同僚がChat GPTを使っているので、ついつい声をかけた。
「英語は、ある意味母国語だろう?」
すると
「いや完璧な書類を作るには、やはり・・・。」
と、妙竹林な答えが返って来た。
この国シンガポールで11年を過ごし、彼等との会話で大いに気懸りなことがある。確かにこの爺の英語は、大阪弁訛りもあって彼らの英語とは同じではないけれど、意思の疎通には困らない筈との自負はある。
しかしながらせっかちなシンガポール人との会話では、あまりじっくり聞こうとしないので、イラっとすることも少なくない。
そしてこれを
「せっかちな性格で、ゆっくり聞く気が無いのか知らん?」
と、長い間解釈していたけれど、Chat GPTの話題から
「せっかちなだけではなく、聞き分ける能力にも問題があるのか?」
とも、考えるようになった。
例えば一つの例ながら、小学校低学年の話す英語は教科書に近いのに、成長するにつれて怪しげな英語となるので、そのことをシンガポール人の友人に話したら、
「周りの大人から影響受けて、だんだん悪くなるよ!」
と答えられたことがあった。あのやりとりから考えても、シンガポールの友人達を、
「英語が、英米人並みに達者。」
と考えるわけにはいかないようだ。

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