2018年02月24日

急がねば2

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中学生時代、社会・地理で習った「華僑」。中国からの移民で、同族の結びつきが極めて強く、お商売に長けており、財を成した家系を意味する。ただ必ずしも良い意味で教わったという記憶がなく、
「商売がうまい、いやむしろお金に汚い!」
といった言外のやっかみも含めた意味を含んでいた。ちなみに中国の方に「華僑」の意味を尋ねたら、極めて単純で「中国からの移民」という意味しかないそうだ。
さて、昨日の続きである。
シンガポールにやってきて、最初の2年間は大企業の名前に期待しての販売であった。その後の2年間は、当地で親しくなった、俗にいう「華僑」の販売能力に期待した。そして昨年11月末頃だったろうか、全く埒のあきそうにないことから、基本姿勢をすっかり改め、この爺以外の営業活動を期待せず、それこそ初心に戻って地についた営業活動を行おうと決意して3カ月である。
その甲斐あってか、まずはシンガポールの気象局から、
「近々に設備更新の入札があるから、可能なら応札したら。」
と助言を頂き、すでに数回の技術仕様に関しての打ち合わせに及んでいる。
確かに入札だけに必ず勝てるという確証はないとはいえ、こういった八百長・不正なしの商いの方が、この爺の主義・主張にあっている。
昨日も書いたようにきゃつらに任せておいたら販売価格が、なんと10倍以上にもなりそうで、それなら売れる筈もない。
「急がば回れ!」であろうか・・・。
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2018年02月23日

急がねば!

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のっけから訃報が題材で申し訳ないけれど、一昨日の俳優大杉蓮さんの訃報。この爺と年齢が近い方だけに、胸に迫る何かがある。
その前日だったっけ、俳人の金子兜太さんの訃報、こちらは90歳を越すご高齢ながら、主義・主張に共鳴できる方だけに、違った意味で胸に迫るものがある。
さて大杉さん、享年66歳というから、爺より3歳若い。と考えると、爺にもいつお迎えが来るかも知れず、爺に残されているであろう時間を考えて、
「急がねば・・・!。」
の焦りが湧いてくる。急がねばの心は、起業した雷嵐の行く末の事で、シンガポールに来て4年半、これという成果もあげられず、遅まきながら昨年11月、
「他人をあてにしていたのでは。」
と目を覚まし、改めての主体的な営業活動を始めたことである。
得意のそもそも論ながら、
「安価な装置で、東南アジアの方々の安全に貢献。」
の基本方針だった筈なのに、当地の販売代理人たちは、
「いかに高い利益を得るか。」
という本心。いやむしろ東南アジアに蔓延する、Money under the table の手段を使ってでも売りさばくという真逆の態度、そのためには賄賂分を販売価格に上乗せしてという甚だお粗末な戦略。
「雷嵐には迷惑をかけないから!」
といけしゃぁしゃぁだから始末が悪い。
こう言って書き出せばまだまだ続きそうなので、明日ももう一度。
(この稿続く)
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2018年02月21日

ライバル2

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ライバルの話を続ける。
ただRivalをLibalと発音して通じなかった恥ずかしい話は、前回でおしまいである。
そこで球春らしく、野球が題材である。野球狂かつ半分ほど虎キチのこの爺、昭和30年代小山、村山という二大エースがタイガースを牽引していた頃を覚えている。この二人昨今のプロ野球なら、田中投手とダルビッシュ投手が同一球団に在籍していると理解して頂ければどうだろう。いずれにしても両投手とも、主戦投手だったのである。そう同一球団だけに、紛れもなく互いに切磋琢磨して、ますます良い成績を残すというライバルであったに違いない。ただ後日談として確か小山投手だったと思うが
「村山投手が打たれると、ベンチ裏に行ってバケツを叩いて喜びましたよ。球団としてはあってはいけないことだと、判ってましたけど・・・。」
と述懐されていたのを聞いた。
とはいえ両雄相並び立たずの言い習わしの通り、二人が阪神タイガースに在籍したのは1959年から1963年の5年間である。
ちなみに小山投手の生涯勝ち数は320勝、村山投手は222勝というから、若い人達にもすごさを判って頂けるに違いない。
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2018年02月20日

ライバル

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朝日新聞天声人語氏から。
500mスピードスケートの、小平選手と李相花選手の友情に繋がるライバル心の話題を読んで、思い出したのは40年近い昔の事。
それは「Rival〈ライバル〉」に関して、というよりはむしろ単語に関してである。名古屋大学に職を得て、大気電気学に取り組みだした頃、ある国際会議で当時すでに著名であったユーマン氏やクライダー氏に会う機会があった。今日でもそうながら、あの頃の私の英語は、関西弁訛りのひどい英語であったが、それでも大家とそれなりの会話を楽しめた。(と一方的に私が思っていただけかもしれないが。)そして会話の終わりに
「この分野は初めて数年の半人前ですが、ライバルになれることができるよう研鑽します。」
と告げたら、怪訝そうな顔をして、意味が分からないとおっしゃるではないか。
どうも「ライバル」が通じてないらしく、日本人にありがちな「lival もしくはlibal」という発音になっていたのだろう。そうRの音がLに、Vの音がBになっていたのだろう。「敵と味方」を例に挙げて説明したけれどやはり通じない。それどころかますます話がこじれる有様で、やがてようよう
「Oh, Rival!」
の声が上がるまで4〜5分近くもかかったろううか。何がきっかけでRivalに到達できたのかは今となっては覚えてはいないけれど、少なくとも「敵(Enemy)」を出したのはまずかったことだけは間違いない。日本語では「好敵手」なんぞと云ったりして「敵」の意味をも含んでいるけれど、Rivalにはそういった意味合いはなく、競い合ってお互いを高める相手というのが第一義、あの日以来私はライバルの意味をしっかりと理解している。
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2018年01月28日

細雪を読む

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谷崎純一郎・細雪を読んでいる。
若い頃ななめ読みした筈だが、半世紀近くを経ての再読である。
それにしても谷崎の書き様、文が長い。今も文庫本で読んでいるのだが、一つの文、つまり句点から句点まで数行に及ぶなんてのは当たり前、
「こんなのは、この頃なら入学試験には出ないだろうなぁ!」
なんぞと考えながら読んでいる。
というのも先日NHK BSで「平成 細雪」というドラマを見て、
「それなら原作をもう一度読んでみよう。」
なんぞと思ったからである。
つらつら考えるに、最初に読んだ50年昔は、予備校の現代国語の授業でエテ公というあだ名の有った確か山内という教員が
「谷崎の文章は、絡みつくように長い。来年あたりはねらいめだぜぇ。」
と、自信たっぷり講義したので、それならと考えたからだと記憶している。
まぁ残念ながら、入学試験で谷崎の文に出くわすことは無かったけれど、貝塚の田舎から大阪市内の往復の長時間が、読書のおかげで無駄にはならなかった。とはいえ、読んだのは決して純粋な気持ちで無かったこともあって、内容はともかく読んでどう考えたかなんて記憶も少ない。そういう意味で、70歳前の爺にしてはあれこれ感じながらの細雪読書となっている。
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2017年12月13日

わいは、泉州人やでぇ!

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大阪人の矜持や、大阪弁は。
しゃぁけどわいは大阪人なんやろか。
間違いなく大阪府生まれやけど、大阪人ちゅうよりは泉州人としての矜持の方が高いんかも知れへんなぁ。
こんなこと考えたんは
「とても大阪弁を話すとは思いませんでした!」
ちゅうて、知り合いに驚かれたからなんや。知り合いちゅうてもワイと直接話すこと無かった御仁やから、無理もない驚きやったんかも知れへん。ほんでまぁそういう御仁から見たら、わいのしゃべってるんは、大阪弁なんやろ。
しゃーけどな、わいら子供の時はわいらの田舎やったら
「明日大阪いくねん!」
ちゅうよな言い方して、泉州は大阪とはちゃうかった。今でも田舎の人は多分同じような言い方してる思うでぇ。ちゅうことはや、大阪と泉州・岸和田、貝塚は違うんや。
そもそもや、明治になるまでは、日本の国は、60余州ちゅうて、いうなら60ちょっとの国のよせ集めでできてたんや。ほんでこれは、奈良時代の律令制五畿・七道の名残や。早い話今の大阪府を作ってる、河内,和泉、摂津はそれぞれ「独立した三つの国」やったんや。
えらい長い前振りになったけど、しゃぁからわいは、泉州人やよって、大阪人ちゅわれるとなんや違和感あるねんや。
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2017年12月12日

戸を開けよう

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自動ドアでない限り、
「戸を自分自身開けない限り、道には出てゆけない。」
まぁ道に出ても、思い通りに進めるとは限らないけれど、道に出なければ決して前には進めない。そんな当たり前のことを、今更ながら実感している68歳の爺です。

ヒマラヤの雪男、長年謎だったけれど、DNA鑑定したらどうも熊らしいという。北極熊なら襲ってくるのだろうが、熊も人間が怖い筈で、だから出合い頭の遭遇でない限り、熊の方が逃げ出すと聞いたことがある。DNA鑑定ができるようになって、あれこれ取り沙汰されている不思議な生き物たちのベールが剥がされるのは、良いものだと一人納得している。

最初の話題に戻って、これまでに二三度このブログにもあげてきた内容。当地に来てのビジネス、人を信用することは大切ながら、だからと言って任すのはやはりよろしくない。ともかく、当地に来て4年強、戸口をよいしょとこじ開けている自分。まだまだ道は厳しいだろうが、二カ所戸口のこじ開けに成功(?)さぁ、前進するぞ。

パレスチナのガザ地区を、イスラエル空軍が空爆。トランプ大統領の「英断」首都はエルサレム以降、パレスチナとイスラエルの対決姿勢が鮮明に。先日も書いたように、火に油を注いだようなものなのだが、被害を被るのはいたいけない子供が多い。何の根拠があって大統領は一方的に宣言し、他の国の戦争を煽るのか。穿った見方ながら、
「トランプ大統領は、軍事産業関連の会社と蜜月。」
という噂もある。真偽のほどはともかくとして。
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2017年11月16日

起業の顛末 2

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「販売権登録をなぜ君の会社にする必要があるのか?」
という私の何度目かの質問に
「それはあの国の法律決まっていること。そうでないと売れないのだ!」
と、不承不承に友人は答えた。そんなのはうそに決まっていると、詰め寄る私に
「あなたは何も知らないんだ。営業は私に任せておけばいい。売れればお互いに儲かるじゃないか。」
と居直りさえ見せる。それでも私は
「なぜ私の会社のブランド名ではなく、君の会社のブランド名なのだ。それに登録が完了すれば、私の会社の製品として政府調達はありえないと教えられた。」
と食い下がった。
「あなたに教えた人は、誤解している。私をその人に会わせろ。きちんと説明するから。」
という具合に、論点を少しずつずらしてはぐらかすばかりである。
「いずれにしても、独占販売権は破棄するし、あなたの登録手続きは知り合いの弁護士に依頼して、注視してもらう手続き中だから!」
と最後通告をした。友人は苛立ちを抑えながら
「あなたとこの手の話し合いをすると、消耗する。商売のプロに任せておけばいいものを。」
といい、じゃいま進んでいる商談は全部キャンセルしておくという捨て台詞まで投げてよこした。欲張りな彼は、そんなことはする筈もないだろうが。
ただその時は私にしてみれば、すっかり騙されたという被害者意識ばかりが先走っていたけれど、彼の家を辞して家に帰るとき
「100%信じたわいがいかんかったんや。なんちゅうてもついてくるのは、自分の影だけやもんんなぁ。」
としみじみ反省した。
それでもその後、インターネットで調べたり、知り合いに確認したりするなどすれば、専売権登録をしないと売れないという規則はまるでなく、私を下請けにしてのOEM化、自身の会社を製造販売としようと画策したに違いがないといったあたりまで読めてきたというのが実情。
それにしても68歳の学者は、本当に世間知らずの甘ちゃんであった。
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2017年11月15日

起業の顛末1

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68歳から69歳になろうかという今頃になって、半世紀前の亡母の言葉をしみじみ思い出す。
「善一郎、あんたについてくるのは、自分の影だけやでぇ!」
「ああちゃんもか?」
「そらそうや、ああちゃんと善一郎は違う人間やもんなぁ。」
そうそう石川五右衛門の釜茹での話も、一緒に聞かされた。
小学校高学年だった私には、それでも母の言いたいことは何となく判ろうと努力していた気がする。母との永久の別れが近づいることを、微妙に肌で感じていたからかも知れない、とは随分と後になっての印象ながら。
とりわけここ二週間、
「この歳になって、母の教えの正しかったことを再認識するとは、わいはつくづく甘いんやなぁ!」
と、反省するばかりである。
私がシンガポールの地に来て起業していることは、何度かこのブログでも述べてきた。
起業といっても、大学時代に研究用に使ってきた装置の、設計・製造・販売・稼働を目的とする会社で、それらをアジア発の装置として東南アジア諸国に安価で役立てたいとの、大それた望みをもっての起業なのである。といっても私一人では営業などできる筈もなく、シンガポールにやってきての二年間は、現地の名の知れた企業の営業を期待した。その企業も前向きに取り組んではくれたものの、結果としては成果が上がらず、続く二年は当地に来て知り合ったマレーシア人の営業手腕をあてにした。そして昨年9月からの営業活動が功を奏して、ようやくこの秋に隣国から、装置二基の注文を頂く手筈となり、一安堵していた。ところが好事魔多しともいうべきだろうか、知り合いから
「河崎さん、今のまま進めたら今後装置はあなたの会社の商品ではなく、マレーシアの会社の製品として登録されてしまい、御社は販売権を失くしてしまいますよ。」
と、空恐ろしい情報を聞かされた。確かに糊口はしのげるだろうが、それでは定年後この地にやってきて苦労している意味がなくなる。
それにしても「華僑」のしたたかさと舌を巻きながら
「販売権登録をなぜ君の会社にする必要があるのだ。私をだましたのか?」
と、問い質しても明快に答える風もなく、私は即座に独占販売権を破棄すると宣告した。
(この稿続く)

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2017年11月01日

独は怖い

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昨日はハロウィーン。
爺の住むマンションでも、集会所で子供達を集めての仮装大会があった。
ご近所のちびっこも当然参加
「応援に来て!」
の要請もあったので、おっとり刀で出かけた。
ただそのちびっこに、
「衣装は良いだろうけど、顔にも何か書いてお化けらしくしないと、優勝はできないよ。」
とけしかけたら
「怖いから、顔はこのまま!」
と、頑固に拒む。
実はこのちびっこ、強気な面を見せる反面非常に怖がりで、自宅に一人で留守番はできないという。もう随分と以前のことながら
「学校から帰ったら、いる筈のお父さんがいないの。一人でいるのは怖いので・・。」
と我が家に避難して来られたことがある。まぁ外国にやってきての生活だけに、何となくわかる気がする。
かくいうこの爺だって、小学生低学年の頃は昼はともかく、夕暮れ時以降自宅で一人の留守番は、いやであった。我が家は早世した祖父が、綿織物工場で財を成し、その財で同じ地区の競争相手達が目標とするほどの、構えのしっかりした家を建てた。田舎ということもあって大きな家だっただけに、日が暮れると小学生の子供には何やら不気味で、風の強い日なんぞに家のきしむ音が、私を怯えさせたものである。
だからちびっこの気持ちもよくわかるけれど、ハロウィーンは他人を脅かすのが目的なのだから、顔をもう少し不気味にしたらよかったのにと思っている。
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