い犬に綱をつけての散歩である。
というのも一応マンションの規約では、
「マンション内の敷地でかい犬を散歩させるときは、リードをつけて散歩させる事。」
とあるかららしい。
ところが昨日も書いたように、自宅からどういうわけか脱走してきての保護者無しの参加があった。そして今日あるコリーの飼い主さんが意を決し、リードを外された。我が家の母犬アリスや、二匹の仔犬は猛然と駆けより吠えたて、すぐに追いかけっこが始まった。コリーが逃げ、二匹の仔犬が追いかける。アリスは吠えたてはするものの、リードの無くなったコリーには近づこうとしない。一方仔犬達は勇猛果敢、執拗に追いかける。良くできたもので、コリーも芝生の外にまでは走り出さず、芝生のグラウンドを逃げ回るだけである。その内逃げる方も追いかける方も疲れてしまったのか、お互いに鼻を寄せ合い臭いを嗅いでいる。我が方の第四子牝のシロなんぞは、もはやもうおなかを見せて降参の姿勢で、コリーに舐めまわされている。第一子牡のジンは、コリーの回りを回りながら臭いを嗅ぎ続ける。やがて双方疲れも取れたのかスイッチが入ったかのように、追いかけっこを始める。早い話、中型犬も当然自由に走り回りたいに、違いないのだと考えた次第。
ともかく参加犬が増えて、マンションのドッグランになって欲しいというのが、本音なのである。
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